煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【今日の生パスタ】これは美味い!イカリングのようなショートパスタ「カラマラータ」


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今日のお昼は、生パスタを作りました。「カラマラータ(Calamarata)」というイカリングのような筒状のショートパスタで、今回が初挑戦です。

イカリングのようなショートパスタ「カラマラータ」

「カラマラータ」はイタリア・カンパニーア州発祥のショートパスタで、イカリングのような弾力のある筒状の形状が特徴的なパスタです。

今回も、こちらの本を参考にしています。

このパスタは、生地を麺棒で伸ばしてから、帯状に切ってリング状に成形していきます。生地を帯状に切る時に余りが出るはずで、それをどうにかするのが面倒だなと思い、挑戦するのが後回しになっていたパスタですが、思い切って挑戦してみることにしました。

では、早速今日のカラマラータ作りの様子を御覧ください。

カラマラータ作成レポート

材料

  • 日清自家製パスタ用小麦粉(デュラム小麦粉)70g
  • 全粒粉 12.5g
  • 水 43g (加水率52.1%)
  • 塩 小さじ1/6
  • オリーブオイル 2g

粉の量は本当は計80gにしようと思ったのですが、手が滑って少し全粒分が多めに出てしまったので、この量になっています。

こね

いつものように、水に塩とオリーブオイルを良く混ぜ、それを粉に少しずつ入れていきます。

全部入れてある程度混ぜたら、手で、一つにまとめて、延し板の上でこねていきます。

加水率が52%あるにしては、少し固く感じました(このときは、水の量を間違えたのかなと思いました)

5分ほどこねて生地がスムーズになったら、丸めて寝かせます。

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寝かせる時間は、15分以上。寝かせる時には、乾燥を防ぐために玉の上にボウルを逆さにしてかぶせると良いです。

のし

寝かせた生地を麺棒で伸ばしていきます。

こねている時には固めかなと思いましたが、延しの段階になると、とてもちょうどよい固さになっていました。

厚さは3mm程度で、最終的には長さ8cm、幅2cmの帯状に切ることになるので、奥行きが8cmの倍数になるように伸ばすのが理想と思いますが、そうそうビッタリとはいきませんね。

こんな感じになりました。

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厚さが、3mmよりは薄くなってしまったかもしれません。

切り

伸ばした生地は先ほども書いたように、長さ8cm、幅2cmくらいの帯状に切ります。

縦が少し余っていまいましたね。ここは後で考えることにしましょう。上の丸い部分もかなり無駄になりそうですね。 f:id:skktmlab:20160916191916j:plain

真ん中のきれいな長方形の所は、こんな感じで、2cm幅に切っていきます。 f:id:skktmlab:20160916191925j:plain

この帯状の生地を、リング状にします。つなぎ目は、1cm程とします。

こんな感じです。 f:id:skktmlab:20160916191928j:plain

最後に、リングに細い麺棒などを差し込んで、つなぎ目に圧力をかけて接着します。私は、細い麺棒は持っていなかったので、丸い木の箸(祝い箸)を使って接着しましたが、それでも特に問題ないようでした。

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このリングを作る作業は結構楽しいですね。

出来上がったリングは、上の写真のように縦に置いて置くと形が崩れません。置く時に、下の面に軽く打ち粉をしておいた方が、置いた場所にくっつかなくて良いようでした。

余った生地は、こんな感じでつなぎ合わせて、なんとか帯状にしました。 f:id:skktmlab:20160916191938j:plain

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全部で、こんな感じのリング達が出来上がりました。

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茹で

本によると、茹で時間は3~4分だそうですが、生地が少し薄いような気がしたので、少し短めの2分30秒としました。

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一個だけ、リングが解けて帯状になってしまいました。接着はしっかりやっておいた方が良さそうですね。

ソースとあえて出来上がり

ソースは、野菜ジュースで作ったボロネーゼ風ソースです。

茹で上がったカラマラータをソースに入ったフライパンに入れると、茹でている時にはきれいなリング状になっていたのに、潰れてペタンとなってしまったものが結構多くありました。

茹で時間が長すぎたか、やはり、最初の生地の厚さが薄すぎたのが原因でしょうか。

試食

とはいえ、こんな感じで出来上がりました。 f:id:skktmlab:20160916191944j:plain

ワイルドでボリューム感がありますね。

早速食べてみると、とても食べごたえ(コシ)があります。

これは、美味しい!

リング状が保たれているものと、リングが潰れてしまったものを食べ比べてみると、

「なるほどなあ」

リング状がしっかり保たれているものは、固さが絶妙で特に美味しいです

このカラマラータを作るときは、茹で終わってソースと絡めた時に、リングが潰れないくらいの生地の厚さと茹で時間を目指すのが良さそうです。

まとめ

イカリング状のショートパスタ「カラマラータ」を作ってみたところ、とても食べごたえのある美味しいパスタになりました。生地を伸ばす作業などの生パスタの基本的な作業に慣れていれば、リングを作る作業自体も簡単で楽しく、オススメの生パスタだと思いました。