今日は、私が飲んで感動したビールを紹介したいと思います。このビールは、私がこれまで飲んだ中で一番おいしいと思った黒ビールです。
それはなんと、あの大手ビール会社アサヒビールが作っている「アサヒスタウト」です。
私は一時期、ビールにも凝っていました。きっかけは、ベルギービールです。ベルギービールは、とても種類が多いのでハマリ要素が多いんですね。これについても、機会を見て紹介したいと思います。
アサヒスタウトは、ビール・ウィスキーの評論家で有名だったマイケル・ジャクソン氏が、その著書『世界の一流ビール500』で取り上げた日本のビール8つの中の一つです。氏曰く、「途方も無く大きな味を持つ」ビールです。
アルコール度数は8度と普通のビールに比べて高めです。香りは独特で、私は土の香りに僅かな花の香が混じったような独特の香りを感じました。そういう意味では、癖があるので、嫌いな人もいるかもしれません。しかし、アルコール度数の高さもあって飲んだ後の満足感はかなりのものでした。しかも、これだけの味ながら、値段は普通のビールとあまり変わりません。
その頃わたしは、多様性の高いベルギービールや地ビールに嵌っていましたので、アサヒなどの大手のビール会社を馬鹿にしていた所があったのですが、このビールを飲んで、それは間違っていたことに気づきました。
当然ですが、大手メーカーの技術力は高く、正しい目標があれば偉大なビールも作れるんですね。正しい目標を失いがちであるだけで…
ちなみに、『世界の一流ビール500』では500のビール全てが写真入で紹介されています。とても分厚い本ですが、ビール好きは持っていて損のない本だと思います。

- 作者: マイケルジャクソン,渡辺純,Michael Jackson,ブルース原田
- 出版社/メーカー: ネコパブリッシング
- 発売日: 2003/05
- メディア: 単行本
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