私は、週に最低5食はパスタを食べるというくらいパスタが好きです。元々は、ソースのレパートリーもあまり無かったのですが、今年は、生パスタ作りを始めたりして、より美味しく楽しくパスタを食べるためにレパートリーを少しずつ増やしてきました。今年一年パスタを作り続けてきて、自分の中でこれさえマスターすれば毎日パスタでもいけるというものが固まって来ましたので、今年一年のまとめとして紹介してみたいと思います。
注意点
節約を旨としているので、以下で紹介するレシピでは、チーズなどの高価な材料はできるだけ避け、肉などの量も多少少なくしています。
今回紹介するレシピは、パスタ代も入れて1食大体100円から200円で作れることを目指したレシピとなっています。
また、簡単に作れることも旨としているので、簡略化したレシピとなっています。また塩の量やハーブ類は絶対的なものではないので、お好みで適当に変えてください。
作る順番
パスタは、茹で上がったらすぐにソースと合わせて伸びない内に食べることが重要です。そのため、パスタが茹で上がる時にはソースが出来上がっている必要があります。
私は、基本的には次のようなスケジュールで作ることが多いです。
- 水(1.2L)に塩(小さじ1~1.3くらい)を入れて沸かし始める(ゆで卵が欲しい時には卵を入れておく)
- ソースの準備を始める
- ソースが大体できたら(トマト系ならば煮詰め始めたら)パスタを茹で始める
- 途中ソースが煮詰まり注ぎたら水または茹で汁を足す(茹で汁を使う場合は塩分を考慮)
- 茹で上がったパスタをソースと和える
では、さっそくそれぞれのソースを紹介していきたいと思います。
トマト系パスタ
トマト系ソースは、トマトの酸味のおかげで食べ飽きがしませんので、何種類かを覚えておくと便利ですね。
基本は、オリーブオイルで刻みニンニクと唐辛子を炒め、具があれば入れて炒め、トマトジュース(またはトマト主体の野菜ジュース)を入れて煮詰めるという手順となります。
シンプルなトマトソース
これは一番単純なソースですね。オリーブオイル、ニンニク、唐辛子、トマトジュースさえあれば作ることができますので、具材が何もないという時にもサッと作ることができます。単純ですが、美味しいです。
トマトに関しては、生のトマト、トマト缶、トマトジュースなど、どれでも良いのですが、価格と使い勝手の良さから、私はトマトジュースを煮詰める方式に落ち着いています。トマトジュースだと量の調整も楽ですし、保存もし易いですし、もちろんトマトジュースとして飲むこともできます。
材料(一人分、パスタ90~100g用):
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク 1片
- 唐辛子 適量(鷹の爪で1/5本くらい)
- トマトジュース 175ml~200ml
- 塩 適量
- 胡椒・オレガノ・乾燥イタリアンパセリ(・バジル)
作り方:
- フライパンにオリーブオイル、刻みニンニク、唐辛子を入れて火をつけ、火を通す(焦げないくらい)
- トマトジュースを入れる
- 塩・ハーブ類を入れて味を整える
- 煮詰めて適度なとろみが出てきたら出来上がり
コツ:
- ニンニク・唐辛子を焦がさないこと
- 唐辛子を入れすぎないこと(入れすぎると下のアラビアータになってしまう)
- トマトジュースを十分煮詰めること
ハーブ類は、胡椒、オレガノ、乾燥イタリアンパセリあたりをお好みで入れて下さい。また、夏場にはプランターなどで育てたバジルの生の葉をちぎって入れたり、上に乗せたりするのも美味しいです。
調理例:
アラビアータ
「怒りん坊」といった意味を持つ辛いトマトソースです。上のシンプルなトマトソースと同じ作り方で唐辛子の量を増やせばできます。少し贅沢にしたいならば、ベーコンなどを加えて作ることもできます。
材料(一人分、パスタ90~100g用):
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク 1片
- 唐辛子 適量(鷹の爪で1/2~1本くらい)
- トマトジュース 175ml~200ml
- 塩 適量
- 乾燥イタリアンパセリ
作り方:
- フライパンにオリーブオイル、刻みニンニク、唐辛子を入れて火をつけ、火を通す
- トマトジュースを入れる
- 塩・ハーブ類を入れて味を整える
- 煮詰めて適度なとろみが出てきたら出来上がり
コツ:
