今日のお昼は、ベトナムの米粉の麺「フォー」を自作しました。しかし、米粉(上新粉)を扱うのは初めてで、大苦戦してしまいました。出来上がった麺もイマイチで、まだまだ練習が必要であるということを痛感しました。麺の世界は奥が深いですね。記事の最後に追記あります。
フォーを自作したい
ベトナムのフォーは、米から作る独特の食感が楽しい麺です。
フォーの乾麺は最近ではスーパーでも売っていますが、買うとそこそこ高いですよね。これを自作できればかなりの節約することができます。
フォーも含めて東南アジアの料理は、夏に合いますので、本格的な夏が来る前にぜひマスターしたいものです。
本来、フォーは、お湯を沸かした大きな鍋の上に布をはり、そこに液体状にした米粉を薄く伸ばして蒸してシートを作り、それを切って作るそうです。
しかし、その作り方は家庭では無理そうです。
家庭で出来るフォー的な麺
そこで参考にしたのが、クックパッドにあったこちらのレシピです。
この方法では、米粉と片栗粉と水を混ぜてレンジにかけ、それを練って延し棒で伸ばして麺を作ります。
今回、分量は、上新粉35g、片栗粉35g、水105gとして作ってみました(レシピだと一人分粉50gですが、それだとカロリーが足りないと思ったので)。
やってみると、レンジをかけた後の生地がベトベトでしかも熱く、練って綺麗にまとめられる状態ではありませんでした。
それでも、なんとか冷ましてボールから取り出しました。これを一応手で練りましたが、小麦粉の時の生地ように均質に綺麗にまとまるという感じではありませんでした。
頑張ってこれを練って丸くしてから、片栗粉の打ち粉を大量にし、延し棒でシート状に伸ばしました。
冷えた生地はなかなか伸ばしづらく、とても時間がかかりました。
伸ばした状態は、こんな感じです。
これを二つ折りにして、包丁で切りました。伸ばしづらい割には、切り口はベトベトしていて、とてもやりづらかったです。
やはり、米粉と小麦粉ではかなり性質が違うようです。
今回は参考にしたレシピと同じ加水率になるように水の量を決めたのですが、単純に粉の重量に比例させれば良いというわけでもないようですね。
これを、お湯で1分ほど茹でるつもりで茹で始めましたが、30秒ほどで既に麺が溶けはじめているのが分かりました。
慌てて麺をザルに上げ、水で締めようとしましたが、今度は麺がザルにこびりついて取れません。
それでも、なんとか麺を取り出して、作って置いたスープ(鶏がらスープ+ナンプラー+酢)をかけ、具を乗せて完成です。
ちなみに、上の方にあるのは、畑で収穫してきたいんげん豆で、下はプランターから採ってきたパクチーです。
食べてみると、ブニョブニョの変な食感の麺でした。大失敗でした。
スープは美味しく、それだけが救いでした。
あと、お腹は膨れました。
失敗の原因としては、水の量が多すぎたのではないかと思っています。
ネット上の他の米粉麺のレシピをみると、もう少し水は少なめでやっているものもあります。
また、生春巻きの皮を米粉から作るというレシピもあります。こちらの方が、本来のフォーの作り方に近いのではないかと思ったり。
まず生春巻きの皮を作って、それを麺状に切ったらフォーになるのではないかということですね。
また、レンジではなくフライパンで作るという方法もあるようです。
こちらの方向でも一度試してみたいですね。
まとめ
手打ちフォーを作るということに挑戦してみましたが、大失敗してしまいました。ちょっと悔しいので、もう少し色々試行錯誤していきたいと思っています。
ただ、残念なことにプランターで栽培しているパクチーに「とう」がたってきて、旬がそろそろ終わりそうです。あと、アブラムシが付くようになってきました。なんとか花芽の部分を摘みとって延命をはかるつもりですが、いっそのこと種を播き直した方が良いのかもしれませんね。
追記: この後、少しずつ改善しています: