少し前からカフェインレス生活を試しています。いつものコーヒーの代わりに、カフェイン97%カットというカフェインレスコーヒを飲むようになりました。今日は、このカフェインレスコーヒーはそもそもどうやって作られているのかということを調べてみました。
ちなみに、カフェインレス生活も6日目に入りましたが、禁断症状も良い効果もどちらも実感できていない感じです。ということは、逆に言うと私の場合カフェインをとっていても何も効果が無かったということなのでしょうか。
いずれにしても、もうしばらく続けてみようと思っています。
早速、今日の本題のカフェインレスコーヒーの作り方にいってみたいと思います。
カフェインレスコーヒーの作り方
カフェインレスコーヒの作り方には、現在大きく分けて3つの方法があるそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/デカフェ
- ① 有機溶媒法
- ② 水抽出法
- ③ 超臨界二酸化炭素法
①の有機溶媒法は、コーヒーの生豆を有機溶媒で浸してカフェインを除去するという方法です。カフェインが水よりも油に溶けやすいことを利用した方法です。この方法は、一番古い方法で、有機溶媒が直接豆に触れるため、安全性の懸念があり、現在日本で販売されているカフェインレスコーヒーでは使われていないそうです。
②の水抽出法は、コーヒーの生豆を水で浸してカフェインを含むコーヒーの成分を抽出し、その水からカフェインを取り除いた後、豆を再び水に浸してカフェイン以外の成分を戻すという方法です。
③の超臨界二酸化炭素法は、一番新しい方法で、超臨界状態という液体とも気体ともつかない状態にした二酸化炭素を豆にふれさせることでカフェインを除去するという方法です。コーヒーの風味もあまり損なわず、二酸化炭素という無害な物質を使っているため安全性も高いそうです。
②の水抽出法については、曖昧な所が一つあります。資料によって、コーヒーの成分が溶けた水からカフェインを取り除く際に、有機溶媒を使うと書いてあるものと(上のWikipediaの記事)、フィルターを使って除去すると書いてあるものがあることです。
「水抽出」と書いてあっても、その後段階で有機溶媒を使っているならば、安全性の懸念は残ります。一方、フィルターを使っているものならば、安全性の懸念はより少ないような気がします。
今後カフェインレスコーヒーを買う場合には、どのようなカフェイン除去方法を使っているかも見ながら買いたいと思います。
また、現在、カフェインを含まないコーヒーの木を遺伝子操作で作ろうと言う試みもあるそうです。
まとめ
カフェインレス生活で飲み始めたカフェインレスコーヒーの作り方について調べてみました。いくつかの方法があり、今後買う時には、どのような方法で作られたものなのかも注意して買って行きたいと思います。