早いもので、このブログを始めてからもう少しで8ヶ月になろうとしています。記事の数も400を超えて、我ながらよく続いたものだと思います。そこで、といっては何ですが、このブログを始めてからこの2016年度の上半期(4月〜9月)で購入したもので良かったものをランキング形式で振り返ってみたいと思います。
1位: 『まいにち食べたい 手打ち生パスタ』

まいにち食べたい手打ち生パスタ: パスタマシンを使わずに粉から作る、本場イタリア仕込みのレシピ集
- 作者: 金子琴美
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2013/12/02
- メディア: 単行本
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この本が上半期で購入したものではダントツで一位ですね。パスタマシン無しで作れる生パスタについて書かれたレシピ本で、私はこの本で生パスタ作りに目覚めました。
元々は、ヌードルメーカが欲しいということから始まって、でもその前に、お金をかけないで自分の手で生パスタを作ってみようとして大失敗したことから、この本を手に取ったのでした。
初心者向けに、様々な生パスタの作り方が写真入りで詳しく書いてあるので、とても重宝しました。
私は、この本によって生パスタ作りにハマったと言っても過言ではありません。器械も使わず手だけで、これだけの美味しい生パスタが自分で作れるとは思っていませんでした。一生モノのスキルを身に付けることができた気分です。
「物」ではなく「知識」を買うことのパワーを実感した買い物でもありました。
この本を参考に作った生パスタの数々については、こちらをご覧ください
2位: 「タニタ デジタルクッキングスケール 2kg」

タニタ デジタルクッキングスケール 2kg/0.1g グリーン KD-192-GR お菓子作りにおすすめ
- 出版社/メーカー: タニタ(Tanita)
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 3人 クリック: 2回
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生パスタを作るようになって、粉の量や水の量を正確に量りたくなって、↓の記事で色々な機種を検討して購入したのがこちらの製品でした。
0.1g単位での計測など、手頃な価格で私にとっては必要十分な機能がついていたので、とても良い買い物でした。生パスタ作りの後に始めた蕎麦打ちでも大活躍しています。
実際、生パスタや蕎麦の生地を作る時の水分量などは0.5gの差でも結構感じます。これまで、料理をする時には結構目分量でやっていたのですが、正確な計量は料理の基本だと気付かされました。
何事も、現状の把握のための計測が重要ですね。
3位: 「関孫六 麺切り包丁 AG-5021」

- 出版社/メーカー: 貝印(Kai Corporation)
- メディア: ホーム&キッチン
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上で少し書きましたが、生パスタにハマった後、蕎麦打ちにも手を出すようになりました。最初は、手持ちのものだけ使って作ろうとしていたのですが、どうしても上手く行かずに最初に購入した専用の道具がこちらの麺きり包丁です。
手頃な値段のステンレス製の麺きり包丁でメンテナンスも楽です。
何より、この麺切り包丁を買ってから、かなり満足できる蕎麦が自分で打てるようになりました。やはり、伝統的に使われている道具には意味があるのだなと感じた一品です。
もちろん、うどんや生パスタを作る時にも使えます。
「そば打ちをしたいけど全ての道具を揃えるお金が無い」という人でも、この麺きり包丁だけは買うべきだと感じました。
私は、この後、蕎麦打ち用として「駒板」と「こね鉢」も購入しています。これらもあるとかなり蕎麦の出来が変わってきますので、麺切り包丁の後、余裕があれば揃えるのが良いと思いました。
この麺切り包丁を買ってから、数えてみると既に26回は蕎麦を打っているみたいですから、コストの回収は着々と進んでいます。
生パスタ作りもそうですが、蕎麦打ちの技術も一生もののスキルだと思います。年を取って脂っこいものが食べられなくなったら(もうなりかけていますが)、こちらのスキルの方が活きてきそうですね。
4位: 「ドリテック 時計付防滴タイマー ドロップ クロムメッキ T-156CR」

ドリテック 時計付防滴タイマー ドロップ クロムメッキ T-156CR
- 出版社/メーカー: ドリテック(dretec)
- メディア: ホーム&キッチン
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こちらは、キッチンタイマーです。
特に蕎麦を打つようになって、茹で時間に秒単位の正確さが必要になったことから↓の記事で検討した中からこちらのキッチンタイマーを購入しました。
購入の決め手は、防滴機能があるということで、鍋のそばで使っても心配がありません。
これまでは、iPhoneのストップウォッチ機能などで時間を測っていましたが、専用の物があるととても便利ですね。
5位: 「日清 自家製パスタ用小麦粉」

- 出版社/メーカー: 日清フーズ
- メディア: 食品&飲料
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私が生パスタを作る時によく使っている小麦粉です。いわゆる、デュラム・セモリナ粉のデュラム小麦の小麦粉です。セモリナ粉程粗挽きではなく、細かい粒子なので、こねるのが楽です。
値段も、(普通の小麦粉よりは高いですが)他のデュラム・セモリナ粉などよりも安いので、重宝しています。これで作ると、生パスタ一食分の粉代が50円~60円程度となり、通常の乾麺パスタの少し高級な方(バリラとか)と同程度になり、ギリギリ節約料理と言える値段で作ることができます。
まとめ
2016年度上半期に購入して個人的に良かったモノを紹介してみました。これを見ると、この半年は、ほとんど生パスタ作りと蕎麦打ちに終始していたようですね。個人的には、この二つは自分の食生活を豊かにする一生もののスキルだと思っているので、これらをそれなりに習得でき、とても有意義な半年間だったと思います。その過程で、デジタルスケールやキッチンタイマーなど、キッチンの基礎体力を上げる道具を揃えることができたのも良かったと思います。