今日のお昼は、マッカローネスを作ってカルボナーラにしました。普通はカルボナーラといえば、卵に火を通しすぎずクリーミーに仕上げるものというイメージがあると思いますが、今日作ったのは、敢えてスクランブルエッグ状にするナポリ風のカルボナーラです。けっこう美味しかったので、紹介したいと思います。
このナポリ風のカルボナーラは、いつものように『プロのためのパスタ事典]』を参考にしました。
本では、乾麺のペンネッテのソースとして紹介されていますが、私は、棒で筒状に成形するマッカローネス(マカロニの一種)に合わせてみました。
マッカローネスは、前に一度作ったことがありますが、なかなか美味しい生パスタです。
では、作っていきましょう。
マッカローネスを作る
今日は、以下のような粉の配合で作ってみました。
材料:
- デュラム・セモリナ粉(カプート社)45g
- 00粉(カプート社)45g
- 水 45.9g (52%)
作り方:
5分程こねてから、生地をラップに包んで15分ほど寝かせます。
寝かせた生地を適量摘んで、太さ6mm程の棒状に延ばし、5~6cmにカットします。
これに棒を押し付けて前後に転がし、筒状にします。今回は、ダイソーで買った太さ3mmの編み棒を使ってみました(本では5mmの棒を使っていますが、それだとおそらく太すぎると思われます)。
こんな感じですね。
このマッカローネスの成形は、生パスタの中では簡単な方ですので、サクサクできますね。
茹で時間は、今回4分半としました。
カルボナーラソースと和える
材料:
- パンチェッタ(自家製)40g
- オリーブ・オイル 大さじ1
- 玉ねぎ 1/8個
- 卵1個
- チーズ(チェダー)15g
- 胡椒
私は、普通のカルボナーラでは節約のため全卵を使うことが多いですが、これは元々全卵を使うレシピです。玉ねぎが入るのも特徴的ですね。チーズは本とは違いますが、手元にあったつまみ用のチェダーチーズを使ってみました。いつもは節約のためにチーズの代わりにヨーグルトを使ったりするのですが、今日は少し贅沢にしてみました。
ちなみに、パンチェッタはこちらで作った自家製のものです。
作り方:
短冊型に切ったパンチェッタをオリーブ・オイルで炒めます。
刻んだ玉ねぎを入れてサッと炒め、パスタの茹で汁を入れて火を止めます。
茹で上がったマッケローニをフライパンに入れ、刻んだチーズも入れて、サッと和えます。
中火にして、音がし始めたら溶き卵を入れて、10秒くらいゆっくりかきまぜて出来上がりです。
短時間での勝負なので、普通のカルボナーラよりも難しいかもしれませんね。本によると、混ぜる速度が重要だそうです。速すぎず、遅すぎず。今回は、ちょっとだけ火を通しすぎたかもしれません。それでも、半熟のスクランブルエッグ状に出来たので、初挑戦としては上出来でしょう。
皿に盛って胡椒をふったら出来上がりです。
試食
出来ました。「マッカローネスのナポリ風カルボナーラ」です。
なかなかいい感じで、半熟になっていますね。
食べてみます。
お!
これは結構美味しいです。
火の通し加減が少し強すぎかと思いましたが、これで良かったようです。
本に書いてあるように、普通のカルボナーラよりもさっぱりしていますね。
よく考えたら塩は特に入れていなかったのですが、パンチェッタと茹で汁の塩でちょうどよい感じになっていました。
本でもペンネッテに合わせていますが、確かに、このソースはショートパスタの方が合うような気がしますし、ショートパスタに合わせるとしたら普通のカルボナーラよりもあっている気がします。
カルボナーラもいつも同じだと飽きますので、たまにはこういう変化も面白いのではないでしょうか。
まとめ
筒状のショートパスタ「マッカローネス」を、あえてスクランブルエッグ状にするナポリ風のカルボナーラにして食べてみました。普通のカルボナーラよりもさっぱり食べられる感じで、なかなか良かったです。作るのが結構簡単なのでレパートリーの一つに加えたいと思います。