生パスタ挑戦のまとめ記事を書いてから、この二日間お昼の生パスタの報告をしていませんでした。実は、この二日間は蕎麦打ちに挑戦していて、そして、ブログに書くのも嫌なくらい失敗していたんですね。というわけで、今日は無難に生パスタを作ることにしました。ところが、思わぬハプニングも。
生パスタ挑戦のまとめ記事はこちら。
自分の中で生パスタが無難な料理になってきた
2日続けての蕎麦の失敗の心の傷を癒やすため、今日のお昼は生パスタに戻ることにしたわけですが、既に生パスタが自分の中で「無難な料理」と思えるくらいになっていることに気づきました。
ここ2ヶ月程の生パスタ修行が形になった気がしてうれしいです。
トロッコリでカルボナーラ
というわけで、今日の生パスタは、気分を上げるために、少し贅沢にカルボナーラにすることにしました。
とは言え、いつものように「貧乏人のカルボナーラ」であるヨーグルトを使った節約カルボナーラです。
この前バジルペーストを作った時の残りのパルメザンチーズを使っても良かったのですが、そこまでコッテリしたものは食べたくなかったので。
麺は、トロッコリにしてみました。トロッコリは、なんとなく、カルボナーラソースと合いそうな気がします。
ヨーグルトカルボナーラについては、こちらの記事を覧ください。
トロッコリについては、前回トロッコリを作った時のこちらの記事を御覧ください。
今回の生地の配合は
- 日清自家製パスタ用小麦粉 80g
- 全粒粉 10g
- オリーブオイル 少々
- 塩 小さじ 1/5
- 水 44.5cc (加水率49.4%)
としました。
加水は前回(44cc)と前々回(45cc)トロッコリを作った時の間をとって、44.5ccとしました。
この前買ったタニタのクッキングスケールのおかげで、0.1cc単位で水の量を調整できるようになったので、加水率もより細かく試しています。

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慢心が招いたミス
練って15分程寝かせておいた生地を麺棒で厚さ2mm程、前回よりは薄いくらいに伸ばました。
この生地に、秘密兵器の「薄焼き卵カッター」で切れ目を入れていきます。

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前回これを使った時には、生地の端から切れ目を入れていったのですが、それだと端のところで生地がカッターの溝に巻き込まれてしまう様子だったので、今回は、下の写真のように生地の真ん中の方から切れ込みを入れてみることにしました。
このアイデア自体は上手くいきましたが、途中気を抜いた時に、切れ目が入った側の生地がカッターの溝にはまりめくれ上がっているのに気づかず、そのまま動かしてしまい、麺が絡まるという痛恨のミスをしてしまいました。
何事も「自分は出来る」と思った時に慢心が出てミスに繋がるようです。徒然草にも確かそんな話がありましたね。
絡まった状態の写真はありません。楽勝と思っていた生パスタでも失敗か…と思って気が動転していました。今考えると、写真を撮っておけばよかったですね。
しかし、なんとか気を取り直して、あきらめずにどうにかすることにしました。
結局、絡まった麺は丁寧にほどけるところはほどき、回復不可能な所は思い切って切り取りました。切り取った部分の生地は、集めてピチを作るの要領で手でのばして数本の麺にしました。
下の写真は、トロッコリの麺の方だけが写っています。
トラブルはありましたが、麺の太さ自体は、狙った通りくらいの太さにすることができました。
この薄焼き卵カッターでパスタの生地を切る時には、切り込みを入れた側のパスタがめくれ上がらないように手で軽く抑えておくべきだという教訓を得ました。
まあ、もう少し使ったらコツがつかめそうではあります。
カルボナーラの出来上がり
麺の茹で時間は3分40秒としました。
茹で上がった麺を、炒めておいたベーコン(最後に白ワイン、火を消して水・茹で汁少々が入り水分がある状態)と混ぜます。
熱すぎない状態になったら、卵1個とヨーグルトで作った卵液を入れて混ぜていきます。
混ざったら、火を付けて弱火にし、水分を飛ばしていき、卵液が好みのとろみになったら出来上がりです。
出来上がりは、こんな感じです。
麺には適度な縮れがあり、少し太めで、想像通りカルボナーラと合います。
カルボナーラソースのとろみもちょうど良かったです。
まとめ
2日連続で蕎麦打ちに失敗したので、今日のお昼は無難に生パスタを作ることにしました。トロッコリのヨーグルトカルボナーラです。途中慢心からくる痛恨のミスもありましたが、出来上がりはとても美味しいカルボナーラでした。人間あきらめないことが大切ですね。