これは個人的な印象ですが、どんなに辛い時でも、何か打つ手がある状況は意外と楽なものです。そこには希望がありますからね。
次の一手を常に用意しておく
ですから、「今やっていることがうまく行かなくても、次にこれをしよう」と常に考えておくと、精神的に楽に事を運ぶことができます。出来れば、次の手は2個以上あると安心です。
次の手をいくつか考えて、次にどれを行おうか決めるということは、それぞれの手の成功確率を大雑把にでも見積もる作業を伴います。
そうすることが、結果的に、最終的な成功確率を上げることにもなります。
調子が良い時にも注意が必要
また、このことは自分が調子良い時にも当てはまります。むしろ、こちらの方が重大かもしれません。
つまり、「今やっていることがうまく行ったら、次にこれをしよう」と常に考えておくことも必要なのです。
成功していても、次にやることが無いと、人は案外辛いものです。燃え尽き症候群とも言いますね。それまでバリバリに働いていた人が定年後にやることがなく鬱になってしまうというのも、これに当たるのでしょう。
自分が辛い時は必死ですから、次の一手は、比較的考え易い。しかし、調子が良い時は、油断をして次の一手を考えておくことを忘れてしまいがちです。
つまり、調子が良くても、気を抜かずに次の一手を考えておくことが大切なんですね。
大きなことから小さなことまで
また、このことは、人生の大きなことから小さなことまで共通する性質のようです。
小さなことの例を挙げますと、私はこのブログを始めてから「ブログのネタが無くなったら、最悪これを書こう」ということを常に考えるようにしてきました。こういう気持ちでブログを書いていると、なんとなく楽で、幸いにも今のところはそんなに苦労せず記事を増やせています。
一点集中も良いが…
もちろん、「今やっていることに集中して次のことなど考えるな」という人もいるかもしれません。しかし、そのような考えは、私の性格にはしっくり来ませんし、これまでもしてこなかったということです。私には、リスク分散型の生き方があっているようです。
まとめ
心の持ち様について書いてみました。「打つ手が無い」を避けるために、常に次の手を考えておくと良いよという話でした。どなたかの参考になれば幸いです。