今日のお昼は、生パスタの「トロフィエ」をボロネーゼにして食べました。トロフィエは、親指のつけ根で生地にひねりを入れるショートパスタで、お手軽に作れる生パスタの一つです。
この前トロフィエを作ったのが、こちらの回ですから、ずいぶん久しぶりですね。
今日は、このトロフィエを、ボロネーゼソースで食べてみました。
では、今日のトロフィエ作りの様子をご覧ください。
材料
- セモリナ粉 45g (カプート社)
- 00粉 45g(カプート社)
- 水 49.3%(加水率54.7%)
- 塩 1g
前回よりも、心持ち加水率を上げてみました。
ボロネーゼソースの方の作り方は、下の記事の通りです。
こね
塩を溶かした水を、小麦粉に少しずつ入れていき、生地をまとめていきます。
ある程度まとまったら、のし板の上で、5分程こねます。
生地にラップをして、15分程寝かせます。
トロフィエの成形
今回は、『まいにち食べたい手打ち生パスタ』に載っている成形方法で成形しました。
親指と人差し指で、生地を一摘みします。
これを、両手の手の平でこすり合わせて、延ばします。
右手の親指の付け根あたりを生地に押し付けて、手前に引き、生地にひねりを加えます。
今日は、生地の固さがちょうど良く、ひねりが入れやすかったです。
こんな感じで出てきました(これで全体の半分くらい)。
茹で
茹で時間は、今回は6分としてみました。
出来上がり
用意しておいたボロネーゼソースと良く和えたら、出来上がりです。
試食
出来ました。
「トロフィエのボロネーゼ」です。
いつみても、トロフィエのこの形は、面白いですね。特に、尖ったところが髭のようで可愛いです。
食べてみましょう。
お、これは良いです。
フォークで持ち上げると、トロフィエの両端のとんがった部分がプルプルと震えて、絶妙な茹で加減になったことが分かります。
食べてみると、表面はツルツル、とんがったところはプリッ、真ん中は少し芯が残っていて噛みごたえがあります。ひねりの部分のデコボコも感じます。
結構面白い食感に仕上がりました。敢えて言うなら「プルプル食感」とでも言えば良いのでしょうか。
いつも参考にしている『まいにち食べたい手打ち生パスタ』や『プロのためのパスタ事典』では、トロフィエにはセモリナ粉は使っていないのですが、私は、今回のようにセモリナ粉が入ったトロフィエの食感の方が好みかもしれません。
特に、今日の食感は、かなり好みでした。欲を言うと、真ん中の部分がもう少し柔らかかったら完璧でした。もっと茹で時間を長くしても良かったようです。私の場合、ショートパスタの時に茹でが足りないということが多い気がしますので、注意ですね。
ボロネーゼソースとの相性も、なかなか良いようです。
まとめ
久しぶりにトロフィエを作って、ボロネーゼソースで食べました。今回は、特に面白い食感の仕上がりとなり、満足の一皿になりました。トロフィエは、成形が簡単なわりには複雑で面白い食感になりますし、ソースの幅も結構広いですので、おすすめの生パスタですね。

まいにち食べたい手打ち生パスタ: パスタマシンを使わずに粉から作る、本場イタリア仕込みのレシピ集
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