煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【パン焼き】コンベクションオーブンでバゲットに初挑戦


f:id:skktmlab:20170109211521j:plain

この前買ったコンベクションオーブンで、フランスパンのバゲットを焼いてみました。コンベクションオーブンを買った目的の一つが、これまでパン焼きに使っていたターンテーブル型のオーブンレンジよりも、より大きいパンを、より綺麗に焼くことだったのですが、さてどうなったでしょうか。

スポンサーリンク
 
 

コンベクションオーブンでパンを焼く

下の記事で書いたように、これまで何回か(ホームベーカリーではなくオーブンで焼く)パン焼きに挑戦してきました。

そこそこ美味しいフランスパンが焼けてけっこう満足していたのですが、私の家にあるターンテーブル型の小さなオーブンレンジでは、一度に焼けるパンの量が少ないということと、底面の焼き上がりが良くないということが、不満としてありました。

そこで、去年の末、色々検討した結果、思い切って「コンベクションオーブン」を購入したのでした。購入の経緯については、こちらの記事を御覧ください。

既にパン以外のこんな料理を作ったりして、活用を始めています(既に買ってよかったなと思い始めています)。

購入したコンベクションオーブンは、大きさは今までのオーブンレンジとほぼ同じですが、角型の天板なので、焼けるスペースは少し広がっています。

また、ヒーターが上下に二本ずつあり、コンベクションオーブンの最大の特徴である対流ファンもありますので、パンがより良く焼けることが期待できます。

というわけで、満を持してコンベクションオーブンでパンを焼いてみることにしました。

まず初めは、フランスパンのバゲットを焼いてみて、前とどう変わるかを見てみたいと思います。

コンベクションオーブンでのパン焼き初挑戦の様子

基本的には、下の記事で書いたのと同じ方法で、分量を増やしてやってみました。

材料

少し計算して、全ての分量を、上の記事から1.5倍した量にすることにしました。

  • フランスパン用小麦粉 リスドォル 340g
  • 水 228g
  • 塩 4.5g
  • ドライイースト 2.3g

これで、長さが24cm程度の(ミニ)バゲットを3本焼く計画です。

こね&一次発酵(前半)[1時間]

ホームベーカリーのパン生地モードでこねと一次発酵の前半を行いました。

出来上がった生地を、打ち粉をしたのし板の上に出し、軽くパンチします。 f:id:skktmlab:20170109211353j:plain

生地を折りたたみ、きれいな面を出して、形を整えます。 f:id:skktmlab:20170109211356j:plain

一次発酵(後半)[1時間]

一次発酵の後半はヨーグルティアで行いました。

f:id:skktmlab:20170109211409j:plain

30度で1時間発酵させました。

発酵後の様子がこちら。 f:id:skktmlab:20170109211417j:plain めちゃくちゃ膨らんで、容器いっぱいになりましたヨーグルティアで発酵を行うとすると、量的には、ここらへんが限界のようですね。

打ち粉をしたのし板の上に出して、 f:id:skktmlab:20170109211420j:plain

3等分します。 f:id:skktmlab:20170109211423j:plain きっちり三等分するのは、なかなか難しいですね。真ん中が少し大きくなってしまいした。

ベンチタイム [20分]

生地をそのまま20分ほど休ませます。 f:id:skktmlab:20170109211426j:plain

20分経つと、発酵が進んで少し膨らみました。 f:id:skktmlab:20170109211440j:plain

成形

バゲットの形に生地を成形して、クッキングシートを敷いた天板の上に並べます。 f:id:skktmlab:20170109211449j:plain

最終発酵 [1時間]

上にもクッキングシートをかぶせて、一時間ほど室温で放置し、追加発酵させます。

こちらは最終発酵の後の様子です。 f:id:skktmlab:20170109211456j:plain 多少膨らみましたかね。

焼き [30分]

