今日の朝、トースターの下に焦げたパンくずがたくさん溜まっていたので、掃除したんです。で、ついでに網やドアの内側も掃除しようと思い、ドアを外し、網も外して掃除をしたのですが、いざ組み立て直そうとした時に、思いの外、手間取ってしまいました。
というのも、下の写真で矢印をつけた部品がトラップだったのです。
この部品、前にも動くようになっていています。
くびれがあるので、そこにトースターの奥のバーを引っ掛けるのかなと思うじゃないですか。
こんな風に。
でも、こうすると網が下のヒーターにぶつかってしまうので、これは間違いなんですね。
どうしたら良いか分からず、十分以上も試行錯誤していました。
ちゃんと分解前の状態を覚えておけって話なのですが、単純な機械ですのでユーザーが行う組み立て方も明白だと思うじゃないですか。
しばらく格闘しても駄目だったので、あきらめて、TIGERのサイトでトースターの説明書を見てみました。
オーブントースター 取扱説明書 | お客様サポート | TIGER
機種が分からなかったので、適当な機種の説明書を開きましたが、それでも問題ありませんでした。
説明書を見て、分かったのは、なんとこの部品は組み立てとは全く関係ないということです。
正しくは、この部品は無視して、網の下にある突起を後ろのバーに引っ掛けるようにして網を上に載せるだけなんですね。
こんな感じ。
じゃあこの部品は何だ?ということになりますよね。
説明書にその答えもありました。
この部品は「オートリフト用バー」という部品らしいです。
名前から察しの付く方もいらっしゃるかもしれません。
この部品は使う時には、このように前に動かして使います。
こうしておくと、食パンを焼いた後ドアを開くとこのバーが自動で少し持ち上がって、食パンの下に隙間が出来て取り出しやすくなるそうです。
とういうわけで、食パンにかなり特化した便利機能だったんですね。
実は私、この機能、初めて知りました。
最近食パンはあまり食べませんし、また、食パンを食べていた頃にもこの機能は全く使っていませんでした。というと高校生の頃で、トースターの掃除を自分でしていませんでしたので気付きませんよね(昔からこのオートリフトバーがあったのか不明ですが)。また、大学生以降は、電子レンジでトースターを兼用していましたし。
とにかく、この機能について知る機会が私にはこれまで無かったのです。
まあ、何十年と生きていても、こういう基本的なことって意外と知らないですよね。
えっ?私だけ?
それにしても、この機能を使っている人っているんでしょうか?
それほど食パンが取り出しやすくなる気もしませんし、これが付くことによって掃除後の組み立てが混乱することを考えたら、いらないような気もするんですが…
まあ、今回トースターについて勉強になったので良かったです。
パンくずトレーというのが下にあって取り外せるのも初めて知りましたし。
まとめ
トースターのオートリフトバーというものを始めて知りましたので、書いてみました。
調べてみたら、タイガーの最近の機種にはオートリフトバーが無いみたいですね。私のような意見が多かったのかな。

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