煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【今日の生パスタ】自家栽培のナスのトマトソースでタリアテッレ: 今日は卵入りの麺を打ってみました


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今日のお昼は、タリアテッレをナスのトマトソースで食べました。畑で今年初めて収穫したナスをメインにしたかったので、卵入りのタリアテッレを打ってみました。

たまにはオーソドックスに卵入りのタリアテッレ

私は、卵入りが標準のレシピでも大体卵無しで打つことが多いです。その方が、私の好みの食感になるためです。

こちらの記事では、初心者は卵無しの麺から挑戦するべきだとまで書いています。

しかし、今日は気分を変えて、卵入りでタリアテッレを打ってみることにしました。

というのも、たまには卵入りで作りたいという気分になっていたのと、今日は、きのう畑で初収穫してきたナスをメインにしたトマトソースのパスタにしようと考えていたからです。

私はナスとの相性があまりよくなくて、これまで栽培が上手くいったことがなく、今年もあまり良さそうではないのですが、昨日畑に行ってみると、なんとか一つ目のナスが大きくなっていて、収穫することができました(ナスも大好きなので、上手く栽培できると嬉しいのですが)。

卵入りの麺にすれば、お昼のタンパク質はその卵で満たされますので、ソースを野菜メインのものにしたい場合には卵入りの麺も選択肢に入ってきます。

ということで、今回の配合は

  • 卵 1個(53.2g)
  • 日清 自家製パスタ用小麦粉 85.8g
  • オリーブオイル 少々
  • 塩 小さじ1/5

としました。

最初に卵の重さ(殻をのぞいたもの)を量っておいてから、レシピと同じ「卵率」になるように粉の量を決定しました。

私がいつも参考にしているこの本では、粉250gに対して卵が155gとなっています。

卵を粉の真ん中に入れて混ぜていくと、ずいぶんと水分の多いベトベト生地になりました。それでも、なんとか一つにまとめ、のし板の上で練り始めましたが、やはり水分が多すぎます。

もしかして、レシピの卵の重さは殻込みの重さだったのでしょうか?

しかたがないので、のし板の打ち粉をごく少量引いて、生地を練ることにしました。そうすると、なんとか板にはくっつかず練っていくことが出来ました。

練った生地は、15分程寝かせておきます。今回は水分が多めなので、くっつくのを防ぐために、寝かす前に生地の下に少し打ち粉をしておきました。

寝かせておくと、いつもよりも扁平につぶれていて、水分が多いことがわかりました。

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これをいつものように、まず手で少し円盤型にのばしてから、麺棒でバランスよく円形に伸ばしていきます。

途中、蕎麦の時と同じように、「角だし」をして四角に整形できないかと試みましたが、あまり上手く行きませんでした。

厚さが1.2mm程度になったら、打ち粉をして畳んでいきます。

まず、生地の左半分に打ち粉をして、左に畳みました。 f:id:skktmlab:20160713153220j:plain

f:id:skktmlab:20160713153223j:plain ここに、更に打ち粉をして、90度時計回りに回転させてから、真ん中を麺切り包丁で切り、重ねました。

最後に、一番上にも、打ち粉をして、麺切り包丁で7mmくらいの幅に切っていきます。 f:id:skktmlab:20160713153229j:plain

畳んでいるので、4枚が重なっている生地を切ることになります。

これまで、普通の包丁だと、重ねた生地を切るのは心もとない感じでしたが、麺きり包丁だとまっすぐに切れます。

この麺切り包丁は蕎麦打ちのために買ったものですが、生パスタ作りでも活用できることが確認できました。

麺の出来上がりは下のようになりました。心持ち生地が厚めだったかもしれません。 f:id:skktmlab:20160713153225j:plain

茹で時間は、2分としました。

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茹でた時の麺の色は、綺麗な黄色をしていて良い感じです。

これまで、卵入りで作って失敗した時は、茹でた時に麺が白っぽくなっていたので、麺の黄色が綺麗に出ているかが、卵入り麺で上手く出来たかどうかの一つの目安といってもよいのかもしれません

茹で上がったタリアテッレをナスのトマトソースとからめて、茹で汁を少し入れて、2分ほど煮込みました。

試食

出来上がりは、こんな感じです。

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食べてみると、やはり、モチッという食感ではなく、プリッシコッという感じの歯切れの良い食感です。慣れてくると、これはこれで良い気がしてきました。

さらに、今日の麺はよく噛んでみると、卵無しの麺に比べて「旨味」が強いことに気づきました。卵を入れた効果が出ているようです。

今までこのことにあまり気づきませんでしたが、これが卵入り麺の良さなのかもしれません。これまでは、むしろ卵の臭さが鼻につくと感じていましたが、今日はそれがありませんでした(何故でしょう?)。

いずれにしても、安定して「食べられる麺」が作れるようになってきたような気がします。ただ、やはり茹でる前の段階で感じた通り、もう少しだけ薄い麺になっていたら、さらに良かったと感じました。

メインの茄子も、とても美味しかったです。これから茄子が畑でどれだけ収穫できるかにもかかっていますが、一応、節約料理のつもりです(茄子をスーパーで購入するとすると贅沢な部類のソースになってしまいます)。

まとめ

卵入りのタリアテッレを、畑から収穫してきたナスを使ったトマトソースで食べました。卵麺らしくモチモチというよりは歯切れの良い食感でしたが、麺を噛むと旨味が強く、これはこれで美味しいなと思えてきました。卵入りのパスタもたまに作っていこうと思います。