煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【今日の生パスタ】敢えてスクランブルエッグ状にするナポリ風カルボナーラ


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今日のお昼は、マッカローネスを作ってカルボナーラにしました。普通はカルボナーラといえば、卵に火を通しすぎずクリーミーに仕上げるものというイメージがあると思いますが、今日作ったのは、敢えてスクランブルエッグ状にするナポリ風のカルボナーラです。けっこう美味しかったので、紹介したいと思います。

このナポリ風のカルボナーラは、いつものように『プロのためのパスタ事典]』を参考にしました。

本では、乾麺のペンネッテのソースとして紹介されていますが、私は、棒で筒状に成形するマッカローネス(マカロニの一種)に合わせてみました。

マッカローネスは、前に一度作ったことがありますが、なかなか美味しい生パスタです。

では、作っていきましょう。

マッカローネスを作る

今日は、以下のような粉の配合で作ってみました。

材料:

  • デュラム・セモリナ粉(カプート社)45g
  • 00粉(カプート社)45g
  • 水 45.9g (52%)

作り方:

5分程こねてから、生地をラップに包んで15分ほど寝かせます。

寝かせた生地を適量摘んで、太さ6mm程の棒状に延ばし、5~6cmにカットします。

これに棒を押し付けて前後に転がし、筒状にします。今回は、ダイソーで買った太さ3mmの編み棒を使ってみました(本では5mmの棒を使っていますが、それだとおそらく太すぎると思われます)。 f:id:skktmlab:20170324163917j:plain

こんな感じですね。 f:id:skktmlab:20170324163919j:plain

このマッカローネスの成形は、生パスタの中では簡単な方ですので、サクサクできますね。 f:id:skktmlab:20170324163921j:plain

茹で時間は、今回4分半としました。 f:id:skktmlab:20170324163923j:plain

カルボナーラソースと和える

材料:

  • パンチェッタ(自家製)40g
  • オリーブ・オイル 大さじ1
  • 玉ねぎ 1/8個
  • 卵1個
  • チーズ(チェダー)15g
  • 胡椒

私は、普通のカルボナーラでは節約のため全卵を使うことが多いですが、これは元々全卵を使うレシピです。玉ねぎが入るのも特徴的ですね。チーズは本とは違いますが、手元にあったつまみ用のチェダーチーズを使ってみました。いつもは節約のためにチーズの代わりにヨーグルトを使ったりするのですが、今日は少し贅沢にしてみました。

ちなみに、パンチェッタはこちらで作った自家製のものです。

作り方:

短冊型に切ったパンチェッタをオリーブ・オイルで炒めます。 f:id:skktmlab:20170324163926j:plain

刻んだ玉ねぎを入れてサッと炒め、パスタの茹で汁を入れて火を止めます。 f:id:skktmlab:20170324163929j:plain

茹で上がったマッケローニをフライパンに入れ、刻んだチーズも入れて、サッと和えます。 f:id:skktmlab:20170324163931j:plain

中火にして、音がし始めたら溶き卵を入れて、10秒くらいゆっくりかきまぜて出来上がりです。 f:id:skktmlab:20170324163933j:plain 短時間での勝負なので、普通のカルボナーラよりも難しいかもしれませんね。本によると、混ぜる速度が重要だそうです。速すぎず、遅すぎず。今回は、ちょっとだけ火を通しすぎたかもしれません。それでも、半熟のスクランブルエッグ状に出来たので、初挑戦としては上出来でしょう。

皿に盛って胡椒をふったら出来上がりです。

 試食

出来ました。「マッカローネスのナポリ風カルボナーラ」です。 f:id:skktmlab:20170324163935j:plain

なかなかいい感じで、半熟になっていますね。 f:id:skktmlab:20170324163937j:plain

食べてみます。 f:id:skktmlab:20170324163939j:plain

お!

これは結構美味しいです。

火の通し加減が少し強すぎかと思いましたが、これで良かったようです。

本に書いてあるように、普通のカルボナーラよりもさっぱりしていますね。

よく考えたら塩は特に入れていなかったのですが、パンチェッタと茹で汁の塩でちょうどよい感じになっていました。

本でもペンネッテに合わせていますが、確かに、このソースはショートパスタの方が合うような気がしますし、ショートパスタに合わせるとしたら普通のカルボナーラよりもあっている気がします。

カルボナーラもいつも同じだと飽きますので、たまにはこういう変化も面白いのではないでしょうか。

まとめ

筒状のショートパスタ「マッカローネス」を、あえてスクランブルエッグ状にするナポリ風のカルボナーラにして食べてみました。普通のカルボナーラよりもさっぱり食べられる感じで、なかなか良かったです。作るのが結構簡単なのでレパートリーの一つに加えたいと思います。