今日のお昼は、生パスタにしました。作ったのは、マッケローニ(マカロニ)です。それを、キノコのソースで食べてみました。この前から使っているマリーノ社の石臼挽きのデュラム小麦粉で作ったのですが、相変わらず小麦の香りと旨味が凄いですね。
生パスタでのマッケローニの作り方
よく見かける乾麺のマカロニは、生地を筒状に押し出す方法で作られています。
一方、生パスタのマッケローニには、生地を棒状に伸ばしてそれを編み棒のような棒を押し付けて筒状に成形する方法と、シート状に伸ばした生地を丸めて筒にする2つの方法があります。
棒から作る方法は、以前こちらで試しています。
また、シートから作る方法は、以前こちらで試しました。
どちらの方法でも、美味しいマッケローニが出来ますが、今回は、シートから作る方法で作りました。
シートから作る方が、より安定した筒を作れるような気がしているためです。
使う粉は、マリーノ社の石臼挽きのデュラム小麦粉。全粒粉なので、香りと旨味がとてもある小麦粉です。
ソースは、きのこソースとしました。
では、今日の生パスタ作りの様子を御覧ください
今日の生パスタ作りの様子
材料
マッケローニ:
- デュラム小麦の全粒粉 90g(マリーノ社 石臼挽き デュラム小麦全粒粉)
- 水 45g(加水率50%)
- 塩 0.7g
この粉は、全粒粉でグルテンが弱めなので、塩を入れてみました。
きのこソース:
- オリーブオイル 大さじ1
- 冷凍キノコミックス(シメジ、エリンギ、マイタケ)60g
- ニンニク 1片
- 唐辛子 少々
- 白ワイン 大さじ2
- 乾燥イタリアンパセリ 少々
- 胡椒 少々
- 塩 適量
- チーズ 少々(明治十勝スマートチーズ チェダーブレンド 1P)
きのこソースはオリーブオイルだけだと乳化が難しいので、下の記事で紹介したようにミニトマトなどの乳化を促進するものを入れるのもおすすめです。今日は、チーズを少し入れてみました。
マッケローニの成形
小麦粉に塩を溶かした水を少しずつ混ぜて、生地をまとめていきます。
ある程度まとまったら、のし板の上でこねていきます。この粉は最初まとまりが悪いですが、しばらくするとなんとかまとまってくれます。
こね終わった生地は、丸めてラップをかぶせて15分ほど寝かせます。
寝かし終わった生地です。
生地を、手と麺棒を使って2mm程の厚さに伸ばします。
できれば、四角形になるように伸ばします(対角線の方向を重点的に伸ばすと四角くなりやすいです)。
24cm x 24cmくらいの四角形に伸ばすことが出来ました。まあ、去年生パスタを作りまくりましたので、このくらいは楽に出来るようになりました。
この生地を、6cm x 3cmに切り分けます。縦横の長さともに、6と3の倍数の24になっていたので、ちょうど良かったですね。
まず、幅6cmに切り分けて、
それぞれを3cmで切り分けます。
切り分けた生地を、5mm程の太さの棒を使って、筒状にします。
こんな感じで棒を載せ、
棒の周りに、(結構きっちりと)生地を巻きつけて、端を重ね合わせます。
この状態で、棒を転がします。特に、接着部は分厚くなっているのでよく伸ばします。
生地が乾燥してきて端が上手く付かない場合、生地の上端を少し水で濡らすと良く付きます。
また、生地の縦の長さが足りない場合は、筒にする前の生地の状態で上に棒を転がして伸ばしてやると良いです。
こんな感じで出来ました。ちょっと太めのごついマッケローニとなっています。
シートから作るマッケローニは太さが揃って綺麗ですね。
生地を四角く伸ばす技さえ身につけていれば、筒にする所は簡単で楽しいです。
ソースを作る
ソースは下のように少し水分が残ったくらいで置いておきます。
パスタを茹でている間に水分が足りなくなったら、少し水などを加えます。
マッケローニを茹でる
茹で上がったマッケローニとソースを和えて出来上がりです。
食べる
こんな感じで出来あがりです。
なかなか美味しそうですね。
早速、食べてみましょう。
美味しいです。
とにかく小麦の香りと旨味が凄いです。やはりマリーノ社のこの粉は味が良いですね。
キノコソースの塩加減もちょうどよく、チーズを入れたので乳化もよく出来ていて美味しいです。なにより、キノコの旨味が美味しいですね。
マッケローニの食感は、ムチッとした感じで弾力もありました。茹で加減も良かったようです。
久しぶりに作ったマッケローニでしたが、大成功でした。
まとめ
今日のお昼は、マリーノ社の石臼挽きのデュラム小麦粉でマッケローニを作りました。小麦の香りと旨味が凄い、とても美味しいマッケローニが出来ました。きのこソースともよく合っていて、大満足のお昼でした。

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