この前ツイッターで、Ulyssesというエディタツールが紹介されていたのを見て、それも含めて現在どんなツールがあるのだろうと思い調べてみました。
Ulysses
Ulyssesは、Mac・iPhone・iPadで使えるMarkdownエディタです。
Ulysses (ユリシーズ)という名前はジョイスの小説『ユリシーズ』に因んでいると思われます。Ulyssesを使うと私もジョイスのように執筆できるかもという淡い期待を持たせるためでしょう。
ちなみに、『ユリシーズ』はプルーストの『失われた時を求めて』と並ぶ20世紀を代表する小説とみなされています。
私は『ユリシーズ』も『失われた時を求めて』も読んだことがないので、いつかは挑戦してみたいですね。

ユリシーズ 文庫版 全4巻完結セット (集英社文庫ヘリテージ)
- 作者: ジェイムズ・ジョイス,丸谷才一,永川玲二,高松雄一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 5回
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エディタの方のUlyssesに話を戻しますと、売りは、執筆に集中するためのシンプルなデザインです。
また、iCloudとの連携機能や過去の文章のライブラリ機能などが付いています。PDFやHTML、eBook形式などでの書き出し機能もあります。最近話題のMediumへの記事アップロードなどもできるようです。Mac・iPhone・iPadでほぼ同じ機能が使えることも特長となっています。
Mac版は5400円。iPad版は2400円となっています。正直、結構高価です。また、これ別々に買う必要があるみたいです。
デモ版もあるので、まずは試してからと思いましたがMac OS X 10.10以降のみの対応となっていて、私の環境(10.9.5)では試すことができませんでした。まずはMacをアップデートする必要がありますね(笑)
Ulyssesを使っている人の記事には、下のようなものがありました。
- Macで最強の執筆環境を実現したMarkdown(マークダウン)記法のテキストエディタ「Ulysses」 | iTea4.0
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3977-150320 shio的作文環境の理想郷「Ulysses」〈写真はdp3 Quattro〉: shiology
これらを見るとますます使ってみたくなりますが、上記の理由により現在保留中です。
他にもいろいろありそう
「WriteRoom」「Byword」「Write」「Ltterspace」「OmniWriter」などなど。下の記事も参考になります。
Evernote
また、Evernoteをブログ記事の執筆に使っている方もいますね。
私は、Evernoteを一時期使っていたのですが、アップデートした際に過去のノートが見られなくなったことがあって、それ以降は、個人的なメモは、Emacsのorg-modeでとっています。org-modeについては、下の記事などは参考になりますね。
TODO リストとメモ書きにだけ Emacs を使ってみませんか? - Qiita
画像がなければ、これで十分なのですが。ブログの素材収集のためにはEvernoteは良さそうですよね。
初心者のうちに道具にこだわるのは悪い癖
私は、定期的にこういった感じで「道具」に興味を持ちはじめるのですが、初心者のうちに道具にこだわって無駄になることのほうが多いです。
今は、上達してきてその道具の機能が本当に必要になった時のみ購入するのが良いと思っています。「あったら良いな」の段階ではまだ買っては駄目です。