- ニンニク・唐辛子は上のシンプルなトマトソースの時よりも火を通すと、香ばしくなって私は好き
- アラビアータらしさを出したい時には、ハーブはイタリアンパセリくらいだけにしておくと良い
調理例:
ボロネーゼ
いわゆるミートソースですね。本来は結構な時間がかかるものですが、私は即席で作っています。玉ねぎだけは、生のものを使い、他の香草類はトマト主体の野菜ジュースを使うことで代用します。また、節約のためチーズを省略して作ることが多いです。
材料(一人分、パスタ90~100g用):
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク 1片
- 唐辛子 適量(鷹の爪で1/5本くらい)
- 玉ねぎ 1/4個
- 挽肉(牛または合い挽き)50g
- 赤ワイン 大さじ2
- 塩・胡椒 適量
- ローリエ 1/4枚
- トマト野菜ジュース 150ml
- 乾燥イタリアンパセリ
作り方:
- フライパンにオリーブオイル、刻みニンニク、唐辛子を入れて火をつけ、火を通す(焦げないくらい)
- みじん切りにした玉ねぎを入れて炒める(色づくくらい)
- 挽肉を入れて良く炒める(色づくくらい)
- 塩・胡椒をする
- 赤ワインを入れてアルコールを飛ばす
- トマト野菜ジュース、ローリエを入れる
- 煮詰めて適度なとろみが出てきたら出来上がり
コツ:
- 玉ねぎを炒める時、挽肉を炒める時に、茶色に色付くまで炒めるとミートソースらしい茶色がでる
- 野菜ジュースは少し少なめにすると色が赤くなりすぎない
- 野菜ジュースは、トマト主体で、セロリなどの香草類が入っているものを使う
- 赤ワインがボロネーゼっぽい風味の鍵
これを守れば、単なる挽肉入りトマトソースにならないと思います。
少し贅沢にしたい時には、キノコを入れたり、チーズを入れたりすることもできます。
調理例:
アマトリチャーナ
パンチェッタ(ベーコン)と玉ねぎが入るのが特徴のトマトソースパスタです。豚の旨味とトマトの酸味と玉ねぎの甘みのバランスが心地良い、イタリアで定番のパスタですね。日本人にとっては、ナポリタンを思い出させるような味です。
パンチェッタは自作したものを使っていますが、ベーコンでも代用可能です。
材料(一人分、パスタ90~100g用):
- オリーブオイル 大さじ1
- パンチェッタ(ベーコン)50g
- ニンニク 1片
- 唐辛子 適量(鷹の爪で1/5本くらい)
- 玉ねぎ 1/4個
- トマトジュース 175ml~200ml
- 塩 適量
- 胡椒、オレガノ、乾燥イタリアンパセリ
作り方:
- フライパンにオリーブオイル、角切りにしたパンチェッタを入れ、炒める
- 刻みニンニク、唐辛子、薄切りにした玉ねぎを入れ、炒める
- トマトジュースを入れる
- (塩・)ハーブ類を入れて味を整える
- 煮詰めて適度なとろみが出てきたら出来上がり
コツ:
- パンチェッタから塩味が出るので、塩は少なめか無くても良い
調理例:
プッタネスカ
アンチョビ、オリーブの実、ケイパーといった異色の具材が特徴のシーフード系のトマトソースです。最近覚えましたが、かなりお気に入りのパスタソースです。
材料(一人分、パスタ90~100g用):
- オリーブオイル 大さじ1
- アンチョビ 1切れ
- ニンニク 1片
- 唐辛子 適量(鷹の爪で1/5本くらい)
- トマトジュース 175ml~200ml
- オリーブの実 3~5個
- ケイパー 6~10粒
- 塩 適量
- 胡椒、オレガノ、乾燥イタリアンパセリ
作り方:
- フライパンにオリーブオイル、刻みニンニク、唐辛子を入れて火をつけ、火を通す
- 細かく刻んだアンチョビを入れて炒める
- トマトジュースを入れる
- (塩・)ハーブ類を入れて味を整える
- オリーブの実(半分くらいに切っても良い)とケイパーを入れる
- 煮詰めて適度なとろみが出てきたら出来上がり
コツ:
- アンチョビからかなり塩気が出るので、塩は少なめか無くても良い
- ケイパーは包丁で少し潰して入れると、風味がよく出る
- アンチョビの小さな缶は、缶ごとタッパーに入れて冷蔵庫で保管すると、油がこぼれなくて良い
調理例:
鯖のトマトソース
これは、私が以前から節約のために作ってきた鯖の水煮缶を利用したシーフード系のトマトパスタです。鯖の水煮缶は安価なので、タンパク質を多めにしたい時に重宝します。
材料(一人分、パスタ90~100g用):
