ブログの記事をしばらく書いていたら、日本語の文章を書く技術への関心が再燃してきました。そこで、文章作成技術について、現在どのような本の評価が高いのか、特に新しくて良い本が出ているかという興味を持って、調べてみました。
日本語の作文技術
とても有名な作文技術本です。私は、この本を中学生の時に先生に薦められるかして持っています。著者は新聞記者をしていた方です。本書は名著ですが、他の著作には批判も多いです。しかし当然ですが「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」に陥る必要はないでしょう。
ただ、この本は当時の自分には難しく感じられたのか、途中まで読んで放ってしまった記憶があります。本棚を探したら出てきたので、再読してみようかな。
「わかりやすい文章」の技術

「分かりやすい文章」の技術―読み手を説得する18のテクニック (ブルーバックス)
- 作者: 藤沢晃治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/05/21
- メディア: 新書
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こちらも、アマゾンで評価が高い本です。ちなみに私は、同じ著者による『「分かりやすい説明」の技術』を持っています。そちらの本は結構役に立った気がします。著者はソフトウェア・エンジニアの方ですので、理系の人には丁度良いかもしれません。
理科系の作文技術
こちらの本は、タイトルの通り理系の作文技術について述べた本です。多少時代遅れになっている部分もありますが、今でも評価の高い本です。著者は物理学者の方です。上記の本の著者も理系の方でしたが、分野が違いますので、テイストに違いが出ているかもしれません。
この本は読んだことがあるはずなのですが、本棚を探してみても見当たりません。残念ながら、無くしてしまったようです。こういう紛失があるのは紙の書籍の欠点ですね。電子書籍なら絶対に無くなりません。
日本語練習帳
こちらは、国語学の先生が書かれた本です。昔、ベストセラーになった時に私も買いました。記憶は既に曖昧なのですが、良い本だったと思います。という感じで、読んだ本の殆どは記憶に残っていないものですね。記憶力の弱い私は、一部でも内容が自分自身の中に取り込まれればよいやと割り切っています。
武器としての書く技術
こちらは、 プロブロガーのイケダハヤトさんが書かれた本です。ブログでは、PVを増やそうと思ったら、良い文章を書くこと以上に読みたくなるような文章を書く必要があります。Kindleのサンプルで冒頭を見た限り、この本にはそこら辺のテクニックが書かれているようです。それにしても、月に40万字書くとは凄いですね。2000文字の記事を月に200記事ですか。
まとめ
日本語の作文に関する評価が高い本をリストアップしてみました。私が昔読んだ本が、未だに名著として売れているようです。
最近は、最後に挙げたイケダさんの本も含めブログに関する本が多く出版されているようです。世の中の興味は、既にそちらに移ったとも言えるのかもしれません。
ブログ記事は確かに読まれてなんぼだと思うので、そこらへんの本も真面目に読んで行こうかなと思っています。