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煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

世の中には色んなタイプの人がいる事を受け入れよう

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世の中には色々なタイプの人がいます。そして、あるタイプはあるタイプを憎悪して攻撃したり、逆に、あるタイプはあるタイプに愛情を感じて援助したりします。このことについて少し考えてみました。

世の中に憎悪や攻撃が蔓延している理由

世の中には色々なタイプの人がいる。このことを模式的に図示したのが、下の絵です。

 

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例えば、Aのタイプの人はとにかく好戦的で他の全ての人を憎み攻撃しています。いっぽうEは、自分からは他のタイプに全く興味は無いようですが、他の殆どのタイプから嫌われています。Dはとても優しく、他の全てのタイプに愛情を感じ援助しています。

世の中に論争が絶えない理由。それは、物事の正しさとは無関係に、あるタイプはあるタイプに構造的に憎悪を抱いているからです。人のタイプは簡単には変えられませんから、攻撃している人に対して、攻撃を受けている当事者が「やめてください」とか、別のタイプの人が「そんなに攻撃しなくても」と言っても聞く耳はそもそも持っていないのです。

とすると、世の中に対して悲観的な感情を持つ人もいるかもしれません。この憎悪・攻撃は止めようがないのかと。この渾沌はなくならないのかと。しかし、「捨てる神あれば拾う神あり」とは良く言ったものです。どんなタイプの人にも、愛情を向けて助けてくれるタイプがおそらく必ずいるのです。世の中には、ありがたいことに、犯罪者にさへも救いの手を差し伸べる人がいます。

私が現時点で思う唯一の心穏やかな生き方は、攻撃は無視して救いを差し伸べてくれる人に頼ることです。自分で自分を救える人は最強ですね。

しかし、そもそも人には何故このような様々なタイプの人がいるのでしょうか。全ての人が上の絵のDのタイプの人であれば、どんなに素晴らしかったでしょう。

これに対する一つの仮説は、様々なタイプの人がいることで人間の種としての生存に有利になるというものです。環境が激変した時に、一つのタイプの人しかいなかったら、新しい環境に適応できずに全滅していまうかもしれません。とにかく、このような渾沌を抱えながら人類はこれまでは生き延びてきたわけですから、一定のあきらめをもって受け入れるしか無いのではないでしょうか(こういう考え方をするのも一つのタイプとは言えそうですが)。

人のタイプは性格と立場で決まる

では、上で述べたような人のタイプは何によって決まるのでしょうか。私は、それには大きく分けて性格(体質)と立場が大きく影響していると考えています。

性格(体質)とは、例えば次のようなものです。

  • 活発 or 臆病
  • 勤勉 or 怠惰
  • 壮健 or 病弱
  • 順権力 or 反権力
  • 敏感 or 鈍感

また、立場とは次のようなものです。

  • 職業(無職・教師・エンジニア・作家 etc)
  • 職責(経営者・部長・平社員 etc.)
  • 既婚 or 未婚
  • 子持ち or 子無し
  • 健康 or 病気
  • 金持ち or 貧乏
  • 年齢(若者・中年・老人)

性格(体質)は生まれ持ったもので、ほとんど変えることはできません。*1年齢とともに、感覚器や脳の機能が落ちて鈍感になったり、病弱になったりはしますが。

一方、立場は人生の中で何回か変化します。元々活発で仕事もできた人が、結婚したとたんに仕事に切れがなくなったり、元々反権力志向だった人が昇進した途端に権力になびくような言動をしたりするのは良くある光景では無いでしょうか。また、病気になって人が変わるというのもよく聞く話です。

立場は、ある程度は自分の努力で変えることができますが、それほど簡単ではありません。そのため、嫌々ながら今のタイプに甘んじているという人も多くいます。例えば、もともと反権力志向だった人が不用意に出世して権力側に回ったとき、本音と建前の間で苦しむようになります。

心にそのような葛藤の苦しみがあるために一層世の中に憎悪を撒き散らしてしまうことは良くある話です。

このような苦しみを避けるには、できるだけ立場の影響を避けて、本来の自分の性質に合った生き方をすることが重要だと思います。

まとめ

世の中には、様々な性格・立場の人がいて、それぞれに行動様式が違います。それを受け入れ、どんな場合でも救いを差し伸べてくれる人がいるということを忘れないで生きていくことが大事なのでは無いでしょうか。また、自分の言動が本心ではなく立場によって規定されすぎていないかを、たまにチェックしてみることも大事です。

*1:これには異論があるかもしれません。努力により性格を変えることができるかは個人的にも重要なテーマです。