最近カフェインレス生活を始めたのですが、意外にカフェインとらなくてもいけるんだなということが分かってきました。そうすると、面白いもので、お酒はどうなんだろうという気持ちが芽生えてきました。
節酒に興味が出てきた
この前少し紹介しましたが、こんな本のレビューも読んだりして(まだこの本自体は読んでいません)、本格的に節酒をしてみようかなという気になってきたのです。
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禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)
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- 出版社/メーカー: ロングセラーズ
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ちなみに、最近の私の飲酒量は、毎日缶ビール1本、プラス、その時の気分でワインか日本酒を1~2合といったところです。これでも、既に減った方で、数年前のピーク時には、一日にワインを2本空ける日もあるというくらいの飲酒量でした。
既にここまで飲酒量が減らして来たのは、健康の事を考えて、体重を落としたいということが一番の理由でした。お酒を飲むとついついつまみを食べてしまいますからね。もう一つは、節約のため高いお酒が飲めなくなったという経済的な理由もあります。
これは、そこそこうまく行って、体重も10キロ程度減らすことが出来ました(しかし、この記事を書いた頃に比べると、飲酒量はまた少し増えてしまっています)。
では何故、さらに節酒を進めようとするのでしょうか。
節酒をしたい理由
本当にお酒を飲む必要があるのかが疑問になった
節酒をしたい理由の一つは、毎日夜お酒を飲んで酔っ払っている時間が無駄ではないかと思うようになってきたからです。
お酒を飲まないで頭がしらふであれば、本を読んだり、真剣に映画や音楽を鑑賞するといった頭を使うことに夜の時間を使うことができます。
何かをすることは、何かを犠牲にすることなのですよね。
つまり、毎日飲んでいる酒は本当に必要なのかという疑問が湧いてきたのです。惰性で飲んでいるだけではないかと。
このまま飲み続けて体は大丈夫か心配になった
また、もう一つには、健康面の心配があります。
数年前まではかなり飲んでいましたし、中性脂肪が多くて脂肪肝の恐れがあると健康診断で言われていたので、そろそろ真面目に肝臓をいたわることを考えた方が良いのではないか、と思い始めました。
もっと節約したい
ちょっと前から、節約を考えて安いお酒にシフトしています。そういえば、こんな記事を書いたりしていましたね。
(この頃は、発泡酒は飲まないと書いていますが、今は飲んでいますね…食べ物や飲み物は結構その時の状況や気分で変わります)
しかし、それでも毎日ビール(発泡酒)を飲めばそれだけで月に3000円以上になりますし、ワインも一番安いものを買ったとしても月に4000円位はかかっているでしょう。お酒を飲むと、つまみも必要で、かなり節約してはいますがこれもなんだかんだ言って、月に10000円くらいかかっているんじゃないでしょうか。
これらを足すと、お酒だけで月に1万7千円もかかっているのです。これは、ちょっと節約の余地ありだと感じてきました。
お酒があまり美味しく感じなくなってきた
少し悲しいことですが、これも、大きな理由です。
一つには、一番お酒を飲んでいた時と比べると、環境が変わってストレスが大きく減ったということがあると思います。やはり、ストレスフルな仕事を終えた後のお酒は美味しいですよね(私はむしろ体を動かした後のビールの美味しさは最近知りましたが)。
そして、美味しく感じなくなった別の理由は、上の節約のこととも関連しますが、安いお酒はやはり美味しくないことが多いのですね。それで美味しく感じなくなっているのではないかとも思います。
また、美味しく感じなくなったのは、体が「もうこれ以上お酒を飲まないで」というメッセージを発しているからではないかという気もします。
お酒を飲むことに慣れてしまったということもあるでしょう。慣れとは恐ろしいもので、最初のワクワク感というものはだんだんと薄れていくものです。お酒を知り始めた頃が一番ワクワクしていてお酒が美味しかったような気がします。
瞑想をしたい
今年の始めあたりから、マインドフルネスや仏教などに興味を持っていて、瞑想を生活に取り入れたいと思うようになりました。
マインドフルネスの場合にはあまり言いませんが、仏教の瞑想の場合、五戒の一つとして「不飲酒戒」というものがあって明確に飲酒を否定しているんですよね。五戒を守って生活を安定させなければ瞑想もうまくいかないという考え方も、一理あると思います。
この前、下の本を読んで、改めてそのことを思うようになりました。

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なぜ「断酒」ではないのか
では、なぜ「節酒」であって「断酒」では無いのでしょうか。
一つには、断酒の場合、「何かの付き合いや気の迷いで飲んでしまったらリバウンドするのでは無いか」という恐怖に一生付き合わなければならないような気がするからです。
私はむしろ、「自分は、ごくたまに飲酒をするが、リバウンド(連続飲酒にもどる)することは無い」という自信を持ちながら生きていきたいと思うのです。
また、もう一つには、良いお酒は料理をとても美味しくすることがあるし、シチュエーションによってはとても楽しいものだということを知っているからです。それを全否定はしたくありません。お酒にまつわる技術・文化にも素晴らしいものがあると思っています。
そして、私はお酒を知り始めた頃のお酒に対するワクワク感を取り戻したいと思うのです。それには、節酒をすることが役に立つのではないかという期待があります。
やり方
基本的には、時間を逆戻りして、「お酒を毎日大量に飲む」→「お酒を毎日そこそこ飲む(今ココ)」→「数日おきにそこそこ飲む」→「週末だけそこそこ飲む」→「週末だけ少し飲む」というように徐々に減らしていこうかと思っています。
私の飲酒習慣は大体9年くらいでピークを迎え、今はピークを少し過ぎたくらいだと思いますので、目標としては、これから5年くらいでお酒を抜いていくというイメージですかね。
私の記憶では、「数日おきにそこそこ飲む」の期間は意外に短く、「週末だけそこそこ飲む」から「お酒を毎日そこそこ飲む(今ココ)」に一気に移行したような気がします。タガが外れたというのでしょうか。
したがって「週末だけそこそこ飲む」(具体的には土曜日だけ)への移行は一気に行く必要があるような気がしています。ですので、とりあえずはこの「週末だけそこそこ飲む」を定着させることを目標に節酒をしていきたいと思っています。考えてみると、その状態の時が、お酒を飲むのが一番楽しかった時期なのでは無いかという気がしますので。
そして、週末だけ飲むことにすれば、その分お酒のグレードをあげても良いのかなという気がします。それでは、節約にならないではないかという声も聞こえそうですが、週末だけ飲むとすると、つまみの質は今と同じにすれば量はそうそう多くできるわけではないですから、節約にはなるはずです。
まとめ
節酒をしようかなと考えていて、その考え方をまとめてみました。決意表明のようなものですが、上手くいくかどうかは分かりません。既に先週から始めていて、今週はまだお酒を飲んでいません。お酒を飲まない日の次の日の寝起きが気持ち良いこと、私の場合、飲みたくなる気持ちがカフェインに比べてお酒の方が強いことなどを実感しています(この前の日曜日は飲まないつもりだったがつい飲んでしまいました)。さてどうなるでしょうか。