煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【今日の生パスタ】ねじった輪っかのパスタ「ロリギッタス」を鯖のトマトソースで食べる


f:id:skktmlab:20161221183539j:plain 今日のお昼は、ねじった輪っかの形のパスタ「ロリギッタス」を作りました。このパスタを作るのは、二回目ですね。それを鯖の水煮缶で作るトマトソースで食べました。なかなか美味しかったですよ。

ロリギッタス(Lorighittas)は、紐状のパスタを輪っか状に巻き、それを手でねじって成形するショートパスタです。サルデーニャ州発祥のパスタで、現地の言葉で「指輪」を意味します。

前回ロリギッタスを作ったのは、9月の初めでしたね。

この時には『まいにち食べたい手打ち生パスタ』を参考に作りましたが、今回は、『プロのためのパスタ事典』を参考に作ります。

小麦粉は、引き続きマリーノ社の高級石臼挽き小麦粉(デュラム全粒粉と00粉)を使います。

ソースは、久しぶりに水煮缶で作る鯖のトマトソースです。

では今日の生パスタ作りの様子を御覧ください。

今日の生パスタ作りの様子

材料

ロリギッタス:

  • デュラム小麦の全粒粉 45g(マリーノ社 石臼挽き デュラム小麦全粒粉)
  • 00粉 45g (マリーノ社 石臼挽き 00粉)
  • ぬるま湯 41.4g(加水率46%)
  • 塩 0.8g

水ではなく、ぬるま湯を使うのがいつもと違いますね。

鯖のトマトソース:

  • 鯖水煮缶 1/2(100g)
  • 玉ねぎ 1/4
  • ニンニク 1片
  • 唐辛子 1/5本
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 白ワイン 大さじ1
  • トマトジュース 175ml
  • 塩、胡椒、オレガノ、乾燥イタリアンパセリ

今日は無かったので省略しましたが、クミンを入れても美味しいです(クミンが鯖に良く合います)。玉ねぎはあっても無くても良いです。

作り方

ロリギッタス:

  1. 粉を良く混ぜる
  2. 塩を溶かしたぬるま湯を粉に混ぜていく
  3. 生地をまとめて、のし板の上で5分ほどこねる
  4. 生地をラップにくるんで15分寝かせる
  5. 生地を太さ3mm~7mm、長さ22cmくらいの紐状に伸ばす
  6. 生地を左手の人差し指と中指(注)に2巻きして、端を閉じる
  7. 輪っかを5回程度同じ方向にねじる

注) 後から、本には「人差し指、中指、薬指の3本に巻きつける」と書いてあることに気づきました。『まいにち食べたい手打ち生パスタ』に載っている方法では、今日やったように指2本に巻きます。

鯖のトマトソース:

  1. オリーブオイルでニンニク・唐辛子(・クミン)を炒める
  2. 玉ねぎを入れ、炒める
  3. 鯖を入れて少し炒める(鯖はあまり細かく崩さない)
  4. 白ワインを入れてアルコールを飛ばす
  5. トマトジュース、塩・胡椒などを入れて煮て水気を飛ばす

成形の様子

小麦粉にぬるま湯を少しずつ混ぜて、生地にまとめます。 f:id:skktmlab:20161221183442j:plain

のし板の上で5分程こねます。 f:id:skktmlab:20161221183445j:plain

ラップをして15分ほど寝かせます。

寝かせた生地から、適当な量をつまみとります。 f:id:skktmlab:20161221183448j:plain

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これを、太さ3mm~7mm、長さ22m程の紐状に伸ばします。太さによって食感が変わってきますが、今回は、太さ4mm~5mm程にしました。 f:id:skktmlab:20161221183451j:plain

紐状の生地を、左手の人差し指と中指の周りに2周させ、端を閉じます。 f:id:skktmlab:20161221183455j:plain

この輪を同じ方向に5回程ねじります。『まいにち食べたい手打ち生パスタ』に載っている方法とは少し異なります(出来上がりの形も微妙に違うようです)。

上で書きましたが、本当は指三本に巻くところを二本に巻いていたので、5回はねじるのが辛かったです。

ねじり方は一つの手でねじるのではなく、輪の両端をそれぞれ左手と右手で持って、左手は上から下に、右手は下から上に(つまり左手と右手で逆方向にねじる)同時にねじるようにすると綺麗にねじることができるのが分かりました。

こんな感じですね。 f:id:skktmlab:20161221183459j:plain

また、生地を伸ばす時に手に水をつけて伸ばすことで、生地を少し湿らせ気味にしたほうが、綺麗にねじることができるようです。

これは、生地が湿り気味で作ったもの。こちらの方が綺麗に仕上がっているのが分かると思います。 f:id:skktmlab:20161221183502j:plain

こんな感じで出来上がりました。 f:id:skktmlab:20161221183505j:plain

伸ばしてねじってと少し時間がかかりますが、ねじる所は結構楽しいです。

茹で

茹で時間は、9分半としました。二重の輪になっているので結構茹で時間がかかります。 f:id:skktmlab:20161221183514j:plain

ソースと和える

茹で上がったロリギッタスをソースと手早く和えて出来上がりです。 f:id:skktmlab:20161221183517j:plain

食べる

出来上がりました。

「鯖のトマトソースのロリギッタス」です。 f:id:skktmlab:20161221183524j:plain

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前回作った時に比べて、綺麗な形に出来上がったと思います

なかなか美味しそうですね。

私の生パスタ作りの技術も少しずつ改善されているように感じます。

では食べてみましょう。 f:id:skktmlab:20161221183536j:plain

お!

ねじりによるボコボコした食感が楽しいですね

9分半も茹でたにも関わらず、結構固めに仕上がりました。個人的には、もう少し柔らかい方が美味しいのかなと感じました。

マリーノ社の石臼挽き小麦粉で作ったパスタは、相変わらず香りと旨味が良いですね

鯖のトマトソースも美味しいですね。

鯖はDHAたっぷりで健康にも良いでしょうし、高級小麦粉を使っているとは言え、総材料費は200円といったところですので、財布にも優しい節約料理ですね。

まとめ

ねじった輪っかのパスタ「ロリギッタス」を作って、鯖のトマトソースで食べました。ボコボコした食感が楽しい、美味しいパスタができました。最近あまり鯖のトマトソースを作っていませんでしたが、なかなか美味しいですね。

プロのためのパスタ事典

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