先週末のお酒の解禁日に、酒の肴として、今が旬のフキの煮物を作ってみました。やってみたら意外と簡単に美味しいフキの煮物が作れましたので、紹介してみたいと思います。
フキの煮物がまた食べたい
子供の頃、実家では良くフキの煮物が出ていたような気がしますが、実家を出てから、これまで一度もフキを自分で料理したことがないんじゃないかということに気づきました。
不意に、あのフキの癖のある味が懐かしくなって、自分で煮物を作ってみることにしました。あの癖のある味は、なんとなく、日本酒にも合いそうな気がしますしね。
参考にしたのは、こちらのレシピです。
ふきの煮物 by たぷぐち 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが292万品
では、作っていきましょう。
フキの煮物
フキ5、6本の葉を取り除き、フライパンに入るくらいの長さに切ります。
次に、塩をふりかけてまな板の上で転がして、板ずりをします。
フライパンにお湯を沸かし、そこへ塩が付いたたままのフキを入れて、5分程煮ます。
水にとって、粗熱を取ります。(ちょっと写真がボケボケになってしまいました)
冷えたら、周りの皮を剥きます。
この作業はそこそこ面倒ですね。ただ、皮を剥いで綺麗な緑色になったフキを見ていると、なんだか楽しくなります。
皮をとったフキは、水に10分くらいさらしておきます。
次に、このフキを5~6cmくらいにカットします。
煮汁は、水200cc、かつおだしの素、醤油大さじ1、みりん大さじ1、酒大さじ2です。
煮汁が沸騰したら、カットしたフキを入れ、落し蓋をして弱火で煮ていきます。
煮汁が半分になったら出来上がりです。
こんな感じになりました。なかなかそれらしくないですか?
食べてみます。
うん、フキの独特の香りがして、美味しいですね。味付けもちょうどよいです。
今回、自分で作ってみて改めて分かりましたが、フキって栽培されて手に入りやすくなった「山菜」なんですね。
皮をはぐといった手間がかかるところや、癖のある香りがあるところなどは、まさに山菜と同じだなと感じました。
もちろん、山菜と同じく、春を感じられるのも良いですね。
今回飲んだお酒は、「笑四季 Sensation 3 White」。滋賀県甲賀市の笑四季酒造が作る日本酒です。
綺麗な酒質で、これも春を感じさせる味わいでした。最後口にピリッとした辛口な感じが残って、綺麗なんだけど、綺麗すぎないところも良いなと感じました。香りも強すぎず弱すぎず。かなり私の好みです。値段も手頃だったので、定番酒にしても良いなと思いました。
今回飲んだのは火入れしたものでしたが、生のバージョンも飲んでみたいです。
まとめ
酒の肴として、今が旬のフキの煮物を作ってみました。多少手間はかかりますが、特に難しい所はなく簡単に作ることが出来ました。平日禁酒・週末飲酒の生活にしてから、自作のつまみも色々開拓できていますし、美味しい日本酒にも新たに色々出会えて、なかなかいい感じですね。まだしばらくこの生活を続けてみたいと思っています。
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