最近、自分の興味が生パスタから蕎麦打ちに移ってきているのをひしひしと感じます。やはり、興味というものは、できそうでできないことに向けられるのですね。もちろん、生パスタはこれからもどんどん作っていくつもりですが、なんとしても、蕎麦も上手く打てるようになりたい気持ちでいっぱいです。
美味しい蕎麦を自作したい
蕎麦を食べたくなった時に、「じゃあ、店に行くか」ではなく、「蕎麦粉があるから、ちゃちゃっと作るか」とできたらどんなに良いでしょうか。
それが出来れば、暑い中外出する必要も車を運転する必要もありませんし、蕎麦自体に高いお金を払う必要もなくなります。
というわけで、最近そば打ちに挑戦し始めているのですが、これがなかなかうまく行きません。
伸ばした生地を折りたたんで切るところが個人的に鬼門で、折った所で蕎麦が切れてしまったり、蕎麦が重なっている所がくっついてしまったりします。
もちろん、生地を折らないで切ることで、長い蕎麦にすることも可能です。下の記事で書いたように、一番最初の挑戦ではそれで長い麺にすることには成功しました。
でも、やはり、巷のそば打ちの方法でやられているように、何重かに生地を畳んで、一気に何本もの蕎麦を切っていくというのが、それらしくで良いじゃないですか。切る時間も短縮できますし。
でもそれがなかなかうまくいかないのですね。
初挑戦の後、加水率を変えたりして何回か挑戦していますが、全て失敗。
冒頭の写真は、今日の失敗蕎麦の様子です。
こんな感じで、それらしく切るところまでは良かったのですが、蕎麦同士がくっついてしまって太い短い蕎麦になってしまいました。
自己流ではダメ?
ここまで何回かそば打ちに挑戦してみて、そば打ちは生パスタに比べて自己流が効きにくく、やはり修行的なものが多少は必要そうだなあというのが実感です。
ということで、蕎麦打ちの教科書的な本が無いかをアマゾンで調べてみました。
調べたと言うか、こちらはアマゾンからのオススメメールが来た本です。
最近そば打ちに関してアマゾンで調べまくっているので、来たんでしょうね。
一茶庵の三代目・片倉英統さんが100分の映像で蕎麦打ちを解説しているそうです。一茶庵は今は暖簾分けも含めて多くの店がある老舗の蕎麦屋の系列だそうです。
確かに、本よりも映像で勉強した方が分かりやすいかもしれませんね。
『手打ちそばの作り方』
「寒山拾得 築地そばアカデミー」学長の井上明さんの著作です。何件かあるレビューの点数は高いのでこちらも良さそうです。
以上紹介したDVDか本が、初心者が買うとしたら良さそうです(気持ちは一茶庵のDVDの方に少し傾いています)。
まとめ
蕎麦打ちがなかなかうまくいかないので、初心者向けの教材をアマゾンで探してみました。とても欲しくなってきたのですが、少し心配なのは、私が作りたいのは一人分、多くても2人分の蕎麦であって、蕎麦屋さんが作るような大量の蕎麦ではないことです。作り方にも差が出るでしょうし、本に書いてあることがそのまま適用できないこともありそうです。
後、道具に関して、これまでは生パスタでも極力すでに持っている道具で作るというのをモットーにしてきましたが、蕎麦の場合、少なくとも下のような麺切り包丁を持っていたほうがやりやすいのではないかと思うようになってきました。
麺切り包丁は刃渡りが長いものが良いそうですが、買うとしたら下のくらいまででしょうか。
これは、刃渡りが24cmだそうです。これ以上長いものだと、値段が急に高くなるようです。
これを一つ持っておけば、蕎麦打ちはもちろん、うどん打ちでも、生パスタ打ちでも使えるでしょうから、買ってしまっても良いかもしれませんね。迷います。
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生パスタ打ち挑戦に付いては下の記事でまとめています。