煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【今日の生パスタ】米粉50%のモッチリ生パスタを作ってみました


f:id:skktmlab:20160920163250j:plain

小麦粉に米粉を混ぜてパスタを作ると、どうなるか知っていますか? 今日のお昼ごはんは、ちょっと趣向を変えて、米粉入りのパスタ(トロッコリ)にしました。

米粉50%の生パスタ

実は、前にも米粉を混ぜて生パスタを作ったことがあるのですが、その時の様子は、こちらです。

この時には、外側はツルッとしていて中はモチッとした、普通のパスタとは違うなかなか面白い食感のパスタができました。

このときは米粉の割合が30%だったのですが、今日はさらに多くして米粉率を50%として作ってみることにしました

こんなに米粉を多くして、ちゃんとした麺になるのでしょうか。

少し恐る恐るですが、挑戦してみました。

では早速作ってみましょう。

今日の生パスタ作りの様子

今日作ろうとしている麺は、「トロッコリ」という歯の付いた麺棒のような道具で生地に切れ目を入れて作るロングパスタです。

私の場合、本来の道具ではなく、下の写真にある「薄焼き卵カッター」を使って作っています。けっこうそれらしいトロッコリができるので、重宝しています。

f:id:skktmlab:20160920163222j:plain

材料

  • 日清自家製パスタ用小麦粉(デュラム小麦)40g
  • 米粉 40g
  • 水 43.6g (加水率54.5%)
  • 塩 小さじ1/6
  • オリーブオイル1g

こね

米粉と小麦粉はボウルで良く混ぜておきます。

f:id:skktmlab:20160920163230j:plain

次に、水に塩とオリーブオイルを混ぜ、それを、粉に少しずつ入れて混ぜていきます。

最初、加水率は52%にしようと思ったのですが、それだと明らかに水が足りなかったので、少し水を足して、最終的には54.5%の加水率になりました。

f:id:skktmlab:20160920163232j:plain

ここまでまとまってきたら、のし板の上でこねていきます。それにしても、米粉が入ると小麦粉の感触とはかなり違って、結構粉っぽい感じになりますね。

f:id:skktmlab:20160920163225j:plain

こねて表面が上の写真のように滑らかになったら、15分程寝かせます。寝かせる時には、乾燥を防ぐためにボウルを逆さにしてかぶせておくとちょうどよいです。

のし

寝かせた生地を麺棒を使って伸ばしていきます。

最初は、手で円盤状に伸します。 f:id:skktmlab:20160920163227j:plain

手で伸ばした時に、少し下にくっつく感触があったので、打ち粉を追加しました。

粉の総量が80gということもありますが、小麦粉だけのときに比べて量が少なく感じます。 f:id:skktmlab:20160920163235j:plain 米粉は、同じ重量でも体積が小さいのかな?

生地の厚さは、1.5mm程度でしょうか。これも、普段トロッコリを作るときに比べて薄めに感じました。

切り

上で紹介した薄焼き卵カッターを生地に押し付けながら回転させ、切れ目を入れていきます。

コツとしては

  • 切れ目は端っこからではなく、生地の真ん中から入れ始める
  • 一気に行くのではなく、少しずつ前後させながら進めると切れ目がよく入る
  • カッターの通った後の部分を手で抑えておくと、生地がめくれ上がるのが防げる

といったあたりを気をつけると、上手く行きやすいと思います。逆に失敗すると、一気に失敗することが多いので集中が必要です。

カッターの幅が無いので、一気に全部は出来ませんので、ずらしながら何回かやります。 f:id:skktmlab:20160920163237j:plain

途中、カッターの位置合わせを少し間違えて、切れ目がずれてしまいましたが、まあ、よいでしょう。 f:id:skktmlab:20160920163239j:plain

カッターだけでは、きれいに切れてはいませんので、端から一本一本、切れ目に従って手で切り離していきます。

加水率が適当ならば、特に苦労なく切り離せると思いますが、加水率が高すぎると伸びて難儀することになります。

今回、米粉が入っている生地は、小麦粉だけの時に比べて切れ目がはっきり入って切り離しも簡単だという印象でした。それは、生地の粘りが弱いということを意味しているのでしょうね。

切り離した麺には、打ち粉を良くしておきます。

こんな感じで麺が出来ました。 f:id:skktmlab:20160920163242j:plain

白くてきれいですね。 f:id:skktmlab:20160920163245j:plain

茹で

茹で時間は、2分としました。米粉が入っているので、余り茹ですぎないように短くしてみました。

打ち粉を良くしておいたのに、麺同士が多少くっついてしまっていましたが、お湯に投入するとうまい具合に離れてくれました。

茹で上がった麺は、ソースと和えて出来上がりです。今日のソースは、ベーコン入りのトマトソースでした。

試食

こんな感じで出来上がりました。

f:id:skktmlab:20160920163247j:plain

見た目はなかなか美味しそうです。

早速食べてみました。

お、相当モチッとしているな

米粉を入れると独特のもちっとした食感になることは、前回の経験で分かっていましたが、そのモチモチ度がさらに強くなっていました。

これは、小麦粉にはない、とても面白い食感です。私は結構好きですね。

もちろん、麺の表面はツルッとしていて、それも美味しいです。

米粉率30%よりも、私は50%の方が好みでした。

美味しかったです。

ただ、ダイエットのために粉の量を80gとしているので、量はちょっと物足りないと感じました。生地を伸ばしている時にも感じましたが、米粉だと仕上がりの体積が小さめなのかもしれませんね。

まとめ

米粉を50%入れた生パスタを作ってみました。米粉のモチッとした食感がかなり強調されていて、面白い食感でした。とても面白い食感なので、普通の生パスタとは違った新しい食感を求めている方は、一度米粉入りのパスタを試してみてはいかがでしょう。