かなり前の記事で書いた「金芽 ロウカット玄米」を街で見かけたので、好奇心と食欲に負けて購入して食べてみました。
上の記事で書いた通り、このロウカット玄米は、玄米の一番外側のロウ層とだけを精米技術により取り除いたお米です。ロウ層を取り除くと吸水が良くなるので、白米と同じように炊けるようになります。取り除く層が最小限なので、玄米の栄養素がほとんど残っています。
ロウカット玄米を試食
袋には水の量の指示が書いてあったのですが、それを見逃していて通常の白米の水量で炊きました。
炊きあがって一口食べてみた感想は「玄米のボソボソ感がかなり軽減されている!」
もちろん玄米ですから、多少のボソボソ感はあります。そのため、よく噛んで食べることになり、米の甘みがけっこう出てきます。炊飯器で炊いた普通の玄米だと、固くて甘みを楽しむ前に噛むので疲れてしまうのですが、このロウカット玄米だと絶妙な固さなので、結果として、白米・玄米どちらよりも甘みを感じやすいお米になっていると感じました。
ただ、純粋に玄米を食べるということであれば、個人的には圧力鍋で炊いたモチモチ玄米が一番満足感があって美味しいと思います。
理由は分かりませんが、玄米を圧力鍋で炊くとモチ成分のネバネバが出ています。白米を圧力鍋で炊いたことは無いので、これが圧力鍋で炊くことに起因することなのか、玄米にのみ含まれている成分によりそうなるのかは不明です。
餅は、正月にも食べることから分かる通りハレの食べ物で、モチモチ感があるとなんだか贅沢な気分になりますからね。ただし、毎日食べるものでも無いと思います(重すぎるのですね)。作るのも、そこそこ手間が掛かりますし。
ということで、このロウカット玄米は、玄米を普段使いするにはとても適していると思いました。
コストについて
スーパーで1kg 550円位で購入しました。5kgだと2750円ですから、最安値のお米の約2倍くらいの値段です。
安い白米と半々で混ぜれば、5kgで2063円のお米を食べている換算になります。1/4だけ混ぜて炊くなら、5kgで1719円のお米を食べている換算になります。このくらいだと、栄養分の増加を考えれば、十分検討に値する値段です。
ネットで買ってもそれほど安くないようです。送料を考えたら、スーパーで買った方が安いかもしれません。
まとめ
以前から興味のあったロウカット玄米を購入して食べてみました。個人的にヒットの予感がしております。
このように、欲に負けて買ってしまったものでも、良かった場合は紹介していきたいと思います。