今日のお昼は、引き続き手打ち生パスタを作りました。今日は、これまでと少し趣向を変えて、タリアテッレにしてみました。
タリアテッレ: 幅広のおしゃれなパスタ
タリアテッレ(Tagliatelle)は、イタリア北部で食されるパスタの一種で、厚さ1mm程、幅8mm程のリボン状をしています。イタリア語の「切る(tagliare)」から来ているそうです。
日本で言えば「きしめん」のようなものですね。
パスタ屋で「タリアテッレ」とか「リングイネ」とか「ペンネ」とか、イタリア語っぽいパスタを注文すると、なんだか、おしゃれな感じがしますよね。
私は、オーソドックスなスパゲッティくらいの麺が一番好みではありますが、たまには、気分を変えてこういう麺を食べてみるのも楽しいものです。
手打ちパスタならば、その日の気分で色々なパスタを作り分けられますので、良いですね。
自作レポート
今回は、前にうまく行った卵無しの方法を踏襲しつつ、オリーブオイルを加えるレシピで作ってみました。これで、オリーブオイルが悪さをするかどうかも確認することができます。
- デュラムセモリナ粉 100g
- 塩 小さじ1/3
- オリーブオイル 少々
- 水 30cc ~ (適宜追加)
いつも通り、これらの材料を混ぜた生地を、15分ほど手でこねました。今日は、気持ち柔らかめに仕上がりました。
この前あたりから気づくようになりましたが、10分くらいこねたあたりで、生地が急に柔らかくしっとりする瞬間があるようです。
この瞬間に生地に何が起こっているのか、それが、パスタの出来にどう関係しているかは分かりませんが、この状態になってから、少なくとも5分くらいは、続けてこねるようにしています。
こねた生地は、40分ほどラップでくるんで寝かせておきます。
しかし、気温が高くなってきたので、テーブルの上にそのまま置いておいてもいいものかどうか、少し心配になってきました。冷蔵庫に入れるとすると、寝かしの時間がもっと必要になってしまうようにも感じますので、どうなんでしょう。最後は熱湯で茹でるので、大丈夫だとは思いますが。試しに、前の晩からこねて一晩冷蔵庫で寝かせるというのをやってみましょうか。
寝かせた生地は、こんな感じになりました。
これを、麺棒でのぱして、厚さを1mmか、それより気持ち薄いくらいにしました。私が持っている板の大きさだと、一食分を2玉に分けて伸ばす必要があって、少し面倒です。
伸ばした生地を、包丁で幅7~8mm程度に切り分けます。幅が広いぶん、切る作業の回数は少なくなり、だいぶ楽でした。
茹で時間は、2分30秒位で、いい茹で具合になりました。
いつものオートミール入りのトマトソースと絡めて出来上がりです。見た目が、前回・前々回とあまりかわりなくてすみません。ただ、コストと栄養と味のバランスを追求すると、どうしてもトマトソースに収束してしまうのですよね。
試食
見た目が、結構それらしく出来たので、期待をして食べ始めました… どうだ!?
モチモチ〜で美味いじゃないですか。
自画自賛になりますが、なかなか良かったです。これまでの挑戦の中で、一番モチモチ感の強い麺になりました。点数でいうと7.5点くらい。毎日これを食べろと言われても、食べられます。
ちなみに、タリアテッレは、ミートソースで食べるのが定番らしいですね。確かにミートソースの方が合いそうな麺でした。今度作った時には、ミートソースで食べてみたいです。
分析
今回、「卵無し+オリーブオイルあり+塩」という組み合わせで作りました。前の「卵無し+塩」という組み合わせの結果と総合すると、オリーブオイルは麺の出来に関しておそらく悪さはしないということが分かりました。
また、今回、これまでで一番モチモチ感が強かったわけですが、これまでの中で生地の柔らかさが一番あったということとは関係があるかもしれません。つまり、卵を入れるかどうかよりも、水分量が重要だという可能性も出てきました。
今後の方針
満足できる生パスタが出来ることは、今回の挑戦で確認できました。次は、作業の効率を上げて、短時間で作れるようになりたいです。これには、伸しの動作の練習、切りの動作の練習と、道具の工夫があります。あとは、ソースのバリエーションも、増やせればいいですね。
まとめ
今回の手打ちパスタ挑戦では、タリアテッレを作ってみました。これまでで一番のモチモチ感のパスタが出来て、大満足でした。これからも、どんどんいろんな生パスタを作っていきたくなりました。それから、手で小麦粉を練ることに慣れてきたら、パンなども機械任せではなく自分で作ってみたくなってきました。