皆さんは、いま幸せですか?何かを変えたいと思ったことはありませんか?私はいつも思っています。そのような時に、私が思い出す原則を紹介したいと思います。
自分のコントロールできることに集中する
まず、一番重要な原則は、他人を変えることで状況を変えようとしないということです。
- 「あの上司さえ物分りが良かったら」
- 「あの人といるといらいらする」
こんなことを思ったことはないでしょうか。
しかし
- 「もっと物分りが良くなってください」
- 「いらいらするので性格を変えて下さい」
とでも頼むのでしょうか。仮に頼んだとして、望んだように変わってくれるのでしょうか。答えはノーです。他人を変えることはとても困難で、ほとんど無駄に終わるでしょう。
では、どうすれば良いか。それは、自分がコントロールできることだけに集中して自分が変わることです。
自分を変える4つの方法
人は与えられた環境に順応してそこに安住しがちです。ですから、自分を変えたいと思ったら、自分が置かれる環境を変えることが一番手っ取り早いと言えます。
自分の環境を変える方法として、私は次の4つを挙げたいと思います。
- 仕事(所属)を変える
- 住む場所を変える
- 付き合う人を変える
- 食べるものを変える
これらは、一つを行えば他が自然とついてくるものもあれば、一方が他方の条件となっている場合もあります。
例えば、ある人が仕事を変えようとしたら住む場所も変えなければならないかもしれません。仕事を変えたら、付き合う人は自然と変わるでしょう。仕事を変えるのを奥さんが反対したら、最悪離婚する(付き合う人を変える)必要が出てくるかもしれません。逆に、結婚することにより付き合う人が良い方向に変わるということもあるでしょう。あるいは、本当に新鮮な魚を食べたければ海のそばに住む必要があります。
人のほとんどの悩みは対人関係から来るということを考えると、「付き合う人を変える」は一段高い場所にあって「仕事を変える」や「住む場所を変える」はそのための手段なのかもしれません。
卑近な例で言うと、ネガティブなことばかりツイートする人や、罵詈雑言ばかりツイートする人、揶揄ばかりツイートする人をフォローから外すだけで、心はだいぶ穏やかになります。(そのような人でも情報源としては優れていることも多く全部が全部外すことはできないのですが)
また、最後に挙げた「食べるものを変える」は、栄養状態や健康状態が精神に大きく影響するという私の実感から、特に重要視して加えました。
上で挙げた4つの原則は、もともと大前研一さんの「時間配分を変える」「住む場所を変える」「付き合う人を変える」という言葉を、自分なりにアレンジしたものです。
大前さんは、「どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的だ」と言っているそうです。たしかに、転職や転居は難しくても自分の時間の使い方は比較的簡単に変えられます。仕事のために自由時間が全く無いという極端な場合もあるかもしれませんが、それでも多少の自由時間はあるものです。その時間で転職に関係する勉強をすれば、実際の転職の芽が生まれるかもしれません。私の「食べるものを変える」を行うにしても、栄養学を勉強したり実際に調理したりする時間が必要になります。
まとめ
この記事では、何かを変えたければ自分が変わるしか無いこと、自分を変えるためには4つの方法があることを述べました。
この4つの方法は、現代の日本では法律違反でもありませんし、社会的にもよくあることとして認められています(とやかくいう人はいるかもしれませんが)。特に、居住・転居の自由と職業選択の自由は、日本国憲法第22条で謳われるほど、重要な権利なのです。
どんどん自らの環境を変えましょう。
私も、環境を変え、挑戦をはじめて、もがいているところです。
みなさんも、何かを変えたいと思った時には、この記事で紹介した原則を思い出してみて下さい。そして、幸せをつかんで下さい。