昨日の晩のことですが、前々からやってみたいと思っていた、酒の〆に自分で作った手打ちそばを食べるという夢が叶いました。これも、ここまで頑張って手打ちそばの練習をしてきたおかげです。
通は蕎麦屋で日本酒を頼むそうですね。
軽い酒の肴で日本酒をやりながら、蕎麦が出来るのを待ち、出てきた蕎麦で〆るのだそうです。
私は、実際の蕎麦屋でそんなことをしたことは無いのですが、前々から、日本酒の〆を蕎麦でやってみたいなと思っていました。
最近、蕎麦打ちを初めて、そこそこの蕎麦が出来るようになってきましたので、昨日満を持して、〆に蕎麦をやってみることにしました。
自分の打った蕎麦で日本酒を〆る、なんか良いではないですか。
昨日の酒の肴は、畑て採ってきた自家栽培の野菜のおひたしでした。
(蕎麦の薬味用の小ねぎもしっかり収穫してきています)
胡瓜は、四葉胡瓜という品種で、本来は一番左のキュウリようなトゲトゲした形なのですが、何故か右のようなツルッとした形の胡瓜がなる蔓が出てきました。不思議です。
また、2個めのスイカも収穫時期が来たようなので、収穫してきました。こちらは小玉スイカくらいの大きさしかありませんでした。
おひたしにしたのは、オクラに、金時草です。キュウリは、ただ切って味噌をつけて食べます。
質素ですが、日本酒には、こういうシンプルなつまみも結構いいですね。
ビールから始めて(昨日は畑仕事がたくさんあったので、そういう日にはやはりビールです)、上のつまみをつまみながら、日本酒に移行しました。
日本酒も飲んで、ほろ酔いになってきたところで、蕎麦を打ち始めます。
あんまり酔っていると、手元が狂って危ないでしょうから、早めに打ち始めるのが良さそうです。
酒をちびちびやりながら、蕎麦の粉を混ぜたり、水を回したりして、のんびり作るのも一興です。
まあでも、酔っ払うとあらゆる理性が鈍くなりますので、飲みを始める前に蕎麦を打っておくというのが、安全なのでしょうね。次回からはそうしようと思います。
今回、粉の配合は以下のようにしました。
- 蕎麦粉 100g
- 強力粉 20g
- 水 52.8g (加水率44%)
二八で作ろうと思って、蕎麦粉を80g出そうと思ったら、手元が狂ってしまって100g出てしまい、このような配合になっています。
酔っ払って食欲があったので、ちょっと多くてもいいかなと思ってしまいました(危険ですね)。
これは、いわゆる「外二八」という配合で、通常の蕎麦粉:小麦粉が8:2の二八蕎麦よりも、蕎麦粉の割合が多くなります。
蕎麦粉が多いと作るのが難しいかなと少し心配になりましたが、やってみると、特に蕎麦が短く切れることもなく、長い蕎麦ができました。
食べてみると、とても美味しいです。
蕎麦粉の割合が多いためか、少し固めです。蕎麦の香りはより強くなった気がします。
お酒を飲むと、炭水化物が欲しくなるわけですが、ラーメンを食べるよりは健康的なのではないでしょうか。
こんな感じで、自分で蕎麦を打って、酒の〆に出来るくらいになったことが嬉しいです。これはなかなか有用なスキルなのでは無いかと思えてきました。
振り返ってみると、思い切って麺切り包丁を買ったことと、空き箱の蓋を駒板として使うようになったのが、ターニングポイントだったような気がします。
麺切り包丁を買ってから、蕎麦が長くつながりやすくなりましたし、空き箱の蓋を駒板として使うことで、蕎麦の太さを細く一定させることが楽に出来るようになりました。
これから蕎麦打ちをやってみようという方には、少なくとも麺切り包丁は買っておくことをオススメします。
ちなみに、私が使っているのは、下の貝印の麺切り包丁です。ステンレス製なので、素人でも扱いやすいと思います。
まとめ
日本酒の〆に蕎麦を自分で打って食べました。外二八という少し難しい配合でしたが、難なく作れ、美味しかったです。皆さんも、蕎麦打ちにぜひ挑戦してみてください。日本酒好きなら、一生もののスキルになるでしょう。