昔飲んだ日本酒で、これは美味いと思ったお酒を紹介してみたいと思います。今回紹介するお酒は、神亀酒造さんが作る「神亀 上槽中汲」です。
神亀(しんかめ)酒造さんは、以前の記事「私が日本酒にハマるきっかけになった本」で紹介した本でも良く紹介されている埼玉県の酒蔵で、全国で最初に全量を純米酒としたところとして有名です。
私も、当時これらの本に影響されて、神亀の日本酒を取り寄せて飲んでみました。どのお酒も美味しいものでしたが、そのなかでも私が特に気にいって飲んでいたのが、この「神亀 上槽中汲(あげふねなかくみ)」です。
この上槽中汲は、酒槽から自然に流れ出た酒を圧力をかけずに瓶詰めした純米生酒で、ごくごくわずかにおりが入っているので、辛口といいながら口当たりは柔らかくなっています。
記録が無いので、当時の正確な数字は忘れましたが、アルコール度数が高めで濃厚なはずなのに、おりのおかげか、飲みにくいということが全く無く、これは美味しいと唸った覚えがあります。
かなり気にいって、何回もリピートして飲んでいましたが、ここ数年は飲んでいないんですよね。
日本酒熱が少し冷めてしまったのと、今の私にするとちょっと値段が高めなんです。720mlで、2300円くらいでしょうか。もちろん、このレベルでこの値段だったらとても安いくらいだと思いますので、日本酒好きの方なら一度は試していただきたい一本ではあります。

【最初に純米酒宣言をしたパイオニア、埼玉県蓮田の神亀】神亀 純米 上槽中汲み 720ml
- ジャンル: 純米酒
- ショップ: 酒専門店 知多繁 楽天市場店
- 価格: 2,397円
まとめ
私の思い出の日本酒「神亀酒造 神亀 上槽中汲」を紹介してみました。このお酒は、なんとなく、暑くなってくるこれからの季節にあうような気がします。今、このお酒のことを思い出したのは、そういうことなんじゃないかと。
こんなことを書いていたら、また飲みたくなってきました。