花粉症の季節は酒飲みにはつらい季節です。というのも、鼻が詰まって香りが命のワインや吟醸酒などが楽しめなくなってしまうからです。
私は中程度の花粉症で、特別に医者から薬を貰ったり治療をしたりとかは現在していません。
特にアレルギー症状が辛い二週間程度の間だけ、市販の鼻炎薬を飲んでしのいでいます。しかし、この前鼻炎薬を買ったときに、薬はお酒と一緒に飲まないようにと言われてしまいました。
調べてみると、鼻炎薬の成分でアルコールに溶けやすい成分があるのでお酒と一緒にとるのは避けたほうが良いということのようです(これまで気にせずにお酒を飲んでしまっていました)。
とは言え、お酒は飲みたい。
そこで、薬を飲まないでもできる民間療法的なもので良いのがないか調べてみました。
この記事は選択肢を列挙することを目的としていますので、実際の効果については各自で判断して下さい。
乳酸菌
乳酸菌が花粉症を抑えるというのは最近色々な所で見かけますね。
花粉症対策と「L-92乳酸菌」|「カルピス」由来の健康情報室
私はここ3年程、ほぼ毎日ヨーグルトを食べています。確かに、昔に比べて症状が軽くなった気もするのですが、単に東京から離れたことの方が大きいかもしれません(排気ガスが症状を悪化させるという説があります)。東京を離れた後でも、この時期に東京に出張したときに特に症状がひどくなっていましたから。
納豆
花粉症にも効果あり/全国納豆協同組合連合会 納豆PRセンター
ムチン、ビタミンB2、亜鉛、セレンなど花粉症に効く成分が豊富に含まれているためだそうです。
納豆は乳酸菌の働きを助けるということもよく言われますね。
黒酢
これもよく見かけます。酢には、下の記事で書いたようにまた別の酒飲みにピッタリの効能がありそうですから摂っておいて損はないでしょう。
ただ、黒酢を薦める記事を色々読んでみても、アミノ酸が良いと言っているだけでそれ以上の情報があるものは見つかりません。
私は発酵熟成した食品はだいたい体に良いと勝手に思っているので、黒酢は試してもいいかなと思っています(今は、オーソドックスな普通の米酢をとっています)。
ジャバラ
ジャバラは、和歌山県北山村が特産の柑橘類です。少し前に花粉症に効くと話題になっていましたね。
豊富に含まれているナリルチンというフラボノイドが花粉症に効くそうです。
試してみたいのですが、果汁は高価なようですので躊躇してしまいます。
甜茶
これは、かなり昔から聞きますね。しかし、下の記事を見ると効果には疑問もあるようです。
その他
ローズヒップ、リンゴ、ブロッコリー、ニンニク、緑茶、ルイボスティー、紫蘇、れんこん、わさび、タマネギ、等。たくさんのものが花粉症に効くと言われています。ここまで来ると、普通の食事で良いじゃないという気もしてきますね。
まとめ
鼻炎薬を飲まなくても良いように、花粉症に効く食材などを調べてみました。
しかし、最後に残念なお知らせがあります。
実は、アルコール自体がアレルギー症状を悪化させるのだそうです。確かに、私の経験でも、お酒を飲んだ後は鼻が詰まって目も痒くなることが多いです。
春はおとなしくお酒を控えるのが一番なのかもしれません。