今日のお昼は、生パスタにしました。相変わらず平日お昼は、生パスタか蕎麦を自作して食べるという食生活が続いています。節約しながらも美味しいものを食べたいという気持ちから始まったこの生活もだいぶ習慣化できたように思います。さて、今日は久しぶりに平打ち太麺のトゥロッコリを作って、それをボロネーゼソースで食べました。なかなか美味しかったのでレポートしてみたいと思います。
平打ち太麺のトゥロッコリ
既に何回かこのブログでも紹介しましたが、トゥロッコリ(トロッコリ)は、生地の上を「トゥロッコラトゥーロ」という歯の付いた麺棒のような道具を転がして切り目をつけて作る、パスタです。
生地の厚さによって、色々な麺に出来ますが、私は、少し太めの平打ち麺として作ることが多いです。
過去にトゥロッコリを作った時の様子は、例えばこちら。
ソースは、ボロネーゼにしました。
では、早速、今日の生パスタ作りの様子を御覧ください。
今日の生パスタ作りの様子
材料
トゥロッコリ:
- デュラム小麦の全粒粉 45g(マリーノ社 石臼挽き デュラム小麦全粒粉)
- 00粉 45g (マリーノ社 石臼挽き 00粉)
- 水 45.0g(加水率50%)
- 塩 0.8g
いつも参考にしている『プロのためのパスタ事典』では、デュラム・セモリナ粉100%で作ると紹介されているトゥロッコリですが、今日は、マリーノ社のデュラム小麦の全粒粉と00粉を半々でブレンドして使いました。
デュラム・セモリナ粉は普通コシを強めたい時に使われますが、今回使っているデュラム小麦粉は香りと旨味は素晴らしいのですが、全粒粉であるためコシは出にくいです。そのため、00粉を加えてコシを補おうというイメージです。
ボロネーゼソースの作り方については、下の記事を御覧ください。
トロッコリを切る
いつものように、こねて寝かせた生地を麺棒でシート状に伸ばします。今日は、厚さは2mm程度としました。
そして秘密兵器登場。
トゥロッコラトゥーロの代わりに、貝印の薄焼き卵カッターを使います。

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こんな感じで、薄焼き卵カッターで切り目を入れます。
この時のコツは、カッターは何回か細かく前後に行ったり来たりさせて切り目をしっかり入れることと、カッターが通った後の生地を手で抑えてめくれ上がらないようにすることです。
それから、私の場合、カッターは生地の真ん中から上に、真ん中から下にと2回に分けてかけていきます。個人的にはその方がうまくいくような気がしています。
カッターだけでは完全には切れないですので、手で丁寧に切り離していきます。
切れ目がしっかり付いていないと、ここの切り離し作業で手こずることになりますので、切れ目をしっかり入れることが大切です。
スペースがあるなら、上のように重ねないで、切り離したストレートな状態で置いておくのが良いかもしれません。
茹でてソースと和える
ソースは、パスタを茹でる前に準備しておきます。
パスタの茹で時間は2分30秒としました。
茹でたパスタを入れて、
サッと和えます。
ちょっと太めの平打ち麺と言った感じのパスタになっています。なかなか良さそうです。
食べる
こんな感じに出来上がりました。
食べます。
お!美味しいですね。
麺のちょっと太い平麺の食感も良いですし、茹で加減もちょうど良かったようです。
デュラム小麦全粒粉のモチッとした感じと、00粉からくるのコシがバランスよく共存しています。
もちろん、デュラム小麦全粒粉由来の心地よい香りも感じられます。
ボロネーゼソースとの相性も良さそうです。
デュラム小麦全粒粉と00粉を半々に混ぜるという今回の配合は結構私の好みですね。
そう言えば、去年の年末、下の回もデュラム小麦全粒粉と00粉が半々の配合で、しかも、ソースはボロネーゼでとても美味しかったのでした。
まとめ
少し太めの平打ちのトゥロッコリを作って、ボロネーゼソースで食べました。もちっとして、それでいてコシもある麺になっていてとても美味しかったです。ボロネーゼソースとの相性もなかなか良かったです。

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