この記事では、お金を使わないであなたの食事を何倍も楽しくする方法をお教えします。
それは、一つの料理を何通りもの食べ方や味付けで食べてみることです。
一皿全てを同じ食べ方で食べる義務はない
もちろん、作ってくれた人の気分を害さないような限度というものはありますが、出された料理をどう食べるかは食べる人の自由です。特に、自分で自分のために自炊した料理なら何でもありです。
例えば、私はお昼のパスタ一皿を
- そのままで食べる
- よく噛んて食べる
- 胡麻をかけて食べる
- 胡麻をかけてよく噛んで食べる
- 酢をかけて食べる
- 酢をかけてよく噛んで食べる
という感じで6通りの食べ方で楽しみます。最後の酢をかける時には既に胡麻がかかっているので、酢だけの味は楽しめないのですが、酢の方が好きな方は、胡麻より先に酢をかけても良いでしょう。
特に、普通に噛んで食べるバージョンと、よく噛んで食べるバージョンの二通りを試すというのは、オススメの方法です。一つには、よく噛んで食べるということ自体に色々良いことがあるからです。
上の例の胡麻や酢のように、何かをかけて味を変えるというのも良い方法です。私は胡麻をかけましたが、レストランなら、パルメザンチーズを想像して下さい。ラーメン屋ならば胡椒を想像して下さい。パルメザンチーズや胡椒などのように、レストランが最初から用意しているものならば、かけたとしても作り手の気分はあまり害さないのではないでしょうか。
これは、パスタにかぎらず色々な料理で応用できます。例えば、私は御飯を「ゆかりだけ」「ゆかり+胡麻」で前半を食べて、後半は自作の納豆をかけて食べるという食べ方で色々な味を楽しんでいます。
外食でも使える場面は結構ある
外食でも、このテクニックを使える場面は結構あります。一つは、上で書いたパルメザンチーズや胡椒などの、食べる人が追加でかけても良いことになっているもの。
もう一つは、料理が運ばれてきた時に、店の方から「この料理はこれをかけて食べると美味しいです」とオススメの食べ方を教えてくた時。そのようなとき、私は(天邪鬼に)最初はオススメの食べ方ではなく、そのままで食べてみます。その後に、お店のオススメの食べ方をしてみます。確かにオススメの食べ方の方が美味しいなと思うこともあれば、なにもしない方が好みだということもあります。
色々な食べ方を試す利点
第一の利点は、同じお金で色々な味を楽しめるということです。もちろん、自分の大好きな味付けが絶対的に決まっているならば、その味で全部食べても良いのですが、自分の好みというものは自分では分かっていないことも多いです。
もう一つの利点は、意外な味の発見になるということ。色々な食べ方の中には、ちょっと冒険的な食べ方もあるかもしれません。そういうものは、最後の一口だけでも良いのです。そういう中に稀に「これ意外に美味しい」という味の組合せを発見することがあります。
そういう経験が、自分なりの新レシピに繋がるかもしれません。そして、その新レシピは、その人のその後の食生活を大きくレベルアップさせるかもしれません。リスクを犯して、将来への投資するようなものです。
まとめ
私が普段やっている、お金をかけないで食事を何倍も楽しむ方法を書いてみました。皆さんも、ぜひ自分なりの新しい味を発見してみてください。