煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

コンベクションオーブン(ツインバード TS-4118)を購入しました。これでオーブン料理作り放題!


少し前から、オーブンレンジかコンベクションオーブンが欲しいなと思って、色々検討していました。特に最近パン焼きにも挑戦するようになってからより一層物欲が高まって、検討した結果、コンベクションオーブン(ツインバード TS-4118)を購入しました。早速、前から気になってきた「ぎゅうぎゅう焼き」というオーブン料理を作ってみましたので、レポートしてみたいと思います。

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オーブンレンジにするかコンベクションにするか

まず最初に考えたのが、今持っているオーブンレンジよりも高機能なオーブンレンジを買うという選択でした。

ちなみに、今家にあるオーブンレンジは、パナソニック製の容量15Lの小型のターンテーブル型(=丸皿)のオーブンレンジで、お世辞にも今現在の標準的な性能を持っているとは言えません。

私は、このオーブンレンジで下の記事に書いたようにパンを焼いたり、珍しい所ではフォーの麺を自作したりと、がんばってやって使ってきたのですが、力不足は否めません。

何をやるにしても、時代遅れの丸皿のターンテーブルだとやりにくいのです

パンを焼く時には丸皿のため面積がかなり無駄になって大きなパンが焼けませんし、フォーの麺の自作でも皿が回る時にガタつくので厚さが均一になりません。

また、パンの下側がよく焼けず、途中でひっくり返してやる必要もあります

例えば、大きめの最近の機種(当然フラットタイプ)に置き換えれば、状況はかなり改善するし、料理の幅も広がるのではと思ったわけです。

そんなことを思いながら、色々調べてみると、コンベクションオーブンという選択肢もあるなと思い始めました。

もちろん、最近のオーブンレンジにはコンベクション機能(ファンによる送風でオーブン内の熱を均一にする機能)もついているのですが、いろいろ調べてみると、焼くという機能としては単体のコンベクションオーブンの方が良さそうだという感触を得ました。

なにより、単体のコンベクションオーブンは、安いものなら6000円~7000円くらいで購入することができます。大きさ的には、15L程度のものが多く、今のオーブンレンジと大きさは変わらないのですが、丸皿では無いため、一度に焼ける物の大きさや数は改善するはずです。

それに実際、パンを焼くにしても食べる量はたかが知れているので、そんなに大きなパンが焼ける必要はありませんしね。

オーブンをレンジと別にすると、オーブンを使っている時にレンジが使えるので便利という意見もあります(同時に使ってもブレーカーが落ちないかはやったことがないので分からないのですが、家のキッチンには20A来ているようなのでギリギリ大丈夫かもしれません)。

というわけで、まずは、安いコンベクションオーブンを購入して、小さなパンを美味しく焼くことや、これまでやったことのないオーブン料理や、ガスレンシのグリルが壊れているので作れない焼き魚をやって、使い倒して見ようかなと思いました。

「ツインバード TS-4118」購入の決め手

というわけで、コンベクションオーブンを色々調べて最終的に購入候補として残ったのが、「 アイリスオーヤマ コンベクションオーブン【ピザ​プレート付き】 FVC-D15A-W」と「ツインバード TS-4118B」です。

TWINBIRD コンベクションオーブン ブラック TS-4118B

TWINBIRD コンベクションオーブン ブラック TS-4118B

この二つの製品は大体同じくらいの性能を持っていますが、細かな違いもあります。

   アイリスオーヤマ FVC-D15A  ツインバード TS-4118
ヒーター シーズヒーター 上2本下2本  シーズヒーター上2本下2本
消費電力 1300W 1300W
温度設定 60℃~250℃ 100℃~250℃
モード 上下+ファン/上下/上/下 上下/上/下, ファンon/off
タイマー ~60分 ~60分
操作 アナログ アナログ
庫内サイズ(幅 x 奥 x 高) 29cm × 27cm × 19.5cm  27cm x 27cm x 20cm
庫内容量 15L 14L
焼き網   ◯(目が細かい ◯(粗い)
天板/トレー ◯ (底が平ら) ◯ (底が凸凹)
ピザプレート
くず受け
取っ手 ×
クリーニング機能 × クリーニングコート
形状 トップが平ら トップが湾曲
価格 6000円代後半 6000円代前半

基本性能では、「アイリスオーヤマ FVC-D15A」の方がわずかに優れていますが、最終的には「ツインバード TS-4118」を選択しました

決め手となったのは

  • 天板や網を出し入れするための取っ手が付いている(ミトンを使う必要がない)
  • 油汚れについての対策がある(空焼きすることで油を分解できる)
  • ファンが独立でon/offできる
  • アマゾンでのレビュー数が多い

あたりです。特に、肉や魚を焼くとすると油汚れが心配で、そのことに対して(ある程度の)対策があるというのはうれしいです

また、天板や網を取り出すための取っ手がついているのも嬉しいです

ファンのoff/offが独立になっているので、「上ヒータだけ+ファン」とか、「下ヒーターだけ+ファン」とかもでき、自由度が高くなっています(使う機会があるのか分かりませんが…)。

アマゾンでのレビューの数が多いというのも安心材料ですね。実際に使う際のテクニックもいくつか書かれています。

一方、懸念点としては

  • 庫内が少しだけ狭い
  • トップが平らでないので(使わない時に)物が載せられない

といったところでしょうか。後者は、逆に言えばデザインで上に物を置けないようにして安全にしているとも考えられますね

総合的に考えて、ツインバードの製品の方が使う人のことを考えているなと感じたのが、最終的な購入の理由でした。

アイリスオーヤマの方は、同タイプのコンベクションオーブンが現在同社のラインナップから消えていて、ホームページでは何の説明も見れないというのもすこし不安材料としてありました。何か理由があるのでしょうか?(説明書は検索すると見つかります)。

私は、「ツインバード TS-4118」を選びましたが、両製品の説明書へのリンクを貼っておきますので、購入を検討される方は説明書を読んで、自分の使い方に合っているかを確認してみるのが良いと思います。

アイリスオーヤマ FVC-D15A:

https://www.irisohyama.co.jp/products/manual/pdf/561636.pdf

ツインバード TS-4118:

http://data.twinbird.jp/file/manual_pdf/ts4118_m.pdf

ちなみに、購入してから分かりましたが、ツインバード TS-4118の説明書には、どういう場合にどのヒーターを使うのがよいのか、どういう場合にコンベクションファンを使うのがよいのかの説明がほとんどありません(載っているレシピは、上下+ファンを使うものばかり)。ある意味、ユーザの好きにしてくださいという姿勢ですね(私はそういう割り切りも好きですが)。

アイリスオーヤマの説明書はその点は親切に書いてありますので、参考になると思います

到着&開封

アマゾンプライムで購入したので、すぐに到着しました。 f:id:skktmlab:20161221114158j:plain

付属品は、パンくずトレー、取っ手、ワイヤーラック(焼き網)、天板(黒)、ピザストーン(白)です。 f:id:skktmlab:20161221114201j:plain

ワイヤーラック(焼き網)は目が粗いので、小さいもの(例えばメザシなど)は、もしかしたら載せにくいかもしれません。

受け皿は、想像よりも小さく見えました。実測してみると、物が置けるスペースは幅24.5cm x 奥行き21.5cmくらいでした。

ここでパンを焼くとすると、思ったより小さめのものになりますね。ワイヤーラックだと少し面積は増えますが、その上で焼くことができるかは不明です。

説明書によると、クッキングシートは天板のみで使用して下さいとあるので、ワイヤーラックの上にクッキングシートを敷いてその上でパンを焼くというのはできないようです。

まあ天板の上でも、長さ24cm位の細めのフランスパンを3本焼くことはできそうです。今のオーブンレンジの丸皿よりはましですね。

また、天板の底は凸凹になっているので、クッキーを焼くときなど平らな面が欲しい場合は、下のような製品を買って使っている方もいるようです。

タイガークラウン ロールケーキ型25cm 2386

タイガークラウン ロールケーキ型25cm 2386

操作部は、こんな感じです。 f:id:skktmlab:20161221114209j:plain

操作が全てアナログなので、きっちりとはいかなそうです。自分で感覚をつかむ必要がありそうですね。アマゾンのレビューを見ると、庫内温度計というものを買って使っている方もいるようですね。

タニタ オーブン用温度計 オーブンサーモ 5493

タニタ オーブン用温度計 オーブンサーモ 5493

この機種にかぎらず、多くのオーブンで設定温度と実際の庫内温度がかけ離れているということはよくあるらしいですので、こういうもので実測するのが良いそうです。

時間設定もアナログなので、キッチンタイマーなどを見てやったほうが良さそうです。既に持ってますので、そちらを使おうと思っています。

ちなみに、私が使っているのはこちらの防滴タイプのものです。なかなか便利で良いですよ。

ドリテック 時計付防滴タイマー ドロップ クロムメッキ T-156CR

ドリテック 時計付防滴タイマー ドロップ クロムメッキ T-156CR

また、レビーでも多く書かれていますが、庫内にランプはありません

実際に焼いてみると、焼いている時の焦げ具合は見えにくかったです。まだやっていないので、断言はできませんが、懐中電灯で外から照らせば見えるかもしれませんね。

まあ、不満点を挙げればありますが、この値段を考えると、焼く機能さえちゃんとしていれば良いと割り切って買ったので、納得済みではあります。

「ぎゅうぎゅう焼き」に初挑戦

少し前に見てやってみたいなと思っていたオーブン料理「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」をやってみました。肉や野菜などをオーブンの天板にぎゅうぎゅうに詰めて焼くだけという、簡単で美味しい料理だそうです。

詳しくは、こちらの記事などを御覧ください。

news.cookpad.com

この記事を参考に、作ってみました。

材料

  • 鶏もも肉 200g
  • ソーセージ 100g
  • ブロッコリー 1個
  • ニンジン 1本
  • ごぼう 2本
  • ジャガイモ2個
  • パプリカ 1/2個
  • ミニトマト 6個
  • ニンニク 2片(皮付き)

作り方

  • ジャガイモ、ニンジン、ごぼうは適当に切って下茹で(5分)しておく
  • オーブンの天板にクッキングシートを敷き、材料を並べる
  • オリーブオイル、塩、胡椒、ローズマリーをかける
  • オーブンで、150度で30分、180度で10分焼く

焼けると食材が縮むので、こんな感じでぎゅうぎゅうに詰めます。 f:id:skktmlab:20161221114147j:plain オリーブオイルや塩は多めくらいのほうがちょうど良いそうです。

オーブンを150度に予熱して、「上下ヒーター+ファン」で焼いてみました。

食べる

こんな感じに出来ました! f:id:skktmlab:20161221114151j:plain なかなかいい感じに火が通っているようです。

さっそく、食べてみます。

単純な料理ですが、美味しいですね

お酒も美味しく感じました。

合わせたのは、こちらのワイン。 f:id:skktmlab:20161221114154j:plain:h550

昔衝撃を受けた「ディ・マーヨ・ノランテ アリアーニコ・コンタド」と同じ作り手のお手頃価格のワインです。結構好みの感じのワインでした。

この料理は、見栄えがワイルドですので、パーティー料理としても良さそうです

今回使った具の中では、ジャガイモ、トマト、パプリカ、ニンジンが美味しかったです。

特にニンジンは、自分で栽培したニンジンで、とても甘くて美味しかったです

鶏肉は、表面に焦げ目が付くくらいを想像していたので少し物足りなかったですが、しっかり焼けていて美味しかったです。

ブロッコリーは少し焼けすぎで、頭のところがチリチリになってしまっていました。見栄えは悪くなるかもしれませんが、軸の方を上にして置いた方が良かったかもしれませんね。

各材料の焼け具合を揃えるのには少し慣れが必要そうです。

まあ、初挑戦にしては上手く出来たのではないでしょうか。

野菜もたっぷり食べられるので、結構ヘルシーな料理ですね。

まとめ

色々検討した結果、ツインバードの安めのコンベクションオーブンを購入しました。試しに、前から試してみたかった「ぎゅうぎゅう焼き」を作ってみましたが、なかなか良かったです。これから、パンを焼いたり、色々なオーブン料理で使い倒していきたいですね。クリスマスには、ローストチキンとかローストビーフなんかを作ってみようかなと思っています。

TWINBIRD コンベクションオーブン ブラック TS-4118B

TWINBIRD コンベクションオーブン ブラック TS-4118B

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