前の記事でとりあげた『自分を変える気づきの瞑想』の中の「ケチ」の部分を読んで、無駄な買い物をしないための新しいアイディアが浮かびましたので、ここで紹介してみます。
ケチは心を悪くする思考である

自分を変える気づきの瞑想法【第3版】: ブッダが教える実践ヴィパッサナー瞑想
- 作者: アルボムッレ・スマナサーラ
- 出版社/メーカー: サンガ
- 発売日: 2015/07/09
- メディア: Kindle版
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この本の中では心を悪くする4つの思考として、怒り・嫉妬・ケチ・後悔が挙げられています。
無駄な買い物をしないとか、節約するというのが、今の私のモットーでもあるので、「ケチ」がいけないとなると、ちょっと困ったことになります。
ということで、ケチについて少し考えてみました。そうすることで、買い物の新しい心構えのようなものが見えてきましたので、紹介したいと思います。
この本で、ケチとは次のようなことだと言っています。
- 自分の持ちもの、財産がなくなったらどうしようと心配ばかりしている。
- 誰にも何もあげない。とにかく人に協力するのが嫌。
このような人は、他人との関係を拒否していることと同じなので、かなりの重症なのだそうです。ケチな人は、誰にも助けてもらえない惨めな人間になってしまいます。
これは、耳が痛い話です。私自身その傾向があることは、薄々感じていました。
逆にケチではない人は、「友達が来るから良い肉を奮発して買っちゃおう」と考えられる人です。人の役に立つことが何よりも幸せであると知っている人です。
無駄な買い物を無くすためのアイディア
ではどうすればよいのでしょうか。少し考えて、お金が無いなりにケチを脱する方法は、「なんとなく買い物をしない」ということに尽きるのではないかと思うようになりました。
買物をするときには、目的や利点を明確に頭に浮かべて買物をするのです。
そうするための気持ちの持ち方としては、「プレゼントにするつもりで買うものを選ぶ」というものがありそうです。プレゼントならば、なんとなくの買い物はできなくなります。
これは、自分の物を買う場合も当てはまります。そこで無駄な買い物をしてしまうというのは、自分を大切に思っていないということなんですね。自分を愛していない。愛していたら、予算の範囲内でとことん考えて良い物を買おうとするはずです。
そう言えば、昔「自分へのご褒美」という言葉がありましたが、これだと、まだ自分を愛しきれていないですね。ご褒美は王様が適当に家来に適当にあげるものですから。
答えは出ました。
プレゼントにするつもりで買うものを選ぶ
これです。
まとめ
『自分を変える気づきの瞑想』の「ケチ」の部分から、買い物の際の心構えについて考えてみました。