今回は、250℃、上下ヒーター+ファン、場所は中段で焼いてみることにしました。

これまでのオーブンレンジは230℃までしか出ませんでしたが、こちらのコンベクションオーブンは250℃までいけます。ちなみに一番最初に参考にした下の本では、250℃で30分焼くとありますので、期待できますね。

コンベクションオーブンを250℃で予熱したら、パン生地にクープのための切れ込みを入れます。

今回から、こういうクープナイフを用意して使ってみることにしました。 f:id:skktmlab:20170109211453j:plain

購入したのは、こちらの製品です。

真ん中は斜めに3本、両脇は縦に1本のクープを入れてみました。 f:id:skktmlab:20170109211459j:plain クープナイフを使った感じ、包丁やカッターよりも特別切れ味が良いということは感じませんでした。ただ、使いやすい感じはしますね。

クープを入れたら、天板ごとオーブンに入れ、霧吹きで水を10回ほど吹きかけてドアを締め、2分ほど放置します。

そこから、オーブンのスイッチを再び入れて、焼いていきます。

途中、真ん中の上のあたりが焦げそうだったので、アルミホイルを載せて上のヒーターを切ったりしてみました。 f:id:skktmlab:20170109211505j:plain

パンは途中でひっくり返すということはせずにそのまま焼きました。

最終的な焼き時間は、予定通り30分となりました。

これまでのターンテーブルのオーブンレンジは230℃で30分焼けない(その前に焦げる)感じだったのですが、今回のコンベクションオーブンは250℃と温度が高かったにもかかわらず、より長い時間焼ける感じですね(途中でアルミホイルをかぶせたりなどの工夫はしましたが)。

出来上がり

焼き上がりはこんな感じ。特に真ん中のバゲットは、膨らんでズングリした形になってしまいました。 f:id:skktmlab:20170109211513j:plain クープはあまり綺麗に開いていませんね。そこそこ良く焼けているのですが、焼きムラも少しありますね。

裏の焼け具合は、こんな感じ。 f:id:skktmlab:20170109211508j:plain ターンテーブルのオーブンレンジでは裏は殆ど焼き色がつかなかったのに対して、ちゃんと焼き色がついていますね。

ただ、天板のヒダの模様がついてしまって、綺麗とは言えないかもしれません。

中はどうでしょうか。

真ん中の一番太いものの断面はこんな感じ。 f:id:skktmlab:20170109211517j:plain 中(クラム)には気泡が綺麗に入っていて、なかなか良い感じです。

こちらは、細い方の断面です。こういう角度で見ると、なかなか美味しそうですね。 f:id:skktmlab:20170109211521j:plain 包丁で切る時に少し潰れてしまったので分かりにくいですが、こちらのクラムも良さそうです。

味見

3切れほど味見として食べてみました。

味はこれまでと同じく十分美味しいです

クラムは気泡が多くて少し軽い感じ。味は良いです。

外の皮(クラスト)は、ちょうどよい固さで美味しいです。

まあまあの出来ではないでしょうか。

残りのバゲットは、小分けにして朝食用に冷凍保存することにしました。

私は、朝はほんの小さなパンだけで良いので、全部で16切れにもなりました。朝食のパンが16食分もできたことになりますね。

毎朝この美味しいバゲットを食べられると思うと、朝も楽しくなります

まとめ

コンベクションオーブンでの初バゲットということで、期待はとても大きかったのですが、クープの開きがイマイチで焼きムラもあって、大満足というわけではありませんでした。しかし、焼けるパンの量は1.5倍になりましたし、パンの裏側も裏返すこと無く焼けることが分かりましたし、何より美味しかったです。コンベクションオーブンでパンを焼く時のコツが色々あるようですので、今後少しずつ試していきたいと思っています。

TWINBIRD コンベクションオーブン ブラック TS-4118B

TWINBIRD コンベクションオーブン ブラック TS-4118B

スポンサーリンク