煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【今日の生パスタ】薄焼き卵カッターで作ったトロッコリを挽肉と茎ブロッコリーとのソースで


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今日のお昼は生パスタにしました。ロングパスタのトロッコリを、この前収穫してきた茎ブロッコリーと挽肉で作ったソースで食べました。なかなか美味しい組み合わせでしたので紹介してみたいと思います。

薄焼き卵カッターで作る「トロッコリ」

トロッコリは、麺棒で伸ばした生地に、歯の付いた麺棒のような道具で切り込みを付けて作るロングパスタです。

私は、その道具の代用として下の貝印の「薄焼き卵カッター」を使ってトロッコリを作っています。

chuboos! たまごでリボン 薄焼きたまごカッター FG-5069

chuboos! たまごでリボン 薄焼きたまごカッター FG-5069

過去に作ったトロッコリの様子はこちら:

今日は、このトロッコリを挽肉と茎ブロッコリーで作ったソースで食べました。この前のオレッキエッテの回に作った、ブロッコリーをクタクタに茹でで潰して作るタイプのソースです。

いつも参考にしている『プロのためのパスタ事典』で紹介されている「粗挽きサルシッチャとチーメ・ディ・ラーパのトゥロッコリ」からインスパイアされたものです。

サルシッチャは豚の腸詰めですが、手元に無いので代わりに挽肉を使い、チーメ・ディ・ラーパ(イタリアの菜の花)も無いので、この前畑で収穫してきたブロッコリーで代用してみました。

では、今日の生パスタ作りの様子をご覧ください

今日の生パスタ作りの様子

材料

トロッコリ:

挽肉と茎ブロッコリーのソース:

  • 挽肉(合い挽き)40g
  • 茎ブロッコリー 小6本
  • ニンニク 1片
  • オリーブオイル 小さじ2
  • 赤ワイン 大さじ2
  • 塩、胡椒、クミン

生地を伸ばす

いつものようにこねて寝かせておいた生地を、麺棒で厚さ2~3mmに伸ばします。『プロのためのパスタ事典』ではトロッコリの場合厚さは5mmとかなり太く書いてありますが、私は少し薄めにして平麺になるように作ることが多いです。今度太麺のトロッコリも作ってみたいですね。

打ち粉をしたのし板に、寝かせておいた生地の玉を置き、 f:id:skktmlab:20170208184450j:plain

まずは手で延します。 f:id:skktmlab:20170208184454j:plain

次に、麺棒で丸く伸していきます。 f:id:skktmlab:20170208184457j:plain

蕎麦の時と同じように、麺棒で巻き取った生地の中央部を手で圧力をかけながら転がして(これを四方向で行う)、生地の形を四角形にしていきます(四つ出し)。 f:id:skktmlab:20170208184500j:plain

こんな感じで四角になりました。 f:id:skktmlab:20170208184506j:plain

本延しをして目標の厚さにします。適宜対角線方向にも麺棒をかけて四角形が崩れないように注意します。 f:id:skktmlab:20170208184502j:plain

トロッコリの成形

麺棒で伸ばした生地に、薄焼き卵カッターで溝を切っていきます。 f:id:skktmlab:20170208184509j:plain

こんな感じですね。 f:id:skktmlab:20170208184512j:plain

ここまで来たら、後は手で丁寧に切り離して麺にしていきます。 f:id:skktmlab:20170208184515j:plain 溝が十分入っていれば、結構簡単に切り離すことが出来るはずです。一方で、加水率が高すぎて生地が柔らかすぎたり、溝が十分に入っていないと切り離す時に生地が伸びてしまい、悲惨な事になります。

切り離したトロッコリは、打ち粉をしてから置いておきます。

こんな感じで出来ました。 f:id:skktmlab:20170208184517j:plain

トロッコリは、コツさえ掴んでしまえば、生パスタの中でもかなり素早く作ることができます。というわけで、このブログでも登場回数が多いですね。

ソースの準備

フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニク、挽肉、クミンシードを炒めます。そこに赤ワインを入れて、アルコールを飛ばし、塩・胡椒で味を整えます。サルシッチャにはフェンネルシードが入っているようですが、無かったのでクミンシードでやってみました。

トロッコリを茹で始めたら、茹で汁を大さじ3ほどとってフライパンに入れ肉を軽く煮込んでおきます。

トロッコリと茎ブロッコリーを茹でる

今回、トロッコリの茹で時間は今回は5分30秒としました。トロッコリが茹で上がる3分程前に小さく切った茎ブロッコリーを入れて一緒に茹でます。 f:id:skktmlab:20170208184520j:plain 前回トロッコリを作った時は茹で時間が2分30秒だったのですが、麺の中央部が少し太く感じましたので、今回は少し長くしてみました。

ソースと和える

茹で上がったトロッコリと茎ブロッコリーをフライパンに入れ、ブロッコリーはヘラのようなもので潰します。 f:id:skktmlab:20170208184523j:plain しかし、茎の所は固くて上手く崩れてくれませんでした。もう少し茹で時間が必要だったようです。

パスタの茹で時間が読めない場合は、ブロッコリーはパスタとは別に茹でておくほうが無難かもしれませんね。

最後ソースとパスタを良く和えて出来上りです。

食べる

出来ました。 f:id:skktmlab:20170208184526j:plain なかなか美味しそうです。ちょっと赤ワインが多かったのか挽肉が赤みがかっていますね。

早速食べてみましょう。 f:id:skktmlab:20170208184531j:plain

うん、美味しいです。

トロッコリと今回のソースの相性はなかなか良いですね。

トロッコリの茹で加減もちょうど良かったです。

欲を言うなら、もう少しだけ汁気があった方が良かったかもしれません。

このブロッコリーをクタクタにする系のソースは結構好みですね。作るのも楽ですし、野菜もとれて栄養バランスもいいので、定番にしていきたいです。

まとめ

トロッコリを挽肉と茎ブロッコリーのソースで食べてみました。結構相性が良く、とても美味しく食べることが出来ました。