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煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

自給自足をしたい人に読んで欲しいおすすめ本 ①:中島正『農家が教える自給農業のはじめ方』

節約

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このブログでも何度も書いていますが、私は自給自足生活というものに憧れています。仕事を辞め、都会を離れ、なにものにも干渉されず、自己完結で生きていく。そんな生活に一度くらい憧れたという人は、社会人ならすくなくないのではないでしょうか。

そこで、私が読んだ本の中から自給自足生活をする時に役に立ちそうな本を、紹介してみたいと思います。今日紹介する本は、中島正著『農家が教える自給農業のはじめ方』です。

農家が教える自給農業のはじめ方―自然卵・イネ・ムギ・野菜・果樹・農産加工

農家が教える自給農業のはじめ方―自然卵・イネ・ムギ・野菜・果樹・農産加工

まず注意ですが、私自身は、妄想をしているだけで、まだ実際に自給自足生活をしているわけではありません。ですので、これから紹介する本は、正確には「自給自足生活を妄想するのに役に立つ」本ということになります。

まあ、妄想するだけでも楽しいので、興味のある方は是非この記事をお読み下さい。

鶏の卵で現金収入

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自給自足生活といっても、完全に文明社会から離れるということは現実的ではありません。食料は自給できたとしても、自分では作れない物を購入したりするには、現金が必要です。

本書では、現金収入を得るために、平飼いでの自然卵養鶏をすることを勧めていて、その方法がかなり詳細に解説しています。

平飼いとは、通常の養鶏場のようにとても狭いしきりの中に鶏を押し込めるのではなく、土の露出した風通しのよい鶏舎で、自由に運動できるようにして鶏を育てることです(ただし、放し飼いよりは管理されています)。

平飼いでのびのびと育てた鶏の卵はとても美味しく、そこそこの需要があります。もちろん、貴重なタンパク源として、自分で食べることもできます。

私も以前、ネットなどで平飼いの卵を購入して食べたことがありますが、とても美味しかったことを覚えています。

養鶏の副産物の鶏糞で循環農業をする

養鶏をすると、鶏糞という良質の肥料が副産物として生成されます。それを、畑に播いて自分で食べる野菜を育て、鶏は野菜くずなどを餌として与えれば、循環型農業にもなります。

50羽の鶏で一日1000円の現金収入が得られる

50羽の鶏を飼えば、自分で食べる分の卵を除いても1日に1000円の現金収入が見込めるそうです。1日1000円と言えば、月に3万ですから、ガス・電気・水道(もちろんこれらも自給してもよいですが現実的には難しいかも)と服、自分で作れない調味料類や多少のお酒くらいは十分購入できるのではないでしょうか。

食料の自給には一人あたり5アール

本書では、食料の自給についてもかなり事細かに説明されています。

主食は、米(陸稲)と麦の輪作をすすめています。野菜は、マルチ栽培、畝立て露地栽培、草生栽培など作物にあった方法を適宜利用します。また、自給自足で重要な自家採種(種を買わない)の方法も解説しています。

ちなみに、食料を自給するには一人あたり5アール (500㎡)が必要だそうです。主食の自給をしないならば、もっと狭い土地でもよいと思います。

本書によると、陸稲だと10アールで5~6俵のお米が収穫できます。

米1俵は60kgで、1人1日2合のお米を食べる(私の場合もう少し少ないと思いますが)とすると、1合=150gですから、一年で食べる米の量は1.8俵となります。とすると、一人あたり自給の米を生産するためには、3.6アールくらい必要になります。

本書では米の後に麦を輪作する方法をすすめていますので、それも主食とすれば面積はもう少し少なくてもよいと思います。

また本書には、果樹、山菜、薬草の利用についてや、柿酢・梅干しなどの加工品の作り方についても簡単に解説があります。

まとめ

この本は、私が自給自足に興味を持ったごく初期に読んだ本で、大きな影響を受けました。108ページとコンパクトな本ですが、内容はかなり濃く、自給自足生活の要点を広くおさえていると思います。おすすめの本です。