ハーブ類は購入すると結構高いので、自分で育てるのがおすすめです。紫蘇やバジルなどは、初心者でもプランターで簡単に栽培できますので、私も毎年プランターで育てています。ゴールデンウィークは、これらの夏のハーブの種まきの季節でもあります。
ということで、今日は、バジル・紫蘇、それに加えて、パクチーの種をベランダのプランターに播いていました(冒頭の写真は去年のバジルの様子です)。
ハーブ類をプランターで自作することをおすすめする理由
ハーブ類をプランターで自作すると良い理由を挙げてみると…
- 購入するよりも安価にできる
- 好きな時に好きな量(少量でも)を収穫して使える
- ハーブ類があると料理が贅沢?になる
- 安心(農薬などの心配がない)
購入するより自分が作った方が安いものは今の時代結構限られています。① 需要が少ないため大量生産されていない。② 人手がかかる。③ 独占している企業がぼったくっている。自作すると安くなるのは大体この3種類です。
ハーブ類はおそらく①の理由で高くなっていると思われます。ハーブは好き嫌いが分かれますし、そもそもそんなに大量に使用するものではありませんから。ですから、自分の好きなハーブを自作することに意味があるわけです。
2.の好きな時に好きな量を収穫できるというのは、特にプランターで育てることの利点ですね。紫蘇を一枚だけ、バジルを一枚だけ欲しいといったことは結構あります。そんな時に10枚単位でスーパーで買うのは無駄です。
3.の点は、節約生活では結構重要です。料理は、最後のプラスαで美味しさが大きく変わります。例えば、冷奴。薬味がないとただの豆腐ですが、紫蘇や生姜、ミョウガなど自分の好みの薬味をのせるだけで、美味しい酒の肴になります。トマトパスタに、バジルが一枚入っているだけで、心が楽しくなります。ハーブはその効果が高いのです。
節約生活のためにハーブ類を自作するようになって、前より食生活が贅沢になったということも可能なわけです。
ということで、ハーブ類の自作はおすすめです。
種まきの記録
今日播いた種は、バジル、紫蘇、パクチーの3種類です。パクチーは今年から本格的にプランターで栽培してみることにしました。
実は、安全のため畑の方にも播いたので開封済みです…
ちなみに、種から育てるのは発芽するか心配という方もいるかもしれません。どうしても不安という人は苗を購入してもいいとは思いますが、種から育てるのはそんなに難しいことではありませんのでぜひ挑戦してみてください。
当然コストは、種から育てる > 苗から育てる > スーパーで購入する となります。
プランターの土には、今年は発酵鶏糞を入れてみました。ホームセンターで購入した「ひよこの糞」を使っているというものです。発酵させて乾燥させてあるので、ほとんど臭いはありません。鶏糞は、表面には出ないように、土の表面から10cmくらい下に入れて軽く混ぜました。それを4、5日、その間、適当に水撒きもしながら、肥料を土になじませておきました。
下の記事で書いた通り、鶏糞はとても良い肥料になるそうです。私は、どちらかと言うと、肥料無しの自然農を目指しているのですが、一般的にプランターでは雑草の量が足りない(自然農では雑草を肥料にする)ので、プランターでは肥料を入れることが多いです。
パクチーの種は、二つの半球状の種が合わさったものが固い殻の中に入っているという構造をしてします。それを、爪などで力を加えると、二つに別れます。種を播く前にそのように分割しておくと、発芽がよくなるそうです。
こんな感じです。
こちらは、バジルの種です。とても小さいですね。
この種は水をかけるとゼリー状のものが種の周りにでてきます。これによって保水性を高め発芽率を上げています。自然の知恵ですね。最近ではこれをバジルシードと呼んで健康食品として食べたりするそうですね。
種は、筋まきか、ばら播きです。播いたら、種と同じくらいの厚さに土をかぶせ、手で軽く抑えて土を鎮圧します。種と同じくらいの厚さというのは、大体どの野菜でもそうなので、覚えておくといいと思います。
芽が出た後、余分なものはどうせ間引きしますので、多めに播いておけばよいと思います。
土をかけたら、十分な水をかけて完了です。
気温などの条件によりますが、5日から一週間くらいで発芽するのではないでしょうか。
まとめ
プランターでハーブ類の自作をすることの利点と、実際の種まきの様子を書いてみました。本当に簡単なので、興味のある方は是非挑戦してみてください。