はい、またまたパスタの記事です。平日の昼はパスタしか食べていないので、パスタのネタには事欠きません。昨日、「明日のお昼はどんなパスタを食べようかな」と、最近参考にしている『まいにち食べたい手打ち生パスタ』を眺めていたら、面倒くさがりの私にピッタリのパスタを見つけました。指で生地を引きちぎるだけの「ピッツィコッティ(Pizzicotti)」です。
引きちぎって作る生パスタ「ピッツィコッティ」
「ピッツィコッティ(Pizzicotti)」とは、イタリア語で「つねる」という意味で、このピッツィコッティは、イタリア・ラツィオ州のパスタだそうです。ラツィオ州は、ローマを州都とするイタリア中部の州です。
このパスタは、生地を練ったら、寝かさずにすぐに引きちぎり始めます。寝かす必要が無いところも、嬉しいですね。
日本で言ったら、「すいとん」のようなものでしょうか。
いつもの通り、粉の配合は、自分好みで。
- 日清パスタ用小麦粉 70g
- 全粒粉 10g
- オリーブオイル 少々
- 塩 小さじ1/5
- 水 30cc ~
今回は塩を少なくしてみました。これまでは、小さじ1/3でやってきましたが、少し塩が多すぎた気がしましたので(ただし、1/3と表記していたものも、体積で考えると実際は1/4くらいだったかも。ココらへんは適当です)。
指でつまんで引きちぎるだけなので、 もう本当に簡単で、すぐに作り終わります。大体、2〜3分くらいでしたでしょうか。
出来上がりは、こんな感じになりました。本の手本に比べて、平べったい形になったかもしれません。写真に写っているもので、全体の半分くらいです。
これを、4分程茹でたら出来上がりです。
今回は、ミートソース(ヨーグルト入り)であえてみました。
食べてみる
出来上がりは、こんな感じです。
作り方が手抜きな割には、とても美味しいです。個人的には、平べったくなっている部分が、つるんとしていて好きです(分厚いワンタンのような感じ?)。一方、生地が厚くなった部分は噛みごたえがあります。食感が一定していない所に、手作り感が出ていて味がありますね。
ちなみに、ネットで「すいとん」について調べていたら、こんな動画を見つけました。
この宮城県・登米市の「はっと汁」の作り方と見た目は、この「ピッツィコッティ」と結構似ています。今回、覚えた技は和食でも応用できそうです。
まとめ
引きちぎるだけの超簡単パスタ「ピッツィコッティ(Pizzicotti)」を作ってみました。とても簡単なのに美味しく、作るのが少し面倒になったときなどに活躍しそうな生パスタでした。
ただ、これは個人的な好みの問題ですが、食べた時の満足感は、やはり麺タイプのロングパスタの方があるように感じます。麺はソースの絡みもいいし、食べるのも楽しいですからね。麺というものは、本当に偉大な発明だと思います。