煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

『割合で覚える和の基本』を参考に作った鶏ごぼうがめちゃくちゃ美味い!


昨日は、一週間ぶりの禁酒解禁日だったので、日本酒を飲むことにしました。料理もそれに合わせて和食にして、少し気合を入れて作ってみました。

作ったのは、この前、下の記事で紹介したKindle Unlimitedの読み放題で読める料理の本の一冊『割合で覚える和の基本』に載っていた「鶏ごぼう」と「たこと長芋の酢の物」です。

割合で覚える和の基本

割合で覚える和の基本

和食での基本的な調味料の割合という観点でまとめられたレシピ本です。調味料の割合さえ覚えてしまえば、和食の味がピッタリ決まりますよという本です。早速Kindle Unlimitedでダウンロードして、読んでみました。

パラパラと見てみて、日本酒に合うつまみになりそうな「鶏ごぼう」と「たこと長芋の酢の物」を作ってみることにしました。

で、私が作った鶏ごぼうはこんな感じ。レシピには入っていませんでしたがニンジンも足してみました。 f:id:skktmlab:20161113114143j:plain 醤油:みりん:だし汁 = 1:1:8の割合がコツです(だし汁はインスタントで代用しました)。作っているときから、ごぼうのいい香りが漂って食欲をそそります。本のお手本よりは色が薄く出来上がりました(もう少し煮詰めなきゃいけない?)が、とても美味しそうです。

たこと長芋の酢の物は、こんな感じ。 f:id:skktmlab:20161113114146j:plain 蛸の酢の物は、元々好物ですが、長芋を入れるというのは面白いですね。割合は、醤油:みりん:酢 = 1:1:1です。

昨日飲んだ日本酒はこちら。「紀土(きっど)純米大吟醸」です。 f:id:skktmlab:20161113114149j:plain 前から気になっていた銘柄で、和歌山県の平和酒造のお酒です。山田錦の精米歩合50%のお酒ですね。

紀土 純米大吟醸 720ml

紀土 純米大吟醸 720ml

早速、「紀土(きっど)純米大吟醸」を飲んでみます。 f:id:skktmlab:20161113114154j:plain お!

香りがとても強いですね。

この値段でこれだけの香りというのはコスパ高いと思います。

それにしても、米だけでこの華やかな香りが生まれるというのは、いつも思いますが面白いですね。

そして、鶏ごぼう。

おお!これは美味い。

やはり、肉とごぼうの組み合わせは最強です

普段は味付け薄めで作ることが多いのですが、今回はレシピ通りの濃さにしたので、結構しっかりしょっぱくて酒のつまみにはちょうど良いです。

やはり、塩味はしっかりしている方が食べる分には美味しいんですよね。まあ、週に一日くらいは、外食のようなしっかりした味付けでもいいでしょう。

華やかな香りの日本酒を飲んで、ごぼうの香りの効いた料理を食べていると、なんとなく正月のような気持ちになってきました。おせちのお煮しめのイメージですね。

たこと長芋の酢の物は、長芋のシャキシャキ感がとても良かったです。長芋を入れるというような発想はなかなか出てこないですね。

そして、最後は自作の手打ちそばで締めました。 f:id:skktmlab:20161113114152j:plain この前から使っている夏蕎麦の新そば粉で作った外二蕎麦です。薬味は、畑から収穫してきた辛味大根です。

f:id:skktmlab:20161113114157j:plain

いや~、美味しかったです。

この日は、この他にも同じ蕎麦粉で「そばがき」も作ってみましたが、つるっ、モチっとした食感でこれも美味しかったです。

料理をたらふく食べ、日本酒は3合ほど飲んでお開きとしました。

とても楽しかったのですが、料理の方に気合を入れてしまうと、そちらをちゃんと作らなきゃというプレッシャーで、純粋にお酒を楽しむということがしにくくなる気はしましたね。特に、蕎麦打ちは結構神経を使うので疲れます。

まあ、何も考えずに作れるくらいレシピを自分のものにできれば、もうすこし楽になるとは思います。そういう意味では、今回の鶏ごぼうは簡単なのにとても美味しいので覚えるには良さそうです。

あと、今回のお酒は、個人的には、香りが強すぎるかなと感じました。食中酒としてはあまり合わない感じです。大吟醸ですから、そこは当然に想定しておくべきでしたね。やはり個人的には、日本酒は純米吟醸が一番しっくりきます。

まとめ

禁酒解禁日ということで、酒のつまみとして、『割合で覚える和の基本』を参考に「鶏ごぼう」「蛸と長芋の酢の物」などを作ってみました。また、〆には自作のそばがきと手打ちそばを食べました。とても美味しかったです。今回、料理にかなり力を入れたため、ちょっと疲れてしまいました。お酒を楽しむという意味では、料理はそこそこにした方が良いのかもしれませんね。

それにしても、こちらの本は結構使えそうです。Kindle Unlimitedでストックできる10冊の中に常駐させておこうと思います。

割合で覚える和の基本

割合で覚える和の基本