少し前からやっていた唐辛子(鷹の爪)の乾燥が終わりました。一体、どのくらいの量の唐辛子になったのでしょうか。
乾燥した唐辛子を整理
こちらの記事で紹介した、自分で栽培した唐辛子(鷹の爪)。
家の中で乾燥させていたものが、かなりカラカラに乾燥してきました(一部、天日干しもしてみましたが、明らかな違いはないようでした)。
というわけで、実の部分だけを取り外して、保存します。
色がおかしいものなどは、除外しました。
きれいな唐辛子は、この位の量になりました。結構あります。
重さを量ってみると、63.4gでした。
一年間持つかというと、ギリギリかなという感じでしょうか。
鷹の爪は結構辛いので、パスタなんかに使うには、大きな実なら半分位で十分だと思いますので、そうやって節約して使えば一年持つかもしれません。
それから、今回の収穫できた唐辛子を金銭に換算してみると、中国産の安い唐辛子の値段で考えると、100円/10g位ですから、634円分となります。半年頑張って栽培して、それだけかと思うと、そうでもないですね。
ただ、これを国産の高級唐辛子と考えてみると(しかも家のは無農薬、肥料は腐葉土だけですからね)、250円/10gはするようですから、今回収穫できた唐辛子は、これの1585円分となります。
こう考えてみると、種代の200円位を引いたとしても(そう言えば、種は購入した鷹の爪から自分で取ったので0円でした)、作る価値はあったような気が少しします。
使用した畑の面積も、畝の100cm x 40cm くらいの区画でしたので、面積あたりの収穫できる値段でいうと唐辛子は優秀な方でしょうね。
家庭菜園でのコスパの良い作物
これまで数年間家庭菜園をやってきた経験としては、基本的に、家庭菜園などの狭い場所では、単価の高いハーブ類やスーパーでは手に入りにくいもの(パクチー、バジル、紫蘇、唐辛子、ネギ、ニンニクなど)を栽培するようにすると、畑代は回収しやすい感じですね。
ハーブ類は、虫の害なども少なく基本放置でいいのでオススメです(今年、プランターのパクチーは虫にやられましたが…)。
また、葉物野菜よりは、果菜類(インゲン豆、トマト、オクラ、ナス、キュウリ)なども良いですね(今年は葉物野菜が高いので少し違うかもしれませんが)。
トマトは、大玉でなくミニトマトなら栽培に失敗することはほぼありません。オクラ、インゲン豆も簡単です。大玉トマト、ナス、キュウリは少し難易度が上がるかもしれません。
私は、ナスの栽培はあまりうまくいったことはないのですが、今年は量は少ないながら美味しい秋ナスがとれました。ナスもスーパーで買うと結構高いので、普通にならすことができたらコストを回収するのは簡単だと思います。
葉物野菜は、間引きの手間もあるし、虫の心配も必要なので、結構頻繁に畑に行ける人でないと、少し難しいかもしれませんね。ただ、葉物であれば、面積効率が良く虫の害が比較的少ない、小松菜や水菜あたりがオススメだと思います。
まとめ
乾燥させていた唐辛子を整理したところ、計63.4gの乾燥唐辛子となりました。今年はなかなかうまく出来たと思います。辛さと旨味は、既にパスタのアラビアータなどで使ってみて確認済み。国産の高級な唐辛子と考えたら、そこそこの値段のものが収穫できたことになりますね。