今日のお昼は、蕎麦を打って食べました。打った蕎麦を、この前購入した戸隠風の竹ザルに盛って食べてみたところ、なかなか良い雰囲気が出て美味しく食べることが出来ましたので、レポートしてみたいと思います。
本日の趣旨は、蕎麦もそこそこ美味しいものが打てるようになってきたので、見た目にも少し凝ってみようということです。
上の記事で紹介した戸隠風の竹ざるに蕎麦を盛って食べてみます。
蕎麦は、引き続き高山製粉の「蓼科」という蕎麦粉を使っての十割蕎麦です。
今日の蕎麦
何はともあれ、今日の蕎麦をご覧ください。
こうやって竹ザルに盛ってみると、本当に蕎麦屋に来たような気分になりますね。
これは思ったよりも良いです。ついでに買ったお盆も良いですね。
蕎麦のアップはこんな感じ。
では、食べてみましょう。
先ずは自家製の蕎麦つゆで何も薬味を入れずに食べてみます。
お!良いですね。
蕎麦のつながりは前回・前々回よりも悪くなったのですが、食感と香りは今回のほうが良いようです。
やはり、つながりと食感にはトレードオフがあるようですね。
加水率は変えていないので、原因があるとすれば、菊練りの前の潰しこねの回数を10回に増やしてみたことでしょうか。菊練りの時の生地のネチッとした感じが今日は少し弱く感じました。
実際、生地の端に前回まで無かったこんなヒビも出来ていました。これは生地の粘性が弱い証拠ですね。
それはさておき、次に、冷凍保存してあった自家栽培の辛味大根を入れて食べてみしょう。
冷凍保存の期間が長いと辛味はだいぶ落ちてしまいますが、それでも多少は辛味が残っていてなかなか美味しいです。
つながりが悪くなったとは言え、一番長い蕎麦はこんな感じでした。
十割蕎麦でこのくらいつながれば、まあ、良いのではないでしょうか。
ごちそうさまでした。
最後にこういう短い蕎麦をつまんで食べる時、「ああ、食べ終わってしまった」という少し寂しい気持ちになるのは私だけでしょうか。
いやあ、美味しかったです。やはり、見た目が良いとより美味しく感じますね。
この竹ザルとお盆は、買って正解でした。大切に使っていきたいと思います。
ちなみに、今日はお盆にザルを直接置いてみましたが、下に水が垂れるということは無いようでした。
最後に、本当にシンプル、質素な生活を目指すということでしたら、今持っている皿に盛り付けて食べるというのが正しいのかもしれません(あるいは、もっと極端には、皿なんかに盛る必要もないのかもしれません)。
しかし、やはり私には、美味しいもの、自分が心を込めて作ったものは、見た目にも美しくしたいという欲があるようです。
この欲が行き過ぎるのはよくないとは思いますが、適度に受け入れるというのが良いのかなと今は感じています。
今日の蕎麦のまとめ
諸元
項目 | |
---|---|
種別: | 十割蕎麦 |
蕎麦粉: | 高山製粉「蓼科」 120g |
つなぎ: | - |
加水率: | 49% |
水回し: | 80%-10%-10% |
こね: | 潰しこね10回 |
菊練り: | 100回 |
麺帯幅: | 13cm |
切り回数: | 88回 |
平均蕎麦幅: | 1.46mm |
茹で時間: | 60秒 |
総評
評価項目 | 点数 |
---|---|
食感: | ★★★★★☆ |
香り: | ★★★★★☆ |
つながり: | ★★★★☆☆ |
太さ: | ★★★★☆☆(1.61mm) |
まとめ
高山製粉「蓼科」で打った十割蕎麦を、この前購入した戸隠風の竹ザルに盛って食べてみました。これまでは100均の白い皿に盛っていたのですが、それに比べてぐんと雰囲気が出ますね。見た目も味の内というのを実感した一食でした。まあ、器というものは凝りだしたらきりが無くお金もスペースもかかるものだと思いますが、適度に楽しんでいきたいと思います。

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