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煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

仏教と牛乳

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最近、瞑想とか仏教とかに興味をもって、本を読んだりしています。食べる事が好きな私としては、仏教の修行者は何を食べることを禁止されていたのかということにも興味が出てきました。少し調べてみましたので、書いてみたいと思います。

仏教が殺生を禁じているということは、皆さんよく聞いたことがあると思います。

この精神は、以前読んだ下の瞑想の本にあった「生きとし生けるものの幸せを願う」という慈悲の瞑想にも現れています。

自分を変える気づきの瞑想法【第3版】: ブッダが教える実践ヴィパッサナー瞑想

自分を変える気づきの瞑想法【第3版】: ブッダが教える実践ヴィパッサナー瞑想

 

「生きとし生けるものの幸せを願う」ならば、自然と、動物を殺さないで生きていければ良いなという考えになるものと想像できます。(ただし、ここでは、もっぱら動物の幸せを考えていて、植物の幸せは考えていないようですが)

そうすると、例えば、動物を殺しはしない乳や卵(無精卵の場合)は食べて良いのかといった疑問が沸いてきます。

卵は、昔は有精卵がほとんどだったでしょうから、とりあえず除外して、乳(牛乳)について考えてみます。

もし、牛乳をとっても良いのなら、肉を食べなくても栄養学的にはかなりバランスの取れた食事にできます。

ちなみに、私は、節約を考えるようになってから、できるだけ肉を食べなくて済む方法がないかを考えるようになりました。単純に肉は高いからです。そして、今のところ行き着いたのが、大豆・卵・牛乳(ヨーグルト)を多めにするということでした。

仏教と牛乳

少し調べてみますと、日本に仏教が入ってきた後、聖武天皇が645年に殺生禁止令を出します。そのため、人々は肉食ができなくなりました。その際、肉の代わりの栄養源とされたのが、牛乳・乳製品であったとのことです。

つまり、この時の仏教では牛乳は禁止されていなかったことが分かります。

しかし、酪農がまだ大規模ではなかったため、乳食は貴族以外の庶民には広がらず、また、日本人には牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を消化する酵素が無い人が多いこともあって、あまり普及はしなかったそうです。

梶原乳業 牛乳の歴史

上のページを見ると分かるように、当時食べられていたものは、例えば、蘇と呼ばれる牛乳を煮詰めて濃縮し固形状にしたものでした。

私は、以前奈良県の明日香に旅行に行った時に、この蘇を再現して販売している店で買って食べてみたことがあります。

私が食べたのは、たぶん、「みるく工房飛鳥」さんの「飛鳥の蘇」だったと思います。

みるく工房飛鳥公式ホームページ

こちらは、楽天でも売っているようです。また食べてみようかな。

古代チーズ 飛鳥の蘇 80g

古代チーズ 飛鳥の蘇 80g
価格:1,134円(税込、送料別)

アマゾンだと、別の会社の蘇が買えるようですね。

味はというと、「ミルクケーキ」のような味。ミルクケーキを知らない方はGoogleで検索してみてください。

この蘇を発酵させたものが醍醐で、いまのバターのようなものと言われています。これが、醍醐味という言葉の語源ともなったものです。

ちなみに、蘇や醍醐はチーズの原型と言われることもありますが、ただ牛乳を煮詰めただけなので、通常私達が考えるチーズとは異なります。

今のチーズは、レンネットを使って乳を固めてホエイを取り除く時に、乳糖もかなり取り除かれますので、乳糖を消化できない日本人にもあう食べ物だと言えます。

私はチーズは好物なのですが、最近値上げされてから割高感が高く、あまり食べられていません。

何を禁止するかは様々

何を食べて何を食べないかはとても難しい問題です。

宗教でも違いますし、同じ仏教でも、宗派や国で考え方は色々違います。また、宗教とは関係なく食べ物を選択するベジタリアンのような思想もあります。

元々、お釈迦様の時代は、肉食を完全に禁止していたわけではなくて、自分の為に殺された肉やその疑いがあるものは食べてはいけないということだったようです。

また、例えばチベットなどの山岳地帯では、肉を食べないと生きていけないため、禁止はされていません。

結局、無駄な殺生はできるだけしないということに尽きるのかなと思っています。

酒やニンニクも禁止?

ちなみに、お釈迦様の時代から、植物から作られるにもかかわらず酒は禁止されていたようで、やはりお酒は利よりも害の方が大きいと昔から考えられていたんでしょうね。

また、精進料理では、肉以外にも、五葷といって匂いの強い野菜(ネギ、ラッキョウ、ニンニク、たまねぎ、ニラ等)も禁止されています。五葷を避けるという考えは、道教にもあるそうです。

この理由はわかりませんが、単純に、臭くて他人の迷惑になるというあたりから来ているのかもしれません。あるいは、こういうものを食べると、元気になりすぎて修行に差し支えるとか。

しかし、ニンニクは最上の抗癌食品とも言われています。

デザイナーフーズ計画 - Wikipedia

私の大好きなパスタにニンニクは必須ですし、積極的にニンニクをとっている私としては、五葷禁止は受け入れることはできそうもありません。

まとめ

私のペンネームは現在「ぶ仙人(修行中)」としていますが、これは、道教の理想に「不老長寿の仙人になる」ということがあることを読んだためです。不老長寿という俗な望みを捨て切れない人間らしさが自分にあっているかなと。

仙人が酒を飲んで良いのかは、調べてもはっきりした事はわかりませんでした。不老長寿に役立つなら飲んでも良いのかもしれません。