煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

ワインにはまっていた頃に読んだ本


私は、少し前(10年くらい前?)にワインに嵌っていた時期があります。そういう時は、金銭感覚もおかしくなっていて、五千円もするワインを平気で買ったりしてしまっていました。

今考えると、狂っていましたね。

今は、節約もしたいし、そこまでの熱はなくなったので、千円くらいのワインでもそこそこ満足してしまうのですが、やはり高いワインは美味しいので、お金が有り余るようになったら、高いワインをまた飲んでみたいですね。もう一生無いような気もしますが。

さて、この記事では、私がワインにハマり始めたころに読んでいた本などを紹介したいと思います。

日本酒については、下の記事で既に紹介しています。日本酒に興味のある方は是非覗いてみてください。

このブログでこういう記事を書くのは、最近、色々な事に対する情熱が少なくなってきたなという危機感があって、日本酒やワインに嵌っていた頃の情熱を呼び戻したいという意味合いもあります。まあ、欲が無くなってきたということで、肯定的に捉えても良いことなのかもしれませんが。

では、行ってみましょう。

知識ゼロからのワイン入門

知識ゼロからのワイン入門

知識ゼロからのワイン入門

 

『島耕作』シリーズの作者の弘兼憲史氏が書いたワイン入門の本です。私は、何事もこう言う入門書から入る傾向があるようで、この時もそうだったみたいです。

ワインに関する基本的な事項が素人にはちょうどよい難易度で学べる本になっていると思います。

島耕作シリーズの『部長島耕作』では、島が左遷されてワインの輸入を行う子会社に飛ばされるというエピソードがあります。上記の本には、そこから取られたイラストがふんだんに挿入されています。

そういう経緯で、『部長 島耕作』の方も電子書籍で全巻を大人買いして読んでしまいました。今は買ったデータもどこかに行ってしまったので読めないのですが。

最近ネットでは、島耕作の時代錯誤ぶりが馬鹿にされているようですね。私が読んでいた時点で、既にかなり古いサラリーマン像を描いている印象がプンプンしていましたが、自分がサラリーマンという立場になってみると、意外とこう言う漫画が読みたくなってしまうのですね。おそらく、自分の立場を無理に肯定し、鼓舞する心理が働いていたのでしょう。

ワイン造りのはなし

 

ワイン造りのはなし―栽培と醸造 (はなしシリーズ)

ワイン造りのはなし―栽培と醸造 (はなしシリーズ)

 

こちらは、ワインを実際に作っていた技術者の方が書いた本で、少し専門的なものになります。ワイン作りについて、もう少し専門的に知りたいと思って買った本です。

チーズの選び方楽しみ方

チーズの選び方楽しみ方―厳選チーズカタログ113種 (主婦の友ベストBOOKS)

チーズの選び方楽しみ方―厳選チーズカタログ113種 (主婦の友ベストBOOKS)

 

ワインと言えばチーズ。チーズと言えばワイン。 ということで、チーズについて知りたくなるというのは、自然な流れでは無いでしょうか。本書では、世界の主要なチーズ113種類が、写真とともに紹介されています。料理やワインとの相性も書かれています。

Hugh Johnson's Pocket Wine Book 2006

この本には、とても沢山のワインの銘柄のランク付けや、どのビンテージが飲みごろかが載っています。また、料理やチーズとの相性も色々と載っています。英語の本ですが、まあ大体分かります。

なお、この本で★が5つとか付いているワインは高級なものが多いので、自分ではそんなに飲む機会は無かったですが、プレゼントとかで、ここ一番のワインを選びたいという場合にはとても参考になる本だと思います。

私が持っているのは、2006年版ですから、やはりこの頃かなり嵌っていたんですね。

Hugh Johnson's Pocket Wine Book 2016

Hugh Johnson's Pocket Wine Book 2016

 

モンドヴィーノ(ドキュメンタリー映画)

モンドヴィーノ [DVD]

モンドヴィーノ [DVD]

 

こちらは、ワイン業界の裏側を描いたドキュメンタリー映画です。グローバリゼーションとローカライゼーションの対立、科学化・大規模経営・均質化と、手作業・家族経営・テロワールの対立などを描いています。

科学化・機械化により高い品質のワインが安く多くの人が楽しめるのは良いことだとも思いますが、ワインの美味しさはそれだけではないという話です。

僕がワイナリーを作った理由

独立して自分のワイナリー「カーブドッチ」を作り上げた落希一郎さんの著書です。この本では、ワイナリーの様子が写真で紹介されていますが、こんな美しくてのどかな場所で生きられたら幸せだろうなあと思いました。

このころ、私は既に農業や自給自足に興味を持ち始めていたのでした。まだまだ、この頃に想像した幸せな生活には至っていない気もしますが、前進したことも確実にありますし、まあ良しとしましょう。

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まとめ

私がワインに嵌っていた頃読んでいた本などを紹介してみました。大体、時系列で紹介したので、私の心の変遷も表しているようで、面白いですね。

たぶん、日本酒とかワインに嵌ると、自然的なことに興味が出てくるし、元々そういう性質の人が嵌まりやすいんでしょうね。