今日のお昼は、生パスタを作りました。食べごたえのある手延パスタ「ピチ」にひき肉入りトマトソースをあわせ、上に昨日収穫してきたバジルで作ったバジルペーストをかけました。トマトとバジルの味がとてもマッチして、予想以上の出来でした。
ピチは、生地を自分の手だけでのばして、長い麺にしていくスタイルのパスタです。太めの麺なのでとても食べごたえがあって、私のお気に入りの生パスタの一つです。
今日は、少し全粒粉を多めに入れて、次のような配合で作りました。
- 日清自家製パスタ用小麦粉 80g
- 全粒粉 20g
- オリーブオイル 少々
- 塩 小さじ1/5
- 水 50cc (加水率50%)
ピチは、手で伸ばしていくので、手間と時間はかかる方です。今日も、テレビを見ながらだらだら作っていたら20分以上かかってしまいました。
ピチの麺自体は上手く作れるようになってきたので、今度は効率をいかに上げるかということを考えていきたいですね。
出来上がりは、こんな感じです。全粒粉比率が高いので、結構茶色い色をしていますね。
これプラスあと2束が別の皿の上にあります。今回麺の太さは4~5mmくらいとしました。
今日のソースは、いつもより手がこんだものです。
まず、バジルペースト。
昨日収穫したバジルを、昨日の夜のうちにバジルペーストにしておきました。
自家栽培のバジルでパジルペーストを作るのは、今シーズン二回目です。前回の様子は、こちらの記事を御覧ください。
昨日収穫したバジルは、量ってみると37gありました。
バジルペーストを作るのはとても簡単で
- バジル 37g
- パルメザンチーズ 40g
- 松の実 20g
- 塩 小さじ1
- オリーブオイル 85g
をフードプロセッサにかけただけです。今回、チーズはケチらず40g使いました。今回ヨーグルトを入れなかった分、水分が足りなかったので、オリーブオイルが多めになっています。
後で気付きましたが、ニンニクを入れるのを忘れてしまいました。
このバジルソースを、先ほど成形したピチで作ったトマトソース(ひき肉入り)のパスタの上にかけます。
トマトとバジルの相性は抜群なので、そんな風に上にかけて、混ぜながら食べたら美味しいのではないかと昨日バジルペーストを作っていて思いついたのです。
トマトソースは、塩っぱいバジルペーストをかけることを想定して、塩はかなり弱くしてあります。
ひき肉40gを解凍し、塩少々と胡椒を混ぜてます。混ぜた肉をハンバーグのような固まりにしフライパンに入れ、すこし焦げ目が付くくらいまで火を通します。片面が焼けたら反対にして同じようにします。
ひき肉に火が通ったら、肉の塊を適当に崩し、ニンニクの刻みを入れ、赤ワインを大さじ1くらい入れてアルコールを飛ばします。
余談ですが、ミートソースは、このように赤ワインを入れることが鍵だと思います。赤ワインを入れることによって、それらしい香りと味(と色)になるようです。
最後に、トマトピューレを入れて、麺を茹でる用のお湯を少し足して適当な柔らかさにしておきます。生パスタの場合には、茹で上がったパスタがソースの水分をけっこう吸いますので注意が必要です。
ソースができたら、ピチを茹でていきますが、今回は、茹で時間は4分としました。
茹でたピチをトマトソースに和えて、しばらく煮こむような気分で混ぜていきます。
ソースのとろみが適当になってきたら、パスタを皿に盛り、上にバジルソースをスプーン2杯分乗せます。
出来上がりは、こんな感じとなりました。
早速、バジルソースを少しずつ混ぜながら食べてみます。
「う、うまい!」
思った通り、トマトとバジルが合わさって、なんとも言えないハーモニーです。
混ぜながら食べることで、バジルが強い所、トマトが強い所が、まばらになっていて、トマトとバジルの色んな混合比率の味を楽しむことができます。
ピチは、相変わらず食べごたえのある太麺で良い感じです。ソースもよく絡んでいます。太さが微妙に変化する太麺のこの食感は、乾麺パスタでは絶対に出せない気がします。
まとめ
今日のお昼は、手延のパスタ「ピチ」をひき肉入りのトマトソースで食べました。上に、昨日収穫したバジルで作ったバジルペーストを乗せ、混ぜながら食べてみました。これが、なかなか美味しく、とても満足できるお昼ごはんでした。