冬は柑橘類が旬ですよね。スーパーでも様々な柑橘が売られています。最近、スーパーで何気なく買った中型の柑橘で、中の薄皮が食べ易く種も無くて食べやすい美味しい品種があることに気づきました。
薄皮が薄いのにもかかわらず、実はしっかりとしていて、汁が手に滴るという昔の柑橘類にありがちな問題もありません。
品種名が分からない
品種名をよく覚えていなかったので、今度買う時のために、調べてみました。結果、このタイプの柑橘類には、下の様な品種があることが分かりました。
シラヌヒ(デコポン)
清見とポンカンの交配により作られた品種。初冬から翌春にかけてが旬。生産地は、熊本県、愛媛県。
頭の瘤が特長的です。最初は見た目からあまり評価されていなかった品種だそうです。
なお、「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会の登録商標。
はるみ
清見とポンカンを交配した品種。シラヌヒとはポンカンの系統が異なる。旬は1月。生産地は愛媛県、広島県、静岡県。
せとか
清見とアンコールとマーコットを交配した品種。旬は2月。生産地は、愛媛県
日向夏(ニューサマーオレンジ・小夏)
白皮の部分(アルベド)が食べられる。6月頃が旬。生産地は宮崎県、高知県。私がイメージしていた品種とは違いますが、こちらも一度食べてみたいです。
種の有無
同じ品種であっても、栽培方法などによって種を少なくする努力がされているものと無いものがあるので、一概には言えないようです。
まとめ
ビタミンCたっぷりで食べやすいこれらの柑橘類を食べて、元気に春を迎えたいものです。
最近果物の品種の進化がとても速く、美味しいものが多く出てきている気がします。育種をされる方、栽培をされる方に感謝です。