今日は昨日に続き、手延べパスタ「ピチ(Pici)」を作りました。もう少し練習して、手早く作るのが目的です。しかし、生地の水分が多すぎて、失敗してしまいました。
昨日の挑戦の様子は、こちらの記事を御覧ください。
粉の配合は昨日と同じです。
- 日清手打ちパスタ用小麦粉(デュラム粉)80g
- 全粒粉 10g
- 塩 小さじ1/3
- 水 35cc ~
としました。
しかし、水を入れすぎてかなりゆるい生地になってしまい、「これはヤバイ!」と思ったのですが、どこまでゆるい生地で作れるのかという興味が出てきて続けることにしました。ここで粉を足したら麺の量が多くなってしまいますしね。
どのくらいヤバイかというと、ラップで包んで寝かせた生地が、ラップにべったりくっついて取れないくらいです。
意外なことに、生地がかなりゆるくても、麺は作れるようでした。ただ、時間は昨日よりもかかってしまいました。慣れの効果は、たいして無かったようです。
しかし、問題はこの後でした。
いざ茹でようとすると、麺が皿にくっついて離れません。
無理矢理、離そうとすると、せっかく綺麗に3mmくらいの太さに成形した麺が更に細〜く伸びてしまいました。今までの経験からしたらこれは予想できたことなのに、なんでもっと大量に打ち粉をしなかかったのでしょうか。馬鹿です。
それまでの仕事が無駄になったような気がして、テンションはだだ下がりです。それでも、3分程で茹で上がったので、ソースと絡めてなんとか皿に盛りました。
ソースは、ミートソースでヨーグルトを加えてみました(ヨーグルトはもちろん自作)。最近、チーズの代用として自家製のクリームチーズを加えるという技を覚えて、けっこう気にいっていたのですが、そのクリームチーズを全部食べきってしまったので、今回、ヨーグルトで代用できないかと思い、試してみたのです。
これは、けっこう良いアイデアだったようです。ヨーグルトでは、チーズ程はコクは出ませんし、味は少し酸っぱめになりますが、チーズと似たような効果はあるようです。チーズよりもヨーグルトの方が作るのが楽なので、普段はこちらでも良さそうですね。
出来上がりは、こんな感じになりました。テンションが下がっていたので、バジルを上に飾ったりすることもなく、もう適当です。
食べてみると、食感はツルッとした稲庭うどんのような感じで、意外と美味しいと思ってしまったのは内緒です。まあ、うどんが目的では無いので、成功か失敗かで言ったら、失敗なんでしょうね。
今日の教訓:
- 水分量には気をつける
- 水分量がかなり多い時には、打ち粉を大量にするか、作った麺は一本ずつ離して置くこと
- 水分量がかなり多いと、ツルッとしたうどんのような食感になる(意外と美味しい)
まとめ
今日は昨日に続き、手延べパスタ「ピチ(Pici)」に再挑戦しました。しかし、水分量が多すぎて失敗してしまいました。まあ、食べ物としては美味しかったので、それほど凹まずに済んだのが救いでした。

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