煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【料理】黒ソイの煮付け: 見た目は悪いですがとても美味しい煮付けになりました。


f:id:skktmlab:20161127115318j:plain 昨日土曜日は、節酒生活のお酒解禁日でした。日本酒を飲もうと思って、日本酒に合う料理ということで魚の煮付けを作ってみました。スーパーで見かけた「黒ソイ」という魚です。

黒ソイの煮付け

黒ソイという魚はこれまで知らなかったのですが、メバルと近い魚のようですね。

www.zukan-bouz.com

メバルは以前食べたことがありますが、この魚を食べたのは初めてです。

普段あんまり魚の煮付けって作らないので、やり方を忘れたので、下の本の「メバルの煮付け」参考にして作ってみました。

Kindle Unlimitedの読み放題で読める『「分とく山」野崎洋光のおいしい理由。和食のきほん、完全レシピ (一流シェフのお料理レッスン)』です。

 材料

本を参考にしていますが、少し自分で変えたところもあります。

  • メバル → 黒ソイ1匹(体長26cm程)
  • ごぼう 10cmほど
  • (追加)自家栽培ニンジン 5cm程
  • しいたけ、さやいんげん、ネギ → 省略 
  • 水 300ml
  • 日本酒 200ml
  • 醤油 100ml → 75mlに変更
  • みりん 100ml → 75mlに変更
  • 好みで砂糖 大さじ2 → 小さじ1/2に変更
  • 生姜 薄切り6枚ほど

黒ソイは結構な値段がしましたが、体長26cm程のかなり大きいものでした。

作り方

  1. 魚は内蔵、ウロコ、エラをとっておきます。今回は最初から取ってくれていたので省略しています。楽でいいですね。

  2. ごぼう、ニンジンを切っておきます。

  3. 80℃のお湯を用意して、それで野菜、魚の湯通しをします。10秒ほどと書いてありましたが、取り出しに手間取って少し長くやってしまいました。

  4. 魚は冷水で洗って綺麗にして、水気を拭き取っておきます。この時、皮が結構剥がれて汚い感じになってしまいました。湯通しの時間が長すぎたせいでしょうか。

  5. 魚と野菜を煮汁(水・酒・醤油・みりん・砂糖)とともに鍋に入れ火を着けます。魚は、尾びれが鍋のふちにつくようでしたら、クッキングシートを下に敷いて焦げ付かないようにガードします。レシピで砂糖はお好みでと書いてあったので、砂糖なしでやりはじめました。

  6. 落し蓋をして、ほんの少し泡が立つ状態でコトコト煮る。本では、落し蓋はアルミホイルなどではなく木の落し蓋でないと駄目と書いてありましたが、家には無かったので、クッキングシートを使用しました。

  7. しばらく(5分程)煮たら、魚を取り出し、煮汁が1/2程度になるまで煮詰めます。魚を取り出す時に、頭が外れてしまいました…

  8. 魚を戻し入れ、煮汁が最初の1/3の量になるくらいまでさらに煮詰めていきます。この時も尾びれをクッキングシートでカバーします。また、煮汁を魚にかけながら煮ます。ちょっと甘みが足りないように感じましたので、砂糖を小さじ1/2加えました。

  9. 生姜を加えて、香りが移ったら出来上がりです。丁寧に皿に盛ります。

食べる

こんな感じに出来ました。 f:id:skktmlab:20161127115318j:plain

ちょっと見た目は悪いです。皮の色はメバルのオレンジ色の方が美味しく見えるかもしれませんね。

しかし、味はとても良かったです。

弾力もあり、それでいて固すぎない美味しい身をした魚ですね

あれだけ煮たのに、身にはあまり味は染みていない感じでした。お好みで汁を付けて食べるとちょうどよい感じです。

ただし、ごぼうとニンジンはかなり塩っぱい感じになっていました。特にニンジンは塩っぱいです。味がしみにくいようにもう少し大きく切っておいた方が良かったかもしれません。

味がしっかりあるので、日本酒にはとても良く合いますね。

前回は純米大吟醸酒を飲んで、香りが強すぎて料理には合わないなと感じたので、今回は、純米酒を飲みました。

飲んだのは「鳴門鯛 純米 冷卸」という徳島県のお酒です。 f:id:skktmlab:20161127115320j:plain (右にちょっと写っているのは、前回飲んだ「紀土 純米大吟醸」)

これがとても料理とあって良かったです。

特に冬の寒い時期には、純米酒くらいの少し重めの日本酒の方が「酒を飲んでいる」という気分になって、個人的には好きですね。

鳴門鯛を1.5合ほど、残っていた紀土をお猪口2杯ほど、ビールを350ml飲んで、お開きとしました。

料理が美味しく、とても満足できるお酒でした。

前回の日本酒の回で作った「鶏ごぼう」もそうですが、ちゃんと味が濃くついているものは酒に合いますね。

www.bonnoutaisan.com

塩分量とかを考えたら毎日は食べられませんが、週一のお酒解禁日の日は、外食しているつもりで味をしっかり付ける日としています。

そういうメリハリをつけた生活も良いのではないかと思います。

まとめ

スーパーで見つけた黒ソイという魚を煮付けにしてみました。日本酒とよく合う、美味しい煮付けが出来ました。今回本を見て真面目に煮付けを作ってみましたが、見た目を除けばとても良くできて、魚の煮付けもそこそこ出来るという自信が出てきました。これからも美味しそうな一匹物の魚を見つけたら煮付けにしてみたいと思います。

そう言えば、最近、釣りをしていませんね。この料理を食べて、また釣りをしたくなりました。