昨日、テレビを見ていたら、イタリアに嫁いだ女性が美味しいトマトソースが作れなくて困っているという話をやっていました。自分の子供にもおばあちゃんの作ったトマトソースの方が美味しいと言われてしまう始末。そこで番組では、イタリアのトマト農家を訪ね、美味しいトマトソースの作り方を教えてもらうという内容だったと思います。
私も、今年の夏に家庭菜園で育てたトマトを使ってトマトソースの自作に挑戦したりしました。
その時の様子は、↓のような感じです。色々なやり方でトマトソースを作ってパスタに合わせて食べたりしていました。
生のフレッシュなトマトから作るトマトソースは、いつもとは違う味わい(特に甘みがすごかった)で、美味しかったことは美味しかったのですが、まだまだ完成というレベルには至りませんでした。
というわけで、来年もトマトソース作りには挑戦したいと思っていたところに、この番組が目に入ったので、興味深く観ていました。
番組で紹介されていた本場のトマトソースの作り方のポイントは
- トマトは、サンマルチアーノ(サンマルツァーノ?)という種が少なく肉厚の品種を使う
- 種は取らない(旨味を出すため)
- 細かく切る(皮に入っているペクチンを良く出すため)
- 裏ごしする
- 油が少ないのは駄目
というものでした(あれ、裏ごしって煮る前?煮た後?忘れてしまいました)。
種に旨味があるとか、皮にペクチンがあるなどは、この夏トマトソースを作ろうとして調べて知っていましたが、気になったのは別のところで、番組の中で使われていたトマトを裏ごしする器械です。
ハンドルがついていて、それを回すと、自動で裏ごしが出来るという道具のようでした。とても便利そうです。
早速、調べてみると、「ムーラン」という名前の道具のようですね。知りませんでした。

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アマゾンて見てみると、結構、高価な道具なのですね。イタリアの家庭くらいトマトソースを大量に自作するのでなければ、元がとれないかもしれません。トマトに限らず、野菜の裏ごしに使えるようですが、そういう料理あんまりしないしなあ。
私の場合、平日のお昼にパスタを自炊して食べることが多く(最近、蕎麦打ちを覚えるまではほぼ100%パスタでした)、その時のソースはだいたいトマトソースにするので、消費量としては多い方だと思います。
しかし、まだトマトからトマトソースの自作を習慣とするまでにはなっていない(最近はトマトジュースを煮詰めるという方法でやっています)ので、買うかどうかは迷うところですね。
トマトをもっと大量に栽培して、それでトマトソースを大量に作って保存して置くという生活をすることが出来れば、この器械もそこそこ活躍する機会があって、元もとれそうですが。
いずれにしても、来年は、本場のトマトソースで使われるサンマルチアーノというトマト品種を育ててみようかな。追記: 品種名は、記憶違いをしていたかもしれません。表記としては「サンマルツァーノ(San Marzano)」の方が正しそうです。

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