この前テレビで、ラッキョウは水溶性の食物繊維の量がダントツで多くて健康に良いと言っているのを見ました。そんなことは知りませんでしたが、私はここ数年ラッキョウの甘酢漬けを自作しています。節約にもなりますし、自分の好みの味にできるからです。今日、今年の仕込みをしましたので、その様子を書いてみたいと思います。
自作してストックしておきたいラッキョウの甘酢漬け
私は、3年前からラッキョウの甘酢漬けを自作しています。
一年目はスーパーで買った(土付きの)ラッキョウで作り、去年からは自分で育てたラッキョウを使って漬けています。
ラッキョウの甘酢漬けはなんといっても、カレーの付け合せには欠かせないですよね。
しかし、カレーにするからといって、わざわざ買ってくるのも面倒ですし、何個も入ったものを買ってしまうと、(どのくらい持つのかわからないので必要以上に食べてしまい)無駄にもなります。
ということで、ラッキョウの甘酢漬けは自分で作ってストックしておくのが便利です。
下で説明する土付きのラッキョウから作った甘酢漬けは、一年以上常温で保ちます。
食べたい時に、即座に2、3個取り出せる。これが、自作してストックしておくことの利点です。
また、他の漬物と違って塩はあまり使わないので、最初に言った食物繊維のことと合わせて、健康に特に良い漬物と言うことができるのではないでしょうか。
興味のある方は、是非作ってみてください(もしかしたら、スーパーでのラッキョウの時期はもう終わってしまっているかもしれませんが)。
自分で育てたらっきょうを甘酢漬けにする
ふつうスーパーで甘酢漬け用に売っているラッキョウは「洗いラッキョウ」が多いですよね。
これは、ラッキョウを綺麗に洗って、根や皮を取って下処理をした状態のものです。
たまに、そうではなくて、根が付いた状態のラッキョウが売られていることがあります。
これを、「土付きラッキョウ」とか「根付きラッキョウ」と言います。
土付きラッキョウから作ったらっきょう漬けは歯ごたえが良く、日持ちもします。
特に、収穫したてのラッキョウならば言うことが無いでしょう。
実際、私が去年作ったラッキョウの甘酢漬けは、一年たった今でもシャキッとしていてとても美味しいです。
ラッキョウの甘酢漬けをする場合には、自家栽培とはいかなくても、ぜひとも土付きのラッキョウから作ってみてください。
手間はかかりますが、美味しいですよ〜
ラッキョウの収穫
今年は雑草の手入れを怠ったために、ニンニクと同じく、去年より収穫がイマイチでした。
株の数は多かったのですが、各株の育ちが良くありません。
ただ、今年のラッキョウは、去年収穫したラッキョウの一部を種として保存しておいたものから育てたので、材料代ゼロ円です。
ラッキョウを洗って綺麗にして、塩漬けする
私は、こちらのサイトで紹介されている「一晩塩漬けしてからつける」という方法で漬けています。
http://marron-dietrecipe.com/tsukemono/tsukemono_rakkyou.html
まずは、収穫してきたラッキョウを洗い土を落とします。
そして、根っこを包丁で切り、頭も適当な長さに揃えます。このとき、頭を切り過ぎると浸かりすぎてしまいますので注意します。
そして、一番外側の皮が汚い場合には、むいておきます。
そうすると、こんな感じになります。私の畑で育てたラッキョウは、色が濃くなる傾向にあるようで、ちょっと見た目は悪いです。
今回、最終的には290gのラッキョウになりました(種用は除いてあります)。去年と比べるとやはり少ないです。
次の栽培は、9月の終わりくらいからまた始まりますが、次はもっと手間をかけてちゃんと育てたいですね。
さて、この状態のラッキョウに、塩を小さじ1強くらい振って、一晩置いておきます。
甘酢に漬ける
一晩たったラッキョウは、こんな感じで、少し水分が出ているはずです。
これで、簡易的な塩漬けをしたことになります。水分が抜けて身が締まり、シャキッとするわけですね。
次に甘酢を作ります。
私は、甘さが控えめの方が好みなので
- 水 44ml
- 砂糖 50g
- 酢(穀物酢) 150cc
- 唐辛子 1本
という配分で甘酢を作りました。
塩は入れません。レシピによっては塩を入れる場合もあるようですが、一晩塩漬けしているので、この作り方では必要ないのでしょうね。
まず、水と砂糖を鍋に入れ、火にかけてひと煮立ちさせます。そして、それを、冷まします。
冷めたら、酢と唐辛子を入れて、甘酢は出来上がりです。
甘酢ができたら、お湯を沸かして、ラッキョウを入れて10秒数えざるに上げます。
これは、殺菌のためです。
この状態のラッキョウをちょっとかじってみると、適度な塩味がついていて、美味しいです。
そして、消毒した容器にラッキョウを入れ、先ほど作った甘酢を注ぎ、容器の蓋をして出来上がりです。
しばらくの間は、一日に一回程、容器をふって上手く浸かるようにします。
2〜3週間したら、食べ始められます。
まとめ
収穫したラッキョウで甘酢漬けを作ったのでレポートしてみました。このらっきょうの甘酢漬けはストックしておくと、何かと重宝するのでおすすめです。今年は収穫量が少なかったので、甘酢漬けだけしかできませんでしたが、醤油漬けとかも作ってみたいですね。来年はもっと収穫できるように頑張ります。
これで、梅も漬けたし、ラッキョウも漬けたので梅雨の時期の大きな仕事は終わりました。しばらくはゆっくりできそうです。