煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【今日の生パスタ】00粉100%のニュルンとしたマッケローニを、ハーブの効いたオリーブと挽肉のトマトソースで。


f:id:skktmlab:20170418152256j:plain 「今日の生パスタ」と書いていますが、昨日のお昼の話です。普段はデュラム・セモリナ粉100%で作ることが多いマッケローニですが、今回は、セモリナ粉を切らしていたので00粉100%で作ってみました。ニュルンとした面白い食感のマッケローニができましたので、紹介いたします。

マッケローニ(マカロニ)は、言わずと知れた筒状のショートパスタです。マッケローニには下の記事で紹介したように、棒状に延ばした生地を棒で筒状に成形する方法と、シート状に延ばした生地を筒状に成形する方法があります。

www.bonnoutaisan.com

作り方によって食感がかなり異なるので、その時の気分で作り分けると面白い生パスタですね。

棒から作る方法は、こちらの本で、

シート状から作る方法は、こちらの本で学びました。

プロのためのパスタ事典

プロのためのパスタ事典

今日は、シート状の生地から成形するマッケローニを作ります。

マッケローニは、デュラム・セモリナ粉100%で作ることが多いのですが、今回は、デュラム・セモリナ粉を切らしていたので、00粉(カプート社)で作ることにしました。

では、今回の生パスタ作りの様子をご覧ください。

マッケローニ成形の様子

材料

  • 00粉 90g(カプート社)
  • 水 45g (加水率50%)

生地の準備

00粉に水を入れ、混ぜていき、ある程度まとまったら、のし板の上で5分程こねます。 f:id:skktmlab:20170418152226j:plain 00粉だと、加水率が50%ともなると、結構柔らかくてこねやすいですね。

こね終わったらラップをして、15分程寝かせます。 f:id:skktmlab:20170418152227j:plain

寝かせ終わった時には、生地が少しベタついていました。ぎりぎり、ラップに付くことはないという感じですね。 f:id:skktmlab:20170418152229j:plain

マカロニの成形

生地を、厚さ2mmくらいの四角いシート状に延ばします。最終的には、3cm x 6cmの大きさにカットするので、6cmの倍の大きさにするとちょうどよくなります。私の場合は、90gの粉で作った場合に24cm x 24cmくらいに伸ばすことが多いです。

まず、手の平である程度延ばします。 f:id:skktmlab:20170418152231j:plain

次に、麺棒でさらに大きく延ばし、その後、「4つ出し」をして四角くします。 f:id:skktmlab:20170418152233j:plain

できるだけ四角形になるように、さらに延ばしていきます。24cm x 24cmくらいになったら延しは完了です。 f:id:skktmlab:20170418152235j:plain

生地を3cm x 6cmの大きさにカットします。 f:id:skktmlab:20170418152240j:plain

生地を一つとり、横に置き、上辺に糊の代わりの水を少しつけます。 f:id:skktmlab:20170418152241j:plain (今回は生地が柔らかく、水はつけない方がやりやすいようでしたが、生地が乾燥している時は、このようにフチに水をつけると良いです)

編み棒などの棒で巻きつけて、筒状に成形していきます。 f:id:skktmlab:20170418152237j:plain f:id:skktmlab:20170418152243j:plain 生地が重なった部分を中心に、棒を転がして厚さを均一にします。

出来ました。 f:id:skktmlab:20170418152245j:plain

茹で

茹で時間は、今回は、2分半としました。 f:id:skktmlab:20170418152247j:plain セモリナ粉で作った時とは違って、茹でていると筒が潰れてくるくらい柔らかくなるようでした。

茹で上がったら、用意しておいたソースと合わせて出来上がりです。 f:id:skktmlab:20170418152249j:plain

ソースは、こちらの記事で紹介した、ハーブの効いたオリーブと挽肉のトマトソースです(今回は野菜ジュースを使いました)。

試食

出来ました。なかなか大きめの食べごたえのありそうなマッケローニになりました。 f:id:skktmlab:20170418152251j:plain

アップです。筒は潰れ気味です。 f:id:skktmlab:20170418152253j:plain

では、食べてみましょう。 f:id:skktmlab:20170418152254j:plain

お!

食べ始めはニュルンと、少し噛むとムニュッとしていて、噛み続けるとコシもかなりあります

これは、美味しいです。

一番近い食感は、こちらの記事で紹介した「パッケリ」ですね。

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でも、全く同じというわけではなく、これまでで初めての食感です。マッケローニを00粉100%で作った時ならではの食感でしょうか。

見た目的には、筒が潰れていない方が良いとは思うのですが、見た目を犠牲にしても良いと思わせるような食感でした。

ハーブの効いたオリーブと挽肉のトマトソースともよく合っていて、とても美味しかったです。

まとめ

00粉100%でマッケローニを作ってみた所、とても面白い、美味しい食感になりました。ソースも美味しく、なかなか会心の出来となりました。本で紹介されている粉の配合にとらわれずに、色々試してみるのも面白いなと今回思いました。