煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【パン焼き】コンベクションオーブンでブール(丸いフランスパン)に挑戦


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前回のパン焼きからだいぶ時間が経ってしまいましたが、コンベクションオーブンを使ったパン焼きに再挑戦しました。今回は、丸いフランスパンの「ブール」を作ってみます。ブールは、以前オーブンレンジで作ったことがありますが、コンベクションオーブンだとどんな出来になるでしょうか? 

おさらい

ツインバードのコンベクションオーブン(TS-4118)を買ってから、パン焼きも含めて色々なオーブン料理に挑戦しています。

元々、パンをより良く焼きたいということで購入したこのコンベクションオーブンでしたが、前回のパン焼きからはずいぶんと時間が経ってしまいました。その間にも、他の料理に活用することはしていたのですが。

この前のコンベクションオーブンを使ったパン焼きの記事は、こちらですね。

この時には、ミニバゲットを3本焼いたのでした。クープ(=皮の裂け目)の開きはイマイチで、また、焼きムラもあったのですが、味はなかなかよくできました。

今回は、バゲットではなく、丸い形のフランスパンのブールをこのコンベクションオーブンで焼いてみたいと思います。

ブールは、以前、オーブンレンジ(ターンテーブル型)で焼いたことがありますね。

てっぺんが焦げたりしてしまいましたが、かなり美味しいパンになったのを覚えています。

今回の目標は、このブールをコンベクションオーブンで焼いてみることです。クープをお店のパンのように綺麗に開き、表面の焼きムラもなくしたいですね。

では、早速今回のパン焼きの様子をご覧ください。

ブールをコンベクションオーブンで焼く

材料

  • 準強力粉 230g リスドオル
  • 水 154g
  • 塩 3g
  • ドライイースト 1.5g

前回よりも、少し多めにしてありますが、配合割合はこれまでのフランスパンの生地と同じです。

今使っているリスドオルが800gの袋で、前回のミニバゲット3本を作るのにリスドオルを340g使ったので、今回このバゲットで230g使い、もう1回ブールの回を作ると粉をピッタリ使い切るという計算ですね。

HBでの生地の準備(一時間)

いつも同様、まずはホームベーカリーのパン生地モードでこねと一次発酵(前半)を行いました。

出来上がった生地は、打ち粉を良くしたのし板の上に出します。 f:id:skktmlab:20170306132017j:plain

軽く叩き(パンチング)、下側の打ち粉のついた綺麗な面が出るように折り曲げて形を整えます。 f:id:skktmlab:20170306132019j:plain

一次発酵後半(一時間)

これまでは一次発酵の後半はヨーグルティアを使っていました(30℃で一時間)が、すべての容器が出払っていたので、今回は、オーブンレンジの発酵機能(40℃)を使ってみることにしました。

ボウルに入れて乾燥しないように上からラップをかぶせました。 f:id:skktmlab:20170306132023j:plain

一時間後は、こんな感じ。かなり膨らみましたね。 f:id:skktmlab:20170306132021j:plain

これをまた、打ち粉をしたのし板の上に出するのですが、このラップをしたのが大失敗でした

ラップに生地がくっついて、とても作業がしにくくなってしまいました。

以前も同じような間違いをしたような気がしますね。

ラップはダメ!絶対

これは、強く覚えておく必要がありそうです。

なんとか、のし板の上に出しました。 f:id:skktmlab:20170306132025j:plain

ベンチタイム(20分)

形を整え、クッキングシートを敷いた皿の上に置き、上からもクッキングシートをかぶせて20分休ませます。 f:id:skktmlab:20170306132026j:plain

成形&最終発酵(1時間20分)

何回か折り曲げながら丸い形に整えます。 f:id:skktmlab:20170306132028j:plain

成形の仕方は、こちらが参考になります。

ブール | フランスパンをマスターする|お店作りをトータルサポート | ママパン パンとお菓子の作り方と材料を提供するお店

上にクッキングシートをかけ、常温で1時間最終発酵を行いました。 f:id:skktmlab:20170306132030j:plain ちょっとぺたんこで、発酵が足りない感じがします。

これはまずいと思い、追加でオーブンレンジの発酵モード(40℃)で20分発酵させました。

多少ハリが出て、背も高くなりましたかね? f:id:skktmlab:20170306132031j:plain

焼き

コンベクションオーブンは、下段に網とピザストーンを置き、250℃で予熱しておきました。

予熱が終わったら、クープナイフ(上の写真のもの)で4本切れ目を入れます。 f:id:skktmlab:20170306132033j:plain 生地の表面がちょっと乾燥していて、あまり綺麗に切れ目が入りませんでした。

ピザストーンの上に生地を置いて焼きます。これまでやってきたような霧吹きでの庫内への水分補給は行いませんでした。 f:id:skktmlab:20170306132035j:plain

元々の予定では、最初は下ヒータだけで焼いてから、上下ヒーター+ファンで焼くつもりでした。そんな焼き方が、アマゾンのこのコンベクションオーブンのレビューに書いてあったからです。

しかし実際には、焼き始めた時に下ヒーターのみに切り替えるのを忘れてしまい、予定が狂いました

結局、焼きは下のような感じになりました。

  1. 下段 上下ヒーターで10分
  2. 下段 下ヒーター, ファンon 20分
  3. 下段 上下ヒーター、ファンon 7分

出来上がり

当初の予定とは違う焼き方になってしまいましたが、こんな感じで焼きあがりました。 f:id:skktmlab:20170306132040j:plain なかなか良いんじゃないでしょうか

直径15cmの大きなブールが出来上がりました。

クープは、本当はもう少し大きめに開くことを目標にしていたので、少し残念ではありますが、まあなんとか形にはなっているのではないでしょうか。

やはり、最初に下ヒーターだけに切り替えるのを忘れてしまったのが悔やまれます。

裏面の焼き加減はこんな感じですね。 f:id:skktmlab:20170306132045j:plain 平らなピザストーンの上において焼いたおかげか、裏面も綺麗に焼けていますね

少し置いて、粗熱を取ってから切ってみました。粗熱をとっていると、パンが段々と冷えてきて「パリッ、パリッ」と音を立てているのが楽しかったです。

切ってみた断面はこんな感じでした。 f:id:skktmlab:20170306132043j:plain 底面に近い部分の気泡が少ない気がしますが、まあまあではないでしょうか。形としては、前回のブールよりも整ったきれいな形になりました

味見をしてみます。

前回よりも、確かにクラム(中身)が詰まっていて重い感じもしましたが、十分美味しいですね。

半分ほどは夕食で食べ、残りは朝食用として冷凍しました。

なかなか美味しかったです。

大枠では、(細かいことを言ったらきりがありませんが)既にパン屋さんで買ってくるパンとそんなに遜色がない気がしまた。特に、焼き立てで食べられるのが、自作パンの有利な点ですね。

まとめ

コンベクションオーブンで、丸いフランスパン「ブール」を焼いてみました。少し予定外の作り方になってしまった所もありましたが、まあまあの出来でした。パン焼きは、少し時間があるときにしか出来ませんが、これからも続けて行って完璧なパンを焼けるようになりたいです。

TWINBIRD コンベクションオーブン ブラック TS-4118B

TWINBIRD コンベクションオーブン ブラック TS-4118B