Kindleには、検索機能があります。特定の語句が、読んでいる本やライブラリの中のどの本のどの場所に出ているかを調べることができます。
Kindleの検索機能を使ってみる
最近読んでいる老子に関する下の本に、これまた最近興味を持っているゲーテの事が出ていました。ゲーテは儒教を好意的にとっていたとのことです。ゲーテは宰相もやった人なので、さもありなんという気もします。ゲーテが『老子』を読んでいたかは不明です。読んでいたらどう評価していたのでしょうか。
ふと、自分がこれまで読んだ他の本にもゲーテは出ているのだろうかと思い立ち、Kindleの検索機能を、ほとんど初めて使ってみました。
本を読んでいる状態で検索すると、その本の中だけの検索となります。また、ホームに戻って検索すると、検索結果の「本の全文」という項目で、自分が持っている本すべてでの検索結果を見ることができます。

あるがままの生き方のススメ 老荘思想がよくわかる本 (新人物文庫)
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- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2014/08/15
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早速、「ゲーテ」で検索すると、私が持っている本のうち7冊に「ゲーテ」という語句が出てきていることが分かりました。例えば、その一つは、このブログでも何回も言及している『知的生活の方法』です。
上の本にゲーテが出てくる事は、記憶にありましたが、以前読んだ『ゼロ・トゥ・ワン』にもゲーテが出てくるのは、完全に記憶から無くなっていました。ゲーテの『ファウスト』をどこかで引用しているようです。
この本も、もう一度読みなおしてみたくなりました。
ちなみに、『ゲーテとの対話』には、ゲーテが中国の小説を読んだことは出てきますが、儒教や『論語』に直接的に言及した場所はありませんでした。
まとめ
こんな感じで、いろいろ興味を広げていけるので、Kindleの検索機能はおすすめです。なお、ライブラリ全体の検索機能は、Kindle paperwhiteなら使えるのですが、MacのKindleアプリやKindle Cloud Readerでは使えないようです。 Kindleは便利で良いのですが、動作の高速化と、アプリの機能の統一は、もう少ししてもらいたいものですね。