- オリーブオイル 大さじ1
- 鯖水煮缶 1/2(90g~100g)
- ニンニク 1片
- 唐辛子 適量(鷹の爪で1/5本くらい)
- クミン(ホール)適量
- 白ワイン 大さじ1
- トマトジュース 175ml~200ml
- 塩 適量
- 胡椒、オレガノ、乾燥イタリアンパセリ
作り方:
- フライパンにオリーブオイル、刻みニンニク、唐辛子を入れて火をつけ、火を通す
- クミン(ホール)を入れて炒める
- 鯖を入れて炒める
- 白ワインを入れてアルコールを飛ばす
- トマトジュースを入れる
- 塩・ハーブ類を入れて味を整える
- 煮詰めて適度なとろみが出てきたら出来上がり
コツ:
- クミンが鯖に結構合う
- 白ワインで臭みを飛ばす
- 鯖はあまり崩さずに、ごろっとしているほうが見栄えが良い
- 玉ねぎを入れても美味しい
以前食べた「鯖サンド」にインスパイアされたのですが、クミンが鯖とよく合います。クミンを入れると、少しエスニックな味わいになります。
調理例:
オイル系パスタ
キノコとトマトのソース
キノコとミニトマトを使ったオイル系のパスタです。この前作ってとても美味しかったので、最近定番パスタとして加えました。
オイル系のパスタというと、ペペロンチーノが思いつきますが、お昼として食べるには栄養バランスが悪いですし、ちゃんと乳化をさせて美味しいものを作るのが(私には)難しいです。
このソースだと、キノコからの成分、トマトからの成分が溶け出すため乳化もしやすく、また旨味もあるので美味しいです。
材料(一人分、パスタ90~100g用):
- 冷凍キノコ(シメジ、エリンギ、マイタケMix) 60g
- ミニトマト 4個
- ニンニク 1片
- オリーブオイル 大さじ1.5 + 小さじ1(仕上げ)
- 乾燥イタリアンパセリ 少々
- 酢小さじ1/2
- 白ワイン 小さじ2
- 塩・胡椒
作り方:
- フライパンにオリーブオイル、冷凍キノコを入れて火を通す
- 刻みニンニクを入れて火を通す
- 酢を入れてキノコの色を止める
- 塩・胡椒で味を整える
- 半分に切ったミニトマト、白ワイン、イタリアンパセリを入れて3分ほど炒め煮する
- 乳化した水分が少し残ったくらいで出来上がり
コツ:
- キノコは適当な大きさにして冷凍して保存しておく。冷凍すると旨味がUP
- 茹で上がったパスタは、汁も少し一緒にフライパンに入れる
調理例:
ジェノベーゼ
フレッシュなバジルの葉をすりつぶして作ったジェノベーゼペーストを使ったオイル系のパスタです。バジルが旬の初夏から夏にかけての時期だけ食べられるパスタですが、季節を感じるために是非マスターしたいパスタです。
バジルは買うと高いですが、私の場合は自分でバジルを栽培しているので、それ程高価にならずに作ることができます。
インゲン豆・ジャガイモも入れると、ジェノベーゼの伝統的な食べ方になります。ちょうどバジルとインゲン豆の旬があっているので、季節のパスタとして最適です。
ジェノベーゼペーストは一度に数食分できるので、挽肉を入れたり、トマトソースと合わせたりして変化を付けて食べると飽きません。
材料:
- バジル 36g
- 松の実 20g
- パルメザンチーズ 20g
- ヨーグルト(ナチュレ恵)50g
- オリーブオイル 65g
- 塩 小さじ1
- ニンニク 1片
本来は、パルメザンチーズを使うのですが、ヨーグルトを足してチーズの量を減らした節約レシピです。ヨーグルトを入れるとさっぱりして食べやすくなるように感じます。
作り方:
- 材料を全てフードプロセッサーに入れてペーストにする(タッパーに入れて冷蔵庫で1週間程度保存できます)
- ジェノベーゼペーストを適量(大さじ2~2.5)フライパンに取り、ごく弱火で温めておく
- 茹でたパスタを入れて和える
コツ:
- バジルは、柔らかければ茎の所も入れると香りが高くなる
- バジルペーストの水分が足りなければ、茹で汁か水を足す
- ヨーグルトは酸味の少ないもの(例えばナチュレ恵みなど)を使うと良い
バジルペーストはクラッカーやパンにつけたり、鶏肉を焼いたものに載せたりと色々使えます。
調理例:
クリーム系パスタ
(ヨーグルトを使った節約)カルボナーラ
カルボナーラは、パンチェッタ(ベーコン)と卵とパルメザンチーズを使ったトロッとした贅沢な味わいと胡椒のピリッとした刺激が特徴のパスタです。私が作るのは、節約カルボナーラです。パルメザンチーズの代わりにヨーグルトを使い、黄身だけ使うという贅沢なことはせずに全卵を使用します。
ヨーグルトの酸味のおかげでさっぱりとした味わいになっています。
材料:
- 卵 1個
- ヨーグルト50g
- 塩・胡椒 少々
- パンチェッタ(ベーコン)50g
- 白ワイン 大さじ1
作り方:
- 卵、ヨーグルト、胡椒、塩少々を良く混ぜて卵液を作る
- フライパンにオリーブオイルとパンチェッタを入れ、カリカリになるまで炒める
- 白ワインを入れ、アルコールを飛ばす
- バスタの茹で汁 10ml(または水)を入れてまぜ、火を止める
- 茹で上がったパスタをフライパンに入れて混ぜる(火は着けない)
- パスタの粗熱が取れたら、卵液を入れ混ぜる
- 弱火にし、ソースのとろみがちょうど良くなるまで、水分を飛ばす(固まらないように気をつける)
- 皿に盛り付けて、胡椒をかける
コツ:
- 白ワインを入れるとパンチェッタの脂っこさが和らぐ
- パンチェッタから塩味が出るので、塩の量は少なめで良い
- 茹で上がりのパスタは粗熱を取ってから卵液を入れる
- 卵液を入れただけではとろみが足りないので弱火で水分を飛ばす
- 水分を飛ばす時は、よく混ぜながら行い、卵が固まらないように注意する
調理例:
常備したい食材
上で紹介したパスタを作るために必要な、これだけ揃えておけば美味しいパスタが出来るという食材をまとめて紹介したいと思います。
パスタ
お好みの乾麺パスタで結構です。安いものは1食(100g)で20円、高級なものでも60円程度です。定評のあるものは、ディ・チェコやバリラですね。私はバリラが好みですが、トルコ産の500gで100円程度のパスタをまとめ買いしてよく使っています。
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また、最近は、生パスタを自分で打って作ることも多いです。その場合は小麦粉を常備しておくと良いでしょう。私のおすすめの小麦粉は、「日清自家製パスタ用小麦粉」です。1キロ600円くらいで買えますので、1食60円くらいになります。
オリーブオイル
これがないとイタリア料理は始まりませんね。私はネットで買った安いエキストラバージンオリーブオイルを使っています。最近少し値上がりしたのが痛いですね。

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ニンニク
これもイタリア料理には必須ですね。ネットでまとめ買いしたり、スーパーで近所の人が作った野菜の売り場にある安いものを買ったり、自分で栽培したものを使っています。

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唐辛子
私は、自分で栽培したものを利用しています。とても辛い鷹の爪なので、少量でも十分辛さがでます。直売所やスーパーの近所の人が作った野菜の売り場でも安く手に入ります。
塩
スーパーの一番安い塩を使っています。パスタを茹でるために結構な勢いで使うことになりますが、1kg100円くらいなので、コストとしては無視できます。
胡椒
ホールで買ったものを、下のようなミルに入れて、挽いて使います。そうすると胡椒の劣化が少ないですし、香りも良いです。また、カルボナーラらしいカルボナーラを作るには、そのような粗挽きの胡椒が必要になります。

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トマトジュース・トマト野菜ジュース(無塩)
トマト系のパスタを作るために使います。昔はトマトピューレを使っていましたが、ジュースだと使用量が自由に調整できますし、保存もし易いので今はジュースを使っています。
私のおすすめは、デルモンテのトマトジュースと野菜ジュースです。安くて美味しいと思います。デルモンテの野菜ジュースにはセロリなどの香草系の野菜も入っていますので、香草を用意しなくてもボロネーゼが作れてしまいます。
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ハーブ
とりあえず、オレガノ、イタリアンパセリ、ローリエだけあれば、なんとかなると思います。また、鯖のトマトソースにはクミンがあいますので、あると良いですね。
卵
カルボナーラを作る時に必要となります。
私は、スーパーで10個200円程度のものを買って常備しています。肉が入らないパスタの場合には、これをゆで卵にしてタンパク質のバランスをとっていますし、パスタに限らず色々な料理で必要になりますので、常備しておくのが良いでしょう。
パンチェッタ(ベーコン)
アマトリチャーナとカルボナーラを作るために必要となります。
私は最近は、自作したパンチェッタを使っています。
50g程度の一回分にカットして、ラップで包んで冷凍保存しておき、使う時はレンジで解凍して使います。
挽肉
ボロネーゼに使います。本当は牛挽肉がいいのでしょうが、私は安い合い挽きを使っています。パンチェッタと同じく、小分けにして冷凍保存しておきます。
さばの水煮缶
保存がききますし、ネットで買うと結構安く買えます。私は一缶190gで120円程度のものをまとめ買いしています(最近少し値上がりしてきたのがいたいですが)。大根おろしをかけて、和食としても使えます。
冷凍キノコ(シメジ・エリンギ・マイタケMix)
きのこが安い時に、シメジ・エリンギ・マイタケを一パックづつ買ってきて、適当な大きさにカットしたり手で裂いたりしたものを混ぜて、袋に入れて冷凍しておきます。
キノコは冷凍すると旨味が増しますので、少ない量でも満足感が得られて良いです。パスタ以外にも色々使えますので、常備しておくと良いです。
赤ワイン・白ワイン
ワインはなかなか料理のために常備するということを思いつきませんが、意外と味を決めるのに大きな役割を担っていると思います。一瓶500円くらいのもので良いですので、常備しておくと良いと思います。むしろ、安いワインでスクリューキャップのものの方が便利です。
一回に使う量は少量なので、結構もちます。冷蔵庫に入れておけば、使い切るのに時間がかかってもそれほど問題はありません。
ヨーグルト
カルボナーラとジェノベーゼを作る時に高いパルメザンチーズの代わりに使います。私は、ヨーグルトを毎日食べるために発酵器のヨーグルティアで大量に生産して常備しています。パスタに使うには、酸味の弱いナチュレ恵みなどが合うようです。

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プッタネスカの材料(アンチョビ、種抜きオリーブの実、ケイパー)
どれも保存がきくものですので、常備しておくのがいいと思います。

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その他
ミニトマトやジェノベーゼに必要なバジル、松の実はその都度用意します。ミニトマトは、時間が経って少しやわらかくなってしまったなという物を消費したいときに使ったりしています。上でも書きましたが、バジルは自分で栽培するのがオススメです。
参考書
上で紹介したソースは、ネット上の情報や、Kindle Unlimitedで読める次の本を参考にして、ここまで作れるようになりました。

「エル・カンピドイオ」吉川敏明のおいしい理由。イタリアンのきほん、完全レシピ (一流シェフのお料理レッスン)
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- 作者: 真中陽宙
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また、生パスタの作り方は、下の二つの本を参考にして勉強してきました。

まいにち食べたい手打ち生パスタ: パスタマシンを使わずに粉から作る、本場イタリア仕込みのレシピ集
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- 作者: 西口大輔,小池教之,杉原一禎
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いくらパスタ好きでも、乾麺パスタだけだと飽きるかもしれませんが、生パスタを作るとバラエティが増えてより楽しく食べることができますよ。
まとめ
こうやってまとめてみると、今年一年で沢山のパスタを作れるようになりました。私としては大きな進歩です。これだけの種類のパスタを100円~200円という安いコストで美味しく作れるようになっておくと、食に関する心配はかなり減るように思います。いざとなったらこれを回して行けばいいですからね。今年は、生パスタや蕎麦、うどん、パンも自分で作れるようになりましたし、料理面では実りの多い一年だったと